大洲城(おおずじょう)

大洲城の基本情報

通称・別名

比志城、地蔵ヶ嶽城、地蔵岳城、大津城

所在地

愛媛県大洲市大洲903

旧国名

伊予国

分類・構造

梯郭式平山城

天守構造

複合連結式層塔型[4重4階/1609年築/破却]、複合連結式層塔型[4重4階/2004年再/木造復元]

築城主

宇都宮豊房

築城年

元徳3年(1331)

主な改修者

藤堂高虎、脇坂安治、加藤貞泰

主な城主

宇都宮氏、藤堂氏、脇坂氏、加藤氏

廃城年

明治4年(1871)

遺構

曲輪、櫓、石垣、堀

指定文化財

国重要文化財(台所櫓・南隅櫓・高欄櫓・苧綿櫓)、県史跡(大洲城跡)

再建造物

天守、石碑、説明板

周辺の城

米津城(愛媛県大洲市)[7.3km]
萩森城(愛媛県八幡浜市)[10.9km]
曽根城(愛媛県喜多郡)[12.4km]
白木城(愛媛県西予市)[15.6km]
黒瀬城(愛媛県西予市)[17.0km]

大洲城の解説文

大洲城(おおずじょう)は伊予国喜多郡大洲(四国・愛媛県大洲市大洲)にあった日本の城である。別名としては地蔵ヶ嶽城、比志城大津城(大洲の旧称)などがある。

概要
大洲の地は、伊予を南北につなぐ大洲街道・宇和島街道の結節点にあり、また東には四国山脈を抜けて土佐国に出る街道がある。また、すぐ西には大洲の外港とも言える八幡浜(現八幡浜市)があり、大洲は歴史的にはややひなびた立地ながらも交通の要衝といえる場所にあった。宇都宮氏が創建した当初は、肱川と久米川の合流点にあたる地蔵ヶ岳に築城したことから地蔵ヶ岳城と呼ばれた。

江戸時代初期、藤堂高虎らによって大規模に修築がなされ、近世城郭としての体裁を整えた。伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していた。また、明治維新後から現在にいたる地元住民の城郭への保護活動と、平成16年(2004年)に主に市民による寄付によって完成した往時を出来る限り忠実に復元した4重4階の天守も特筆すべき点である。江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓が国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定されている。

歴史・沿革
この地に初めて築城したのは、鎌倉時代末期に守護として国入りした伊予宇都宮氏の宇都宮豊房で、元徳3年(1331年)のことであるといわれている。。

豊房には子がなく筑後宇都宮氏の宇都宮貞泰の子の宇都宮宗泰を養子に迎え、宇都宮氏はその後、国人として二百数十年間にわたって南伊予を中心に支配を行うが、永禄の末期に毛利氏の伊予出兵によって降伏した。天正初年に土佐の長宗我部元親と通じた家臣の大野直之によって大洲城を追われた。しかし天正13年(1585年)にはその大野直之も豊臣秀吉の意を受けた小早川隆景によって攻め滅ぼされ、その小早川隆景が35万石で伊予に入封し、大洲城は一支城となった。

その後戸田勝隆が城主として入ったが、文禄4年(1595年)に藤堂高虎が入城すると近世の城郭として整備され、慶長14年(1609年)には淡路の洲本から脇坂安治が入城し、この2人の時代に天守をはじめとする建造物が造営された。

また脇坂安治の時代に従来の「大津」から現在の「大洲」に城名が変更(異説あり)された。元和3年(1617年)に伯耆米子から6万石で加藤貞泰が入り、以後加藤氏が12代に亘り大洲藩主として治め明治維新を迎えた。

明治時代以降
維新後は城内のほとんどの建築物は破却されたものの、地元住民の活動によって本丸の天守・櫓は一部保存された。しかし天守は老朽化と構造上の欠陥のために明治21年(1888年)に解体された。現在の天守は伝統工法を用い、平成16年(2004年)に復元されたものである。

昭和32年(1957年) - 台所櫓・高欄櫓・苧綿櫓・三の丸南隅櫓が重要文化財に指定される。
昭和34年(1959年) - 苧綿櫓の解体修理が終わる。...

大洲城の口コミ情報

すかしかしぱん先生様[2017年09月24日]
城の北側を降りると川に面した土手を走る道路が伸びており、途中川岸に降りることができます。そこに座って眺めると、城に沿ってゆったりと流れる肱川とそこに遊ぶ鷺、城山の木々に石垣の高低差、黒々とした天守・台所櫓、城山の向こうの岸辺に伸びる塀と川面に浮かぶ鵜飼観光舟の調和が美しく、永遠に見ていられます。
土手をそのままずっとU字に走れば角度で少しずつ姿の変わる様子を楽しむことができ、続けて大洲高校正門付近まで走ればそれがそのまま外堀のラインにあたるようです。
レンタサイクルで是非。

青き巨星弾正忠かみさん様[2017年08月16日]
大洲城のお城メダルはありません。
1階売店の人達に聞きましたが売ってはいないとのこと。

織田大膳大夫晃司様[2017年06月12日]
大洲城天守は古写真、発掘調査、設計図(雛形)のすべてが残っていた為唯一、木造復元できた天守。

2004年復元して直ぐに訪れた時は黒塗りの下見板が真新しかった天守が、13年経つと風雨により台所櫓の下見板と馴染んで歴史を感じさせる佇まいへとなっている。

参議一之介様[2016年07月07日]
伊予大洲駅からバスがありますが、列車、バスとも本数が多いわけではないのに、驚くほど接続が悪いので、注意が必要です。駅員さんに聞いたら、レンタサイクルを扱う自転車屋があるとのことで、自転車を借りました。
城までは歩道がなかったり路側帯がないところはなく、自転車でも問題ありません。

天守一階が受付ですが、ゼロ円のロッカーがあって、身軽に城内を見学できます。
売店で大洲城のタオルハンカチを買ったら、大洲城のイラストシールをもらえました。

大洲城の絶景ポイントは、実は予讃線で紘川鉄橋を渡っているときの車窓からだと、私は思います。

若狭守次郎吉様[2016年05月07日]
大洲城を訪城した際には時間があれば櫓巡りしてみるのをおすすめする。
苧綿櫓は補修が行われ、往時よりも石垣が2.6m程高くなっているそうだ。

若狭守次郎吉様[2016年05月05日]
個人的に好きな城跡です。肱川沿いにある小山にあります。その昔、宇都宮氏城主時代は地蔵ヶ嶽城や比志城といわれていた。また江戸期初期まで大洲は大津と表記されていたので〝大津城〟ともいわれていた。
大洲城は全国でも珍しい木造復元天守で、市民たちの寄付のもとで完成した。
その際にできるだけ忠実に復元するために大洲藩の大工などを取りまとめていたある藩士の子孫宅で見つかった天守の模型を参考にされた。現在は伊予大洲駅近くの大洲市立博物館で展示されているので必見である!
大洲城跡は肱川を挟んだ肱川橋の上から見るのもおすすめする。

あきちい播磨守様[2015年09月04日]
台所櫓(スタンプ設置場所)で100名城スタンプラリーしてる方に大洲城の小さなシール貰えます。期間限定なのかはわかりませんが…。

ООトマシ様[2015年05月17日]
復元と侮るなかれ 本格的な木組みのお城です。
大工さんのいたずらで梁の上に木彫りのネズミが置かれてたとかですが 見つけることはできませんでした

加藤豊後守清正様[2012年04月12日]
復元天守も、一部違う所があり完全とは言いきれません。さらに、城を復元するとなると管理や、費用が莫大に掛かってしまいます。城を復元するのもままならない状態。明治の廃藩治県で壊されなければ、ほとんどの城は残っていた筈。今後の課題になりそう

加藤豊後守清正様[2012年04月12日]
全国的に珍しい木造天守。一般的に復元天守と言えば、木造鉄筋で木造は唯一認められた大洲城だけです。何故かと言うと、法律上禁止されているのです。木造だと、燃えやすく危険だからです。また、木造鉄筋は管理が難しく耐震、耐久性が著しく費用も莫大にかかる為大きな問題となってます。木造も耐久、耐震性に優れる代わりやはり、管理が問題になってきます。

春風十勝守世遊様[2011年09月16日]
城の近くには随所に案内板・案内図があり城巡りしやすくなっています。が、苧綿櫓は見逃し易いかもしれません(案内がほとんどない)。
行き方(駅→天守の場合)は、右手に下台所を見てから右折し、左手にニの丸御殿跡・右手に漆喰塀の坂道を登ります。通常そのまま左側に曲がって天守に向かいますが、苧綿櫓へは右手の漆喰塀に沿って右側に曲がって下さい(ピンク色の道)。そのまま進むと『天守閣は→』『苧綿櫓は↓』と案内板が階段を降りて道なりに行けば、発見
百名城スタンプは天守閣受付・状態ややかすれ

左近衛大将M三郎様[2011年07月29日]
大洲城は、肱川に面した山上を中心に築かれ、南から東側に向け、城下町が開けています。これに符合して、城の南面には、緻密に積まれた長大で美しい高石垣が築かれ、一方で北面は階段状に積んだ古い様式の石垣群となっています。近年、本丸北西角に木造下見板張層塔型の四重天守が復元され、北西側から望むと、高欄櫓、台所櫓との絶妙な均衡の景観を形成し、城の魅力を更に高めています。しかし、この位置は、城下からは見え難い、他に余り例を見ない配置です。将来の肱川対岸への城下町の拡大を意図した配置だったのでしょうか

加藤豊後守清正様[2011年06月08日]
漆黒が実に美しいです。忠実に復元された天守と当時の櫓が、往時の姿を感じさせてくれます。

tomm加賀守様[2010年09月13日]
忘れずに三ノ丸南隅櫓と二ノ丸苧綿櫓も見ましょう
市民会館の有料駐車場が嫌なら、小学校前の観光駐車場は無料で距離も大して離れていませんよ。
肱川の対岸から眺めるのもお勧めです

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