阿知戸城

阿知戸城([桜井城  周辺城郭])

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阿知戸城の口コミ情報

2026年01月15日 マグロ常陸介祐平


武田信玄の三女真理姫を正室に迎えながら、人質の母・側室・息子・娘を犠牲にして勝頼を裏切り、織田方に寝返った木曽義昌は、織田氏~北条氏~徳川氏~豊臣氏~徳川氏と主を変え、最終的にここ阿知戸の地で1万石の近世大名として亡くなっています。一説によると義昌が木曽谷の地から阿知戸に移封したのは、秀吉が木曽の材木資源を得るためともされるようです。義昌は文禄4年(1595年)に亡くなると近くにあった椿海(湖、後に干拓で田園となる)に水葬されています。跡を継いだ義利は、叔父の上松義豊が信長から拝領の轡を返さないことを理由に殺害したり、密通の疑いがある愛妾と小姓を牛裂きの刑にするなど粗暴な振る舞いが多く、慶長5年(1600年)に改易となり、阿知戸城も廃城になっています。

木曽家の重臣山村良勝・千村良重・馬場昌次は浪人となりますが、関ヶ原前の小山評定に参加し中山道進軍の先導を務め、山村・千村は尾張藩の重臣、馬場は上級旗本として存続しています。また、義昌の三男義春は大坂の陣で大阪城に入城し討死しています。

お城は応永年間(1394~1418年)に北条氏の家臣大橋山城守康忠が築城したと伝わり、天正18年に義昌が入部すると改修して居城にしたとされています。義昌により城内に建立された東漸寺本堂の西側から北側にかけて短いですがL字方に掘が見られます(日没近くの為、写真真っ暗でした)。東総の城郭と居館跡によると、東漸寺周囲の遺構は寺の建立後に構えられたものも含まれており、主郭部分は寺の西側の小字「城之内」と推定しています。

木曽義昌は、裏切りによりイメージが良い武将ではありませんが、地元では善政を敷き愛されており、お城の所在地の旭市の名称由来は、旭将軍(幕末の歌人野之口隆正の歌から)からきたものです。東漸寺には義昌・真理姫・木曽一族の供養塔が建ち、義昌の水葬の地は史跡公園として整備されています(先人様がが写真を投稿されています)。

2021年08月28日 国府左京大夫城介


信濃から下総に移封された木曽義昌の居城

【歴史】
天正18年(1590)に、徳川家康の関東移封により、その麾下であった木曽義昌も、信濃木曽から下総阿知戸(現・網戸)に1万石で移封された際に、築城された。義昌が没すると、嫡男の義利が跡を継ぐが、粗暴な振る舞いが多く、慶長5年(1600)に改易され、それに伴い、阿知戸城も廃城となった。

【遺構】
木曽義昌公の墓所がある東漸寺の境内が、阿知戸城の跡となっており、北から西にかけて、堀の跡が残っている。
境内には、木曽義昌・夫人(武田信玄の三女・真理姫)・木曽家代々の供養塔がある。
また、東漸寺から北西に、木曽義昌史跡公園があり、木曽義昌の水葬跡石塔がある。

【感想】
山国から海の近くに移封された木曽義昌が築いた城ですが、どちらかというと陣屋に近いです。遺構の多くは、土地の開発に伴い、消滅しており、唯一の遺構である堀の跡も激藪状態になっており、よく分からない状態です。しかし、周囲の道には折れがあるなど、城の形状を推測できる箇所は所々あります。
木曽義昌が移封された頃は、椿の海(江戸時代初期に干拓された)と呼ばれる湖があり、浮城みたいな状態だったようです。

地元では、木曽義昌をかなり信奉され、今でも「木曽さま」と呼ばれているようです。事実、阿知戸城がある、旭市の市名は、木曽義昌の祖先である「朝日(旭)将軍・木曽義仲」が由来になっています。しかし、木曽氏自体は、上野沼田氏(藤原秀郷流)だそうです。全く関係ないですね(笑) 武田家を裏切ったイメージが強い人物ですが、僅か5年ほどの統治だけで、後世まで慕われており、木曽義昌という武将のイメージがだいぶ変わりました。

【アクセス】
総武本線旭駅から徒歩で15分。

【写真】
1:東漸寺入口
2:木曽義昌・夫人・木曽家代々の供養塔
3:北側の堀
4:堀(やや藪が薄く辛うじて堀の深さがわかる?)
5:水葬跡石塔
6:木曽義昌公石像

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