桜井城(さくらいじょう)

桜井城の基本情報

通称・別名

櫻井城、前掛城、前野城、舞掛城、前崖城

所在地

千葉県旭市桜井字御前577他

旧国名

下総国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

東(千葉)胤頼

築城年

鎌倉時代前期

主な改修者

松平家忠

主な城主

東氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、井戸

指定文化財

再建造物

周辺の城

森山城(千葉県香取市)[5.7km]
小見川城(千葉県香取市)[9.8km]
野手城(千葉県匝瑳市)[14.2km]
本矢作城(千葉県香取市)[16.4km]
大崎城(千葉県香取市)[17.4km]
飯沼城(千葉県銚子市)[18.4km]
前林城(千葉県成田市)[19.8km]
鹿島城(茨城県鹿嶋市)[20.6km]
坂田城(千葉県山武郡)[20.7km]
飯櫃城(千葉県山武郡)[21.4km]

桜井城の口コミ情報

2021年09月23日 国府相模守城介
江ヶ崎城[桜井城  周辺城郭]



椿の海の南側にある方形居館

【歴史】
築城者、築城年代ともに不明。

【遺構】
阿知戸城から北西に1.4kmにある子安神社境内が江ヶ崎城となる。東西90m、南北50mほどの方形居館であり、東側には土塁と空堀が明瞭に残っている。また、南側の水路は水堀の名残となっている。

【感想】
阿知戸城を訪れた後、次の電車が来るまでの待ち時間として訪れたお城です。実は、江ヶ崎城の南にも仲島城というお城があり、どちらに行くか迷った末、こちらにしました。もう少し時間があれば、両方行ったのですが、流石に乗り遅れると次の電車は一時間待たないといけないのは辛いので(汗)

この城は神社が建てられたことである程度遺構が残っています。特に東側から北側に掛けて空堀と土塁は綺麗に残っています。また、南側の水堀とは繋がっていることから、かつては水堀に囲まれたお城だったのではないかと想像しています。

かつては椿の海の南側に面していることから、それに関連するお城若しくは陣屋みたいな場所だったのではないでしょうか。更に江ヶ崎城から南西に僅か400mほどの所にある仲島城と何らかの関りはあったと考えるのが妥当かと。なお、この仲島城は大須賀八左衛門なる人物が城主をしており、戦国時代末期には大須賀氏家臣の加瀬肥後守が城主になっていることから、この辺りは大須賀氏の勢力圏だったと推測されます。

【アクセス】
総武本線旭駅から徒歩で約20分。
子安神社の南側にある江ヶ崎農村公園に駐車可能。

【写真】
1:遠景(南東側から)
2:水堀跡
3:主郭にある子安神社
4:東側の土塁
5:土塁と空堀

2021年09月07日 国府相模守城介
見廣城[桜井城  周辺城郭]



下総では珍しい高低差を利用した連郭式の城

【歴史】
築城年代や築城者は不明だが、嶋田三河守義広の居城と伝わっている。永禄年間(1558~1570)に、正木時忠による東総侵攻により、落城し、城主の嶋田三河守は利根川方面へ落ち延びる途中に捕らえられ殺された。また、嶋田三河守は、常陸の島崎城主の娘を妻としている。

【遺構】
旭市見広にある標高50m舌状台地の先端に築かれており、かつては椿の海の東側湖畔に存在する要害の地であった。下総では珍しく段曲輪が複数存在する連郭式の城郭で、規模は南北約300m、東西約80m、高低差40mである。
主な遺構として、主郭北側の深さ10mほどの空堀、主郭の縁には土塁、二の丸には物見台、主郭・二の丸を中心に複数の段曲輪が残っている。
城の北側にある雷神社は、景行天皇が123年に創建し、千葉氏・源氏・松平氏といった多くの領主からの崇敬が篤い神社です。

【感想】
見廣城を登城する前に、必ず雷神社に立ち寄ってください。神社には見廣城の資料があり、リア攻めの一助となります。宮司さんはお話好きなので、色々な話をしれくれます。自分は聞くことが出来ませんでしたが、もしかすると見廣城の話もあるかもしれません。

雷神社駐車場の南側にある小道から見廣城へ行くことができます。しばらくすると、大きな空堀が出迎えてくれます。空堀を降りると、浅間神社の鳥居がありますので、そこを登ると主郭部分に到達することができます。
主郭と二の丸は地元の方々によって整備されているので、基本的には歩きやすいです。ただし、主郭の中央部分は笹薮となっており、その部分の遺構は分かりません。主郭から二の丸に降りていく途中に複数の段曲輪があり、物見台脇を通っていくと麓に行けますが、個人宅っぽい場所だったので最後まで行っていませんが。
切り立った舌状台地に築かれているので、両脇は断崖のため、北側の台地か南側の麓から攻めれません。守備側としても北に空堀、南は段曲輪による防御を固めたといったところでしょう。

宮司さんからお城の話を聞くことを含め、もう一度再訪してみたいお城です。

【アクセス】
総武本線倉橋駅から徒歩15分または飯岡駅から徒歩25分。
雷神社駐車場、利用可。

【写真】
1:登城口
2:空堀
3:浅間神社鳥居
4:主郭西側の土塁
5:石碑
6:段曲輪
7:物見台脇
8:雷神社

2021年08月28日 国府相模守城介
阿知戸城[桜井城  周辺城郭]



信濃から下総に移封された木曽義昌の居城

【歴史】
天正18年(1590)に、徳川家康の関東移封により、その麾下であった木曽義昌も、信濃木曽から下総阿知戸(現・網戸)に1万石で移封された際に、築城された。義昌が没すると、嫡男の義利が跡を継ぐが、粗暴な振る舞いが多く、慶長5年(1600)に改易され、それに伴い、阿知戸城も廃城となった。

【遺構】
木曽義昌公の墓所がある東漸寺の境内が、阿知戸城の跡となっており、北から西にかけて、堀の跡が残っている。
境内には、木曽義昌・夫人(武田信玄の三女・真理姫)・木曽家代々の供養塔がある。
また、東漸寺から北西に、木曽義昌史跡公園があり、木曽義昌の水葬跡石塔がある。

【感想】
山国から海の近くに移封された木曽義昌が築いた城ですが、どちらかというと陣屋に近いです。遺構の多くは、土地の開発に伴い、消滅しており、唯一の遺構である堀の跡も激藪状態になっており、よく分からない状態です。しかし、周囲の道には折れがあるなど、城の形状を推測できる箇所は所々あります。
木曽義昌が移封された頃は、椿の海(江戸時代初期に干拓された)と呼ばれる湖があり、浮城みたいな状態だったようです。

地元では、木曽義昌をかなり信奉され、今でも「木曽さま」と呼ばれているようです。事実、阿知戸城がある、旭市の市名は、木曽義昌の祖先である「朝日(旭)将軍・木曽義仲」が由来になっています。しかし、木曽氏自体は、上野沼田氏(藤原秀郷流)だそうです。全く関係ないですね(笑) 武田家を裏切ったイメージが強い人物ですが、僅か5年ほどの統治だけで、後世まで慕われており、木曽義昌という武将のイメージがだいぶ変わりました。

【アクセス】
総武本線旭駅から徒歩で15分。

【写真】
1:東漸寺入口
2:木曽義昌・夫人・木曽家代々の供養塔
3:北側の堀
4:堀(やや藪が薄く辛うじて堀の深さがわかる?)
5:水葬跡石塔
6:木曽義昌公石像

2021年01月17日 愛甲左京大夫【相模の凶人】
桜井城



この城の口コミ、書くのヤバいような…🤣

何しろ城に登る入口がありません。大手道はどうやら城の西側から登っていて、堀底道が主郭虎口正面まで続いていますが、何しろ民家の庭を突っ切って行かないと入れません。
他に、城域の南から西側へ入ってくる車道が西に折れ曲がる付近の畑を突っ切り、荒れた竹やぶの急斜面に取り付くルートが考えられます。が、正面はとても登れない垂直の土壁なので、少し張り出した支尾根に取り付き、登れそうなところを探りながら上ると堀切のある帯曲輪に出ます。あと少し登れば尾根に出られます。ルートファインディングの能力が問われます。

遺構は尾根筋を中心にあちこちに見られます。
主郭の南は、上総国にいくつか見られる山稜を城壁に仕立てたような構造で、登ってきた場所の荒れっぷりが信じられないほどヤブがありません。尾根上に浅い堀切跡で仕切られた細長い曲輪が続いています。
主郭付近は土木遺構が固まっているところで、西側を固める土塁と北側に開口した虎口そして登ってくる堀底道が見ものです。

立派な遺構を持ちながら登城口が無く、社会的に難攻不落な城と言えるでしょう。千葉県は城跡の整備に相当気合を入れているようなので、今後ちょっとだけ入りやすくしてくれる事を期待したいです。

2011年08月02日 さくら主膳佑にゃ〜
桜井城

別称前掛城、前野城、舞掛城、前崖城。

鎌倉時代初頭、源頼朝より東ノ荘、三崎郷を与えられた千葉常胤六男東六郎胤頼によって築城されたという。

後に千葉氏一族上代氏が居城したが、永禄八年(1565)掃部助胤正の代に里見義弘の侵攻を受け落城した。

文禄元年(1592)には徳川氏家臣松平家忠が再建、居城したが、その後家忠が小見川城へ移った為僅か3年で廃城となった。

2011年07月31日 半日皇帝下野守
桜井城

城への入口が分からなかったので、遠景のみですm(__)m

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