宇和島城(うわじまじょう)

宇和島城の基本情報

通称・別名

鶴島城、板島城、丸串城

所在地

愛媛県宇和島市丸之内1

旧国名

伊予国

分類・構造

梯郭式平山城

天守構造

複合式望楼型[3重3階/1601年築/解体(改築)]、独立式層塔型[3重3階/1671年改/現存]

築城主

橘遠保

築城年

天慶4年(941)

主な改修者

藤堂高虎、伊達宗利

主な城主

藤堂氏、伊達氏

廃城年

明治4年(1871)

遺構

天守、曲輪、石垣、門、堀

指定文化財

国重要文化財(天守)、国史跡(宇和島城)、宇和島市文化財(上り立ち門)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

石城(愛媛県宇和島市)[7.8km]
法華津本城(愛媛県宇和島市)[11.6km]
天ヶ森城(愛媛県宇和島市)[11.7km]
河後森城(愛媛県北宇和郡)[13.3km]
黒瀬城(愛媛県西予市)[16.5km]

宇和島城の解説文

宇和島城(うわじまじょう)は、四国の愛媛県宇和島市丸之内にあった日本の城である。江戸時代は宇和島藩の藩庁となった。城跡は国の史跡に指定されている(1937年(昭和12年)指定)。

概要
宇和島城は、中世期にあった丸串城(板島城)の跡に藤堂高虎によって築かれた近世城郭である。標高74メートル(80メートルとも)の丘陵とその一帯に山頂の本丸を中心に囲むように二ノ丸、その北に藤兵衛丸、西側に代右衛門丸、藤兵衛丸の北に長門丸(二ノ丸とも)を中腹に配置し、麓の北東に三ノ丸、内堀で隔てて侍屋敷が置かれた外郭を廻らせる梯郭式の平山城で、東側に海水を引き込んだ水堀、西側半分が海に接しているので「海城(水城)」でもある。

現在見られる、天守などの建築は伊達氏によるものであるが、縄張そのものは築城の名手といわれた藤堂高虎の創建した当時の形が活用されたと見られている。五角形平面の縄張り「空角の経始(あきかくのなわ)」は四角形平面の城と錯覚させる高虎の設計で、現に幕府の隠密が江戸に送った密書(『讃岐伊予土佐阿波探索書』)には「四方の間、合わせて十四町」と、誤って記された。

宇和島城には本丸天守から、原生林の中を抜ける間道が数本あり、西海岸の舟小屋、北西海岸の隠し水軍の基地などに通じていた。宇和島城には「空角の経始」、間道、隠し水軍などの優れた高虎の築城術の秘法が、見事に生かされた城だったのである。

城を囲む五角形の堀は、高虎の後の大名にも代々受け継がれたが、現在は堀も海も埋め立てられている。明治以降は大半の建物が撤去され城郭は「城山公園」として整備された。建物は天守、大手門などが残されたが、太平洋戦争中の空襲により大手門を焼失して現在は、天守(重要文化財)と上り立ち門(市指定文化財)、石垣が現存する。

歴史・沿革
平安時代から安土桃山時代
天慶4年(941年) - 警固使・橘遠保が藤原純友の乱鎮定の際、この地に砦を構えたとされる。
嘉禎2年(1236年) - 西園寺公経が宇和島地方を勢力下に置き、現在の城山に砦程度の城を築く。当時は丸串城と呼ばれていた。
天文15年(1546年) - 家藤監物が城主となる。大友氏、長宗我部氏等の侵攻を受けるがこれに耐えた。
天正3年(1575年) - 監物が去り、西園寺宣久の居城となる。
天正13年(1585年) - 豊臣秀吉の四国討伐により、伊予国は小早川隆景の所領となる。隆景家臣の持田右京が城代を務めた。
天正15年(1587年) - 隆景が筑前国に転封となり、代わって大洲城に戸田勝隆が入城。戸田与左衛門が城代となった。
文禄4年(1595年) - 藤堂高虎が宇和郡7万石を拝領し入城。
慶長元年(1596年) - 高虎が城の建造を開始。...

宇和島城の口コミ情報

青き巨星弾正忠かみさん様[2017年08月16日]
宇和島城にお城メダルはありません。天守では100名城カードを1枚200円で売っていました。
売店もありません。

織田大宰大弐晃司様[2017年06月12日]
白漆喰の層塔型天守で、破風・窓がシンメトリーな美しい配置となっている。

藤堂高虎の築城(現存天守は後年伊達氏の築城)で不等辺五角形の縄張りだったが、幕府の隠密が調べても四角形に見えたという

小山 右兵衛督 政光様[2017年05月12日]
天守への近道は石段の方で、急ではありますが、苔むした石垣や、森林のなかに佇む様はまさに幽玄という言葉がぴったりです。特に早朝に行かれると清々しい気分になれます。
天守は9時開城ですが、私の行ったGWの日は朝から人が多かったのもあり8時半過ぎには開いて入らせてもらえました。

プー様[2017年05月08日]
宇和島駅を目指していると、「宇和島城」の看板を見つけましたので、矢印どおりに進むと、門があり、その手前に時間貸しの駐車場があります。これは、ラッキーと思いましたが、天守までは、大変きつい坂でしたので、腰痛もちの私には苦労しました。行きも登りで大変ですが、帰りの下りはまたこたえました。スタンプは、手前に置いて欲しいです。

慶誾尼☆隠岐守姉様[2016年07月29日]
天守閣に登る時、右の緩やかな道と左の急な石段に分かれてます。
左の急な石段は体力持っていかれます。右がオススメです…
帰りに、かどや駅前本店で郷土料理ギッシリの伊達御膳オススメ♪

参議一之介様[2016年07月08日]
登城口は桑折長屋門と上り立ち門の2ヶ所で、駅に近いのは桑折長屋門です。私は桑折長屋門から入りました。ここには大小コインロッカーがあります。利用料は100円で、お金は返ってきます。
途中、急な道で天守に近い道と、遠回りで緩やかな道に分かれます。どちらにも苔むした石垣があり、それが廃城の雰囲気を見せていてなかなか見ごたえがあります。
上り立ち門は、現存する薬医門としては最大級だそうです。

宇和島駅前の商店街は昭和の雰囲気たっぷりに感じました(造られた昭和ではない)。

河野治部少輔かぱ通様[2015年10月14日]
宇和島駅から歩いて10分程で登城口に着きます。宇和島城近くに宇和島藩主の庭園で名勝の天赦園、宇和島伊達博物館などもありますので、そちらも合わせて見学することをおすすめします。

志賀主計頭親次様[2014年09月12日]
9/10PM登城。
桑折屋敷口から登りましたがかなり急な坂道です。
天守閣は小ぶりですが最上階で気持ちいい風が宇和島湾より吹いてきました(^^)
やはり天守閣内の階段がキツい…

強襲ほうらい祭揚陸波様[2013年10月09日]
現存天守の中でも、障子、建具の現存するお城は宇和島城だけだそうです。
宇和島城を見る際にはそちらも意識して確認してみてください。

まるさん武蔵守小町時間割様[2012年10月09日]
どなたも書かれていないので書かせていただきますが…


本日、初めて宇和島城に登城してみましたが…


天守までの本来の登城路が崩落した部分があるとかで通行止めになっていまして、
仮設の階段が設置されていました。


登り降りはますます安全に注意が必要だと感じました。

春風十勝守世遊様[2011年09月16日]
登城口は2つあります。駅から近い復元された門(よく案内に書かれるのはこちら)からと上り立ち門からです。どちらから入っても天守閣まで行けますが、復元門の方の石段は急です。雨の日は滑りますのでご注意を
百名城スタンプは天守閣受付・状態良好

加藤豊後守清正様[2011年08月31日]
天守は小さいながら、周りに幾つもの飾りを付け豪華に見せています。初期のものではなく2代目ですが、それでも築400年近く経っています。内部は少し狭く、当時のままで、階段は急です。最上階は廻り縁はなく、格子で覆われていますが市内を一望できます。場所はちょっと分かりにくい所にあります。ちょっと小高い山と思えばいいです。

ブイシカ太政大臣様[2011年04月30日]
城山に鎮座する三重層塔式天守、天下の伊達の支藩としては小さなイメージだが再建時の時代背景を考えると、適当なサイズだったのかもしれない…最上階から宇和島港方面を眺めると、海方面からの侵攻にも意識した縄張りである事が伺える。高い建物が無かった当時海上から眺めた宇和島城の威容は周囲を圧するものだったに違いない

tomm加賀守様[2010年09月13日]
時間があれば伊達博物館・天赦園も見学したいですね
また天守閣内のチケット売り場に掲示してある「配置御案内略図」は尋ねれば頂けるますよ。

ひゅうが飯(鯛めし)・じゃこ天は絶品です!

宇和島城の周辺観光情報

伊達博物館

宇和島を治めた伊達家の古文書類や武具甲冑、婚礼調度品などを展示しています。貴重な文化遺産を展示している常設展示のほかに、特別展示企画なども催されており、宇和島伊達藩の大名文化を感じることができます。

天赦園

宇和島藩第7 代藩主である伊達宗紀が、隠居場所として建造した池泉廻遊式庭園です。伊達家の家紋に因み様々な種類の竹をはじめ、藤や花菖蒲などの四季折々の花が植栽されており、園内各所に落ち着きのある趣を演出しています。

遊子水荷浦の段畑

「耕して天に至る」と形容される段々畑は、急な山の斜面に石垣を積み上げて造られた階段状の畑地です。雄大な景色は、国の重要文化的景観や日本農村百景に選定されているほどで、下から見上げると、まるで天に上る階段のようにも見えます。

情報提供:宇和島市商工観光課

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