横尾城(よこおじょう)

横尾城の基本情報

通称・別名

尾引城、尾引古城、三日月城、三日城

所在地

長野県上田市真田町横尾字城

旧国名

信濃国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

横尾采女正

築城年

不明

主な改修者

主な城主

横尾氏、真田氏

廃城年

遺構

曲輪、帯曲輪、土塁、堀切

指定文化財

市史跡(横尾城跡)

再建造物

碑、説明板

周辺の城

真田本城(長野県上田市)[1.9km]
真田氏館(長野県上田市)[2.2km]
戸石城(長野県上田市)[2.8km]
松尾古城(長野県上田市)[3.9km]
上田城(長野県上田市)[7.1km]
葛尾城(長野県埴科郡)[12.0km]
岡城(長野県上田市)[13.9km]
荒砥城(長野県千曲市)[15.3km]
尼厳城(長野県長野市)[15.6km]
塩田城(長野県上田市)[15.9km]

横尾城の口コミ情報

2021年03月07日 内記かずりヾ(・ε・。)
猿ヶ城[横尾城  周辺城郭]



猿ヶ城は横尾城の西北約5.7km、南方へ延びる標高約940mの山塊尾根上に主郭が存します。南西麓の長野県道35号線からの比高は150m位でしょか。

行き方は同じ横尾城のリア攻めマップにある弥六城を参照して下さい。お城は県道を挟んで対になってます。車を捨てるまでは一緒ですが、猿ヶ城へはこのチェーン脱着場から300m程松代方面に進み、県道から右手に見える水素水の工場脇の北方へ延びる林道を進みます。距離にして300m位でしょか、目標が無くて説明に困りますが、2箇所目のガードレールを過ぎた辺りのガレ場の斜面で直登を開始して下さい。

お城は県道からその突飛な姿を見る事が出来ますが、三方はほぼ絶壁の為、北側に巻いてから斜面を直登する必要があります。平均斜度は40°位ですが、場所によっては遥かにそれを超えますので二足歩行はとても無理な感じ…おまけに草木があまり生えておらず、表土は柔らかく崩れ易いので大変難儀します。自分は表土に手刀で手首までをぶっ刺し、それからその下にある比較的固めの土をぐりぐりと指で掴む感じで支点を取りました。誰も行かないとは思いますが、登れても同じルートで帰れない場合が人によってはありますので、行くか行かないかは登る途中で判断して下さい!ちなみにお城は諦めても全然後悔しないレベルです。

このお城は完全単郭+αで、ハイライトは尾根端部に位置する物見台と考えられる絶壁の岩場です。堀切があるとされていますが、自然地形でなければ物見台には二重堀切+1条の堀切がある事になりますね。ただここに加工しても誰も攻めて来ないと思うので本当にそうなのかは謎にしときましょう。主郭は意外にも広い削平地、小さな一般住宅なら建てられるかもしれません。それ以外には頑張っても何かを見付ける事は出来ないでしょう。

猿とか鬼が名前に付くお城はそんなんしか寄り付かない事を意味します(最近「鳥」も怪しいと思い始めた。)。比高はそんなに無いのですが難城と言えるでしょう。物見台に登ると落ちたら死ぬし、戻る時は後ろ向きで下りる事になるので此処でも自分と相談して家に帰る事を考えて下さい。

終わりに…最近手放せなくなったのが完全防水作業用手袋です。全く濡れないし、強度はあるし、暖かいしで極めてコスパ高し!皆様の直登LIFEを劇的に変える代物ですので使っていない方は是非お試しあれ!

2021年03月06日 内記かずりヾ(・ε・。)
弥六城[横尾城  周辺城郭]



弥六城は横尾城の西北約5.8km、標高約970mの山塊中腹に主郭が存します。西麓の長野県道35号線からの比高は180m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。お城の西麓、登城路入口付近には広めのチェーン脱着場があるので此処に車を捨てましょう。県道を挟んで反対側に登り石垣の様な構造物がありますのでこれが登城路入口となります。

お城までは一応道らしきものが付いてます。登り始めて3分位すると土留めの石積みの付いた段郭状の平段にぶち当たります。この上に道が続いていて登って行きたくなりますが此処からは北へ進路を変えて下さい。こちら側にも薄っすらと道が付いてますので、竪堀に到着するまでは斜面を登って行かないようにしましょう。竪堀からは城域に入りますので後は上を目指すだけとなります。が、このお城は山塊中腹の斜面に5段の郭を設けた縄張で、城域に入ってからも結構登り続けるので面倒っすね。

お城は謎に満ち溢れています。尾根上に築かれる事が殆どな信濃の山城ですが見事に尾根を外してます。5段の郭があると先に述べましたが、現況は朔平が甘くて4段目までは正直よく判らん♪郭としての独立性が保たれていない感じなんでしょかね、普通に追っていけないです。

謎なのは石積みが結構残っている事です。信濃のお城の神はこの石積みに懐疑的ですが、確かに登城路入口付近のものは後世の桑畑の土留めっぽい(ただ現地に赴くとそうとも言い切れないのさ〜狭く密集してたり登ってたりする。)のですが、城域内のものは結局誰も答えを見出せないと思います。ただ4段目の郭のものは石塁状に石積みが付いてたりもしますので往時のものなのかなと思いました。主郭には薄っすら土塁、背後にはたぶん自然地形に手を加えたと思われる横堀が、斜めに高低差を持って重なる様に2条付いていて山側を遮断しています。又、主郭から更に登るともう一段削平地があって土塁らしきものが確認出来ますが縄張図から外れますので参考まで…

お城の西麓の県道は地蔵峠(新と旧がある。)に至り、上田と松代を最短距離で結ぶ峠道です。真田信之の松代移封の際にも使われ、このお城付近が境目だったと思われます。西麓は江戸時代においても番所ぐらいあっても全然不思議じゃない場所ですが、まぁお城も含めて謎にしときましょう。

2020年05月15日 内記かずりヾ(・ε・。)
長尾城[横尾城  周辺城郭]



長尾城は横尾城(尾引城)の北方約0.8km、南方へ延びる山塊尾根上、標高940mのピークの一つに主郭が存します。南麓からの比高は240m位でしょか。

築城時期、築城者は不明ですが、村上国顕が打越城、長尾城、本城(?)の三つの城を新たに普請させ、打越、長尾には埴科、佐久、小県の諸子に交代で在番を命じたとする横尾丹波守吉信書状の写しが「長亨日記」ていう古文書(真偽不明らしい。)に収録されているそうです。

お城への行き方ですが、事実上横尾城(尾引城)の詰城となっていますので、横尾城から行きましょう。北郭を過ぎて長尾城への分岐(案内板あり。)を認めた後、稜線をひたすら進めば到達出来ます。このルートから行けばアップダウンはそんなに感じませんが、最後に急坂が待ち受けています。又、奥山を結構歩かされますので覚悟は必要です。何だかいつまで経っても着かないような感覚になるんです。自分、山城は好きだけど山登りが大嫌い…特に奥山に入ることには無条件で恐怖を感じるタイプなので何度か気持ちが折れました。ギブしたくなる最大の理由はたぶん横尾城との連続性が微塵も感じられないことだと思います。それでも諦めなかったのは、まだ見ぬ山城に期待するというよりも「ここまで来ちゃったから…」という取り返しのつかない思いだけでした。ちなみに数式にすると下記のとおりとなります。

「お城への期待感」<「ここまで来ちゃった感」

お城はほぼ単郭で、堀切や竪堀が確認出来ます。堀切は埋もれがちで竪堀の方が比較的判り易いです。自分はこんなとこに確かにお城があった!と感動出来るのですが、多くの方にとっては案内板(手作りっす。)が無ければ通り過ぎるかもしれません。行くかどうかを決めるのはあなた次第です!

帰りは案内板に信綱寺へ抜ける道があると書いてあるのでこちらを選択…途中で道は不鮮明になり、暫くすると消滅…たぶん何かを見落としましたw仕方なく直下山、そして出た所は何故か横尾城の北回りコースの先に延びる林道でした。山って恐いですね!お陰様で帰りもたっぷり不安でしたわ…

自分的には達成感で満足出来ましたが、万人受けは全くありません。考え事等ある方は登城中にたっぷり出来ます(自分は断捨離の悩み事を解決しました。)ので是非訪ねてみて下さいまし。

2020年05月14日 内記かずりヾ(・ε・。)
洗馬城[横尾城  周辺城郭]



洗馬城は横尾城(尾引城)の西北約1.7km、洗馬川と傍陽(そえひ)川の合流点の北側にある南方へ張り出す山塊支尾根上、標高約799mのピークの一つに主郭が存します。南麓からの比高は100m位でしょか。立地は松代道と洗馬道を眼下に見下ろす重要な場所でもあります。

築城時期、築城者とも不明ですが、応仁ニ年に村上氏に攻められた記録(千葉城と書かれる。)が残っているそうで、その後はたぶん位置関係から横尾氏の持分でしょうか。そして横尾氏の没落後は、真田郷の領有を武田氏から認められた真田氏の属城の一つとして整備されていたようです。

行き方はGoogleマップに位置登録されている東信森林管理署真田森林事務所を目標に設定して下さい。この事務所の西側に登城路入口があり、付近にある響田足玉神社には駐車する事も出来ます。

お城は比較的緩やかに、段郭の合間を縫って行く感じで何とも素敵な気分に浸れます。主郭に至るまでには2条の堀切も確認され、登城路は本来の大手道を踏襲してるものと考えて間違いは無いと思います。又、途中実に素晴らしい長大な竪堀も残されていますのでここは見落とさないようにしたいものです。主郭は削平具合も見事で土塁付き、切岸には石積みもあったように思われます。主郭からは北側と北西側に堀切が切られ、特に北西側のものは自然地形に手を加えたと思われる大きなものとなっています。これを沢跡と解する方もいらっしゃいますが、沢は山の頂部付近からは流れないので堀切として加工されたと判断してよいと思います。

真田ブランドの素敵なお城の一つです。主郭まではよく整備されており気軽に楽しめるのも魅力です。距離も近いし、横尾城(尾引城)をリア攻めの際は是非訪ねてみて下さいまし。

2020年05月14日 内記かずりヾ(・ε・。)
打越城(内小屋城)[横尾城  周辺城郭]



打越城(おっこしじょう)は横尾城(尾引城)の東方約0.6km、山塊から南西へ長く延びる尾根上、標高約729mのピークの一つに主郭が存します。南麓からの比高は30m位でしょか。

真田信綱の菩提寺、信綱寺の総門である黒門は文政六年に18両で建築されましたが、この門のある細尾根周辺が概ねの城域となります。感じとしては信綱寺周辺を守るように存し、横尾氏の居館である内小屋館とは別な居館の存在があったのかもしれません。

主郭は黒門(だって黒いから…)から東方へ幾つかの小郭を経た所にありますが、お城自体は後世の改変が多く、特に現在も墓地として利用されています。見るべきものは殆どありませんが、主郭背後に堀切が1条確認出来ます。が、誰でもきっと大して感動しないでしょう。

真田幸隆の嫡男信綱にとって打越の地は何か特別な場所だったのでしょうか、菩提寺があるぐらいだし、横尾氏の菩提寺をこの地に移していることから考えてみても想像に難くありません。信綱は父と事績が重なることから、家督相続までの動向が概ね不明な人でもあります。想像の範囲を越えませんが、最初に与えられた所領だったように思えます。理屈とか考証ではなく実際に現地を訪れるとそんな気持ちになりますし(誤った一方通行の考え…危険ですかね。)、そう考えた方がロマンじゃないすかw

真田古城緑地公園が隣りにあるのに何のアナウンスも無く、古城とは何処のことを指して言ってるんだ!と突っ込みたくなるところですが、ここにも砦規模のお城があったことは間違いありません。信綱寺に向かう六文銭ファンは通り過ぎる事なく是非訪ねてみて下さいまし。

2020年05月13日 内記かずりヾ(・ε・。)
大柏山信綱禅寺[横尾城  寺社・史跡]



大柏山信綱禅寺〜通称信綱寺は横尾(尾引)城の東方約0.4km、標高約737mの山間部斜面上平場に存する曹洞宗の寺院です。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。駐車場所に困る事は無いでしょう。

お寺さんには真田信綱夫妻、弟の昌輝、白川勘解由兄弟(信綱の首級を着用していた陣羽織に包んで甲斐に持ち帰ったと伝わり、後に殉死する。)のお墓(昌輝の墓は近世のものらしいっす。)があり、宝物館には信綱の血染の陣羽織の他、古文書、白川勘解由の旗指物等が収められているようです。

信綱寺は元は梅ノ木にあった横尾氏の菩提寺、好雪斎大柏寺だったらしく、横尾氏の滅亡後、信綱によって打越の地に移され大柏山打越寺となりました。その後、昌幸が信綱の菩提寺として寺堂を改築した際に現在の大柏山信綱寺に名前が改められたそうです。

このお寺さん、びっくりするのは現在ある信綱の墓所なんですけど、まるで山城のような場所にあります。寺背後の山塊から延びた細尾根に位置し、左右を自然地形の沢跡かなんかなんだろうけど竪堀様地形で仕切られています。しかも正面は段郭の様な造りで、山側に土塁と堀切でもあればまさしく山城の完成ですwお寺にしては珍しい地形だし、色々想像すんのは勝手だと思うので、未見の方や六文銭ファンの方は是非一度訪ねてみて下さいまし。

2019年05月05日 わる爺陸前守
古城緑地公園駐車場[横尾城  駐車場]



専用の駐車場がありません、公園駐車場借用

2019年05月05日 わる爺陸前守
段郭[横尾城  遺構・復元物]



登り始めて直ぐもそれらしき郭が連続。但し碑が建っているのはココ。

2015年11月04日 アマビエ土佐守
横尾城

上田市真田町★★★

大河ドラマ真田丸に向け周辺の道路整備が行われている、道路拡張工事は出来ず途中に待避所を設ける方式の道路工事が行われている。

真田町周遊バス運行★★★★
既に周遊バスの運行が開始されており麓のゆきむら夢工房を起点~真田氏歴史館~真田氏本城~長谷寺~山家神社~黒門~ゆきむら夢工房の運行が行われている。※月別で運行形態が変わるのでパンフレットによる確認要。



2013年07月15日 赤いRVR甲斐守@松本
横尾城

駐車場は歴史公園に止めて、数分で南側登城口に行かれます。主郭裏手の堀切は、夏場は藪化が激しいので要注意。なお、副郭を経て裏手からは、信綱寺裏山の長尾城へも行かれるようです。

2010年08月23日 3000ロス征夷大将軍マイリバ
横尾城

段郭、石積、虎口等が残されていますが、如何せん城の規模と比例して迫力には欠けてしまいます
しかしながら、小さな丘程度の城でも真田の庄の支城群には画像のような木製解説板が設置されており、キャッスルハンター魂が揺さぶられます
これからの季節、1日で支城群を制覇して、別所温泉で&マツタケなんて最高の日帰りプランです

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