筒井城(つついじょう)

筒井城の基本情報

通称・別名

筒井順慶城

所在地

奈良県大和郡山市筒井町1612

旧国名

大和国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

筒井順覚

築城年

永享元年(1429)

主な改修者

筒井順慶

主な城主

筒井氏、越智氏、古市氏、松永氏

廃城年

天正8年(1580)

遺構

横堀(水堀)、土塁

指定文化財

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

若槻環濠(奈良県大和郡山市)[2.0km]
稗田環濠(奈良県大和郡山市)[2.3km]
小泉城(奈良県大和郡山市)[2.5km]
大和郡山城(奈良県大和郡山市)[3.4km]
大和田城(奈良県奈良市)[4.6km]

筒井城の解説文

筒井城(つついじょう)は奈良県大和郡山市筒井町にあった城で、室町時代、戦国時代を通じて大和国の政治史の中心的存在であった興福寺衆徒筒井氏の居城であった。

概要
筒井城は近鉄橿原線筒井駅より東北一帯にあり、おおよそ南北400m、東西500mあり、平地部に築かれた中世の城としては比較的規模が大きく、筒井の集落を囲む形で筒井城があった。現在の筒井城跡は、宅地、畑地、水田となっているが、内曲輪と外曲輪を巡った堀跡が点在している。その堀に囲まれた城内には筒井氏とその家臣団の屋敷があった。また『筒井氏と筒井城』によると、筒井には市場があったと確認されており、筒井城の「市場も外堀内部にも設けられていた可能性が高いと思われる」と記載している。また筒井集落は、様々な場所で道が折れ曲がり直進できない構造になっている。これらの道や地割は筒井城が築かれた当時の様子をうかがい知る事が出来る。

沿革
筒井城が築かれた時期については不明であるが、文献上の初見は『満済准后日記』に、大和永享の乱が始まった永享元年(1429年)で城主は筒井順覚。この時は「筒井館」と記載されている事もあった。その後、戦乱の世を生き延び居館から城郭へ発展していったのではないかと思われている。嘉吉元年(1441年)には城主は筒井順永にうつり、応仁の乱、戦国時代を通じて何度か筒井城をめぐる攻城戦が行われその史料も豊富に残されている。

応仁の乱は細川勝元を総大将とする東軍と、山名宗全が率いる西軍の争いであったが、河内ではそれ以前に畠山義就と畠山政長が分かれて争っており、これに大和の国人衆が真っ二つに分かれてそれぞれに加勢し、その流れに応仁の乱が巻き込まれていく。

第一次筒井城の戦い
畠山氏の家督争いをめぐる大和国の諸士にも大きな影響を与える事になる。この争いに筒井順永は畠山弥三郎に与していたが、康正元年(1455年)7月2日に畠山義就軍は筒井城を攻城し、成身院光宣、筒井順永兄弟は防戦したが緒戦で敗北した。

しかし、筒井城そのものは頑強に持ちこたえた。この戦いで大和に点在する西大寺や興福寺等の寺院は脅え、同年8月10日には門を閉じてしまった。その事が呼び水になったのか、同日貝吹山城にいた越智伊予守が出軍して、筒井城の攻囲軍に加わった。この頃箸尾氏、片岡氏は筒井氏の与力になっていて、箸尾城片岡城を守っていたが、畠山義就、越智伊予守連合軍は圧倒的多数によって、これらの城も攻城した。各所で激戦となったようだが、8月19日に筒井城、箸尾城片岡城は落城した。光宣、順永兄弟は福住城へ落ち延びていった。

その後、管領細川勝元の仲介によって畠山義就、越智伊予守連合軍と和睦し、長禄3年(1459年)6月1日に光宣、順永兄弟と箸尾宗信は帰城することになり、筒井城にいた越智伊予守軍は城を去って行った。

第二次筒井城の戦い
第一次筒井城の戦いから11年後、再び大和、河内で勢力を拡大してきた畠山義就が筒井城にも攻城してきた。この時もかなりの大軍だったらしく、抗しきれなかった筒井順永軍は、筒井城から脱出し南西へ約10km距離をおいた箸尾城に退避した。

義就の反対勢力であった畠山政長に属していた諸将は、この時それぞれの城下町が焼かれ、多くの死傷者が出て、殆どが敗れていた。この時の悲惨な状況は『大乗院寺社雑記事』に詳しく記述されている。その後大和は義就派に抑えられることになる。...

筒井城の口コミ情報

金森出雲守様[2016年02月25日]
近鉄筒井駅東の吉野街道を北上、正念寺の向かいに虎口跡のクランク状路地があります。そこを抜けると主郭跡の畑に出ます。石碑は路地を出たところにあります。

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