府馬城

府馬城([桜井城  周辺城郭])

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府馬城の口コミ情報

2022年02月16日 国府左京大夫城介


正木氏の下総侵攻に与した府馬氏の居城

【歴史】
築城年代は不明だが、築城者は千葉六党の一つ国分氏の一族である国分胤時または府馬(賦馬)時常が築城したと伝わる。
府馬時常の子孫である時持は、永禄8年(1565)に正木氏の下総侵攻に呼応し、木内氏の米野井城を攻め落とすが、木内氏や大須賀氏の反撃により戦死している。

【遺構】
桜井城から北西4.7kmに位置し、標高40mの台地上に南北500mの連郭式の城郭。
畑などに利用されたため、地形は改変された可能性があるが、曲輪、土塁、堀切が残っている。
曲輪は大きく分けて、三つの曲輪群に分かれており、南の曲輪群の地名は要害と呼ばれている。

府馬城から東に350m程行った所には、国の天然記念物である「府馬の大クス」がある大クス展望公園があり、そこは府馬城の出城と言われる山ノ下城となります。残念ながら、遺構は残っていません。

【感想】
北と中央の曲輪群に向かう登城口は複数ありますが、一番南側の登城口から攻めるのが分かりやすいです。その途中にある岩盤を掘削して造られた堀切(切通)はかなり見事なものです。城内は全般的に藪で覆われていますが、土塁や堀切を確認できます。また、畑として改変された箇所もありますが、中心の曲輪を守るかのように段曲輪が配置されていることも確認できます。
南の曲輪群(要害)の登城口は別になっています。他の曲輪群と違い、綺麗に削平された様子を確認することができます。
大クス展望公園にある樹齢1,300年以上と言われている大クスは、クスノキではなく、その仲間のタブノキだそうです。しかし、見るものを圧倒する巨樹なので、府馬城を訪れることがあれば、この大クスも是非見てください。本当に大きいです!

【アクセス】
小見川駅または旭駅からバス(千葉交通の府馬線)に乗車し、茶畑で下車し、徒歩8分。
車の場合は、近くにある大クス展望公園の駐車場から徒歩4分。

【写真】
1:北側の切通
2:主郭?
3:北曲輪群の虎口
4:中央の曲輪群の城塁
5:岩盤堀切
6:南の曲輪群(要害)
7:山ノ下城跡(大クス展望公園)
8:府馬の大クス

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