根井氏館(ねのいしやかた)
根井氏館の基本情報
通称・別名
- 根々井館
所在地
- 長野県佐久市根々井亀田621-イ-1他
旧国名
- 信濃国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 根井氏
築城年
- 平安時代後期
主な改修者
- -
主な城主
- 根井氏
廃城年
- -
遺構
- 消滅
指定文化財
- 県史跡(根井氏館跡)
再建造物
- 碑、説明板
周辺の城
-
岩尾城(長野県佐久市)[2.5km]
大井城(長野県佐久市)[3.0km]
伴野城(長野県佐久市)[4.0km]
御影陣屋(長野県小諸市)[5.1km]
平賀城(長野県佐久市)[6.2km]
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根井氏館の解説文
根井氏館の口コミ情報
2024年09月02日 右近将監柚姫
根井氏館
道路の狭い住宅地の中にあります。お寺の境内に説明の看板があります。
2023年05月31日
根井氏館
根井行親、木曾義仲を支えた四天王の一角だったとありました。私牧は塚原一帯(在来種可愛いですよね。大河映えしないのでしょうけれど)
現正法寺さんのお堂と墓域の境に五層供養塔、風雨に磨かれた感じが素敵。
カギ状に配置された石垣は後世のものかもしれませんけれど、武士の居館らしさ、かなと思いました。
東の道端の石仏のある植え込みは、土塁のような気も。時期的に牡丹花の薫る、お庭の綺麗なお寺さんでした。
歌川芳員の描く根井行親の浮世絵もまた馬を担ぎ上げる豪武者で、敗れはしても敵方、畠山重忠公にも劣るものではなかった、そんな将器の表現かと
2022年08月01日 たまちゃん
根井氏館
正法寺のあるところが館跡です。遺構はわかりませんが、根井行親の供養塔があります。
正法寺を中心に、150m四方ほどの地域が、木曽義仲の部将・根井行親(ねのいゆきちか)の館跡であるとされている。
東方にある根々井には、現在も中世的な町割りを残し、字「居屋敷」に政所・政庁、「市坂」に交易市場の名残りをとどめている。
根井氏は滋野党望月氏の支流で、望月牧が衰え、経済の基盤が牧場から平地に移ったころ、大井荘の荘司(荘園の領主の命を受けてその荘園を管理した職)に起用され、農耕に恵まれたこの地帯に居住して栄えた。木曽義仲は拳兵にあたり、信濃各地に強大な実力をもっていた滋野氏一党をたのみ、根井行親を主力として平氏追討の大業をなしとげた。
なお正法寺は、一説には行親の開基といわれているが、寺伝によれば祈願寺とされている。
境内にある石造多層塔は根井行親の供養塔(市有形文化財)と伝えられている。