稗田環濠(ひえだかんごう)
稗田環濠の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 奈良県大和郡山市稗田町
旧国名
- 大和国
分類・構造
- 環濠集落
天守構造
- なし
築城主
- 稗田氏、古市氏
築城年
- 室町時代
主な改修者
- -
主な城主
- 稗田氏、古市氏
廃城年
- -
遺構
- 横堀(水堀)
指定文化財
- 市史跡(稗田環濠及び集落)
再建造物
- -
周辺の城
-
若槻環濠(奈良県大和郡山市)[0.7km]
大和郡山城(奈良県大和郡山市)[2.1km]
筒井城(奈良県大和郡山市)[2.3km]
辰市城(奈良県奈良市)[2.4km]
窪之庄城(奈良県奈良市)[3.6km]
小泉城(奈良県大和郡山市)[3.9km]
大和田城(奈良県奈良市)[3.9km]
古市城(奈良県奈良市)[4.5km]
宝来城(奈良県奈良市)[5.5km]
鬼薗山城(奈良県奈良市)[5.6km]
稗田環濠の解説文
稗田環濠の口コミ情報
2023年04月12日 シロ
稗田環濠
大和郡山城の帰りに寄りました。環濠の端にある賣太神社。そこから少し離れたところに、神社参拝客用の駐車場があります。この神社に祀られているのが、古事記の編纂者と知られる 稗田阿礼。天皇家の歴史を丸々暗記していて、彼(彼女?とする説もあるとか)の記憶をたよりに作られたのが日本最古の書物である古事記。その記憶力にあやかってか、現在では記憶力・学問の神様としても祀られています。
2022年11月30日 RED副将軍
稗田環濠
中世争乱時の防御と水利を兼ねた環濠が残ります✨
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
築城年代等は不詳。室町時代に形成された環濠集落とされます。1444年には、古市胤仙が筒井氏から稗田を奪って城として使ったとの記録があり、城郭として機能していた様です。
見所
自衛と水利を目的とした集落を囲む水濠。かつては大和には約60の環濠集落が存在していましたが、ほとんどが開発により消失。残存度が高い環濠集落のひとつです。東西約260m、南北約260mに渡り幅10m程度の水濠が巡ります。売太神社が主郭であったと考えられています。
2022年06月06日 八咫烏紀伊守鉄龍
稗田環濠
当時のまま、現存する。貴重な場所。一見の価値ありです。
2022年02月28日 583系備前守きたぐに
稗田環濠
JR郡山駅から住宅街を20分ほど歩くと忽然と田畑が現れ、その先が環濠集落です。集落内は新しい家もちらほらありますが、道は集落外と違って、昔ながらの細い道です。濠はコンクリートで固められ、また、農業用にも整備されていますが、水路の幅は人が飛び越えられない程度あり、集落を防御するためのものだなということが見てとれます。
城跡ではなく、現に人が住んでるところを見るので、集落の人とすれ違ったときは挨拶をしてたのですが、地元の方は城巡りの人が訪れるのに慣れている感がありました。
2022年02月16日 首藤志摩守通宗
稗田環濠
かなり護岸されているもののはっきりと環濠が残っています。ぐるり一周しました。地図を見るだけでもテンション上がります。
2021年03月31日 ほむら「近江守」
稗田環濠
堀と神社と集落がとても趣きがあり、良い景色でした。
2016年04月23日 まー刑部卿
稗田環濠
先人の言われた通り売太神社の駐車場に停め濠を廻ってみました。標柱は売太神社近くのは朽ちてしまいわかりません。その他のところは見やすいです。
2015年11月12日 邦順大和守大八郎宗久
稗田環濠
自動車で訪問される方は、賣太神社(めたじんじゃ)の駐車場を利用するのが良いかと思います。
神社内にある周辺図や、神社の側にある整備事業の看板を見ると、集落北東部の「七曲り」の濠がイチオシ?のようです。駐車場から濠に沿って北上すれば見れますので、是非一度。