鎌刃城(かまはじょう)
鎌刃城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 滋賀県米原市番場
旧国名
- 近江国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 土肥氏
築城年
- 鎌倉時代
主な改修者
- -
主な城主
- 土肥氏、堀氏
廃城年
- 天正3年(1575)
遺構
- 曲輪、帯曲輪、石垣、土塁、堀切、切岸、虎口
指定文化財
- 国史跡(鎌刃城跡)
再建造物
- 説明板、模擬櫓
周辺の城
-
太尾山城(滋賀県米原市)[2.4km]
佐和山城(滋賀県彦根市)[4.6km]
彦根城(滋賀県彦根市)[6.2km]
八講師城(滋賀県米原市)[7.3km]
下坂氏館(滋賀県長浜市)[8.2km]
敏満寺城(滋賀県犬上郡)[9.1km]
高室山城(滋賀県犬上郡)[10.2km]
長浜城(滋賀県長浜市)[10.2km]
長比城(滋賀県米原市)[10.8km]
横山城(滋賀県長浜市)[10.8km]
日本100名城・続日本100名城スタンプ情報
番号・名称
- (続)156 鎌刃城
設置場所
- Cafe&Gallery「源右衛門」案内パンフレットボックス[地図]
鎌刃城の解説文
鎌刃城の口コミ情報
2024年10月21日 RED副将軍
鎌刃城
7連続堀切、石積み、桝形虎口、畝状竪堀群と見所多数な湖北の名城🏯
続日本100名城
築城年代は不詳。在地土豪である堀氏の居城と伝わります。
堀氏の出自は定かではありませんが一説には藤原秀郷の系譜とも云われています。
1472年に京極持清の家臣である今井秀遠が、鎌刃城の堀次郎左衛門を攻めたのが最も古い記録とされます。
江北の京極氏・浅井氏と江南の佐々木六角氏との境目の城であったため幾度も争奪戦が繰り広げられ、堀氏は情勢に応じて主家を変えていましたが、1559年以降は浅井長政に属したとされます。
その後、1570年に織田信長が越前朝倉氏を攻めると、浅井長政は朝倉義景と通じて織田信長と対峙。しかし、堀秀村は織田信長へ付いたため、浅井長政により鎌刃城に攻められますが、横山城に詰めていた木下秀吉の援軍により何とか落城は免れたとされます。
1574年、堀氏家老の樋口直房は越前朝倉攻めにおいて木ノ芽城の守備を任されましたが、越前一向一揆が攻め寄せるも城を放棄して勝手に和睦。その責を負って堀氏は改易。所領は没収となり、間もなく鎌刃城は廃城となった様です。
坂田郡の支配権は、堀氏と織田信長の二元統治であったため、織田信長は機会を見つけて粛正したと考えられます。
見所
中山道の番場宿を抑える標高384mの山塊に築かれています。
主郭部から北東と西へ伸びた尾根に郭が連なる連郭式です。
南東に続く細尾根は主郭を見下ろす高所へと続くため、7連続の堀切で厳重に固められており、まさに鎌刃を思わせる見事な遺構です。
主郭は石積みと土塁が周囲を巡り、北に石垣造りの虎口が開口。北東へ伸びた尾根は段郭が連なり、見晴らしの良い北端の郭は物見とされ、東に石垣造の虎口、西山腹には大石垣、北尾根は大堀切によって遮断されています。
主郭から西へ伸びた尾根も段郭と堀切が続き、先端部の西側には近江には珍しい畝状竪堀群があります。
現在は国史跡に指定され整備が行き届いています。番場集落内に複数の駐車場もあり、本格山城の入門としてオススメの物件。比高は250mほどありますが、集落北側から東へ回り込む林道が付いており、林道からは直ぐに7連続堀切を経て主郭に辿り着くことが出来ます。
ヤマビルが多いので冬期の訪城にしてください。
昨日、お城EXPO in 滋賀の会場入り前に3年振り(4回目)に登城して参りました。周辺の支城や砦、寺院跡を含めてこってりと4時間散策!やっぱり良い山城でした。
写真
①②南尾根の7連続堀切
③主郭側面の石積み
④主郭の桝形虎口
⑤北郭の桝形虎口
⑥北郭下の大石垣
⑦北東尾根端部の大堀切
⑧西尾根端部の畝状竪堀群
2024年09月29日 伊豆守十郎
鎌刃城
本丸虎口の立派な石段と石垣、本丸を囲むように残る石垣、南曲輪側の土塁など、近江の土豪の城というイメージを吹き飛ばす重厚感と満足感のある城でした。
2024年06月03日 priusイワ
鎌刃城
高速道路の彦根43ガード下から大手口にて訪問しました。道中は沢山のヤマビルがいる為、事前に対策をしておく方がよいです。大手道を抜けると北の大堀切に出て、北の郭へ続いて行きます。北の郭にも枡形虎口や大櫓跡などがあり見どころが多いです。主郭周りにも石垣が積まれておったり、堀切が沢山掘られていたり、遺構を見るだけでも楽しくなるお城でした。
2024年06月02日 竹中播磨守じゅん兵衛
鎌刃城
第18回鎌刃城まつりに参戦、今日は43ゲートから登城で北の大堀切→大櫓跡→北の曲輪群→主郭→南曲輪を巡る3時間コースでした。楽しかったです✨主郭虎口は小谷城の方角に向いてるそうです、知らんかった勉強になります。
2024年04月08日 竪堀ころりん
松尾寺[鎌刃城 寺社・史跡]
戦国時代に織田信長に攻め焼かれ、江戸時代に彦根藩主の井伊家の庇護を受けて再建された山岳寺院。廃寺となっていますが、立派な石垣が当時を偲ばせてくれます。
2024年02月16日 RED副将軍
ヤナガ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
細尾根に築かれた詳細不明の砦跡🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代、築城主等の城史は詳細不詳。
城主として草山内膳の名が残ります。
地元の里伝には谷向かいのキドラ谷砦との間で戦国時代に戦いがあったと云われます。
見所
番場か、水谷・栗栖へ抜ける間道を抑えるために築かれた山城とされ、北側谷向かいの山陵にはキドラ谷砦があります。
南北に走る尾根上に築かれた460mにおよぶ細長い砦であり、3つの郭で構成され、北斜面には犬走りが認められます。
北端と南端は深さ約5〜6mの堀切で遮断。南端の堀切は土橋が架かっています。
行き方は城域南側の中山集落へと続く道沿いに鉄塔へと続く山道から登ります。比高は約50m程度です。車は集落に入る交差点付近に路肩駐車しました。
2024年02月12日 薊伍壱土佐守
鎌刃城
スタンプと御城印は資料館でゲットできます。登城はまあまあの山道を歩くので滑りにくい靴が必須です。
2024年01月04日 別損山城守瓶割公園前派出所
鎌刃城
車🚗は本授寺さん近くの駐車場🅿️に停めさせていただきました(協力金は払いました😄)
名神高速道路43ゲート(ここからだと、約2km 写真①)をくぐり、手前の池(写真②)を左手に進みます。すると大手口(登山道口.写真⑦)があり、そこからGO‼️、しばらくすると熊除けの鐘🔔があるので、鳴らします。今の季節ヒルなどはいませんでしたが、登山道に落ち葉🍂が積もり滑りやすいです。足元は気をつけましょう。(鈴🛎️など音が鳴る物を持っていく事を薦めます)
登山道は道なりに進みます。過去に滑落事故があったらしく、一応、新しい虎ロープが貼られていますが、ここは山⛰️なので、できれば登山靴で登った方がいいでしょう。
つづら折れの道を進むとT字路(写真③)に出ます。標識ありますが、右手の鎌刃城(左手は蓮華寺方向)方向に進んでください。
約500m位進むと
北の大堀切(写真④)
が見られます。巨大な規模の山城です。
縄張りなどについては、先人や縄張り図などの通りですので、割愛します。(見どころ満載で眺めも良く、北-Ⅳ曲輪・大櫓跡から滋賀県最高峰の伊吹山⛰️もよく見えます。写真⑧)
最後に南郭の7つの堀切もリアしましたので少しふれます。
ここも複数の堀切、奇岩があり、急な斜面を進む為の虎ロープがあります。(写真⑥)見どころ満載ですが、天然アスレチックなので滑らない靴・手袋🧤を装備して登城することをお勧めします。
2023年10月23日 宮内卿あさよし
鎌刃城
いい感じで遺構が残っています。結構規模が大きくわかりやすく整備されています。
2023年10月07日 とんかつおやじND
ヤナガ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
10月8日、15日、22日各日に 銃器を使って有害鳥獣駆除が実施されるようです。
キドラ谷砦、ヤナガ谷砦付近の山予定の方はご注意下さい。
2023年04月16日 RED副将軍
キドラ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
詳細不明のナゾの砦跡🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代、築城主等の詳細不詳。
地元の里伝には、「キドラ谷に城があり、難攻不落の名城であったが、兵糧攻めに合い戦国時代に打ち滅ぼされて、城主初め討死した」と伝わる程度です。
見所
中山道の番場宿から鳥居本へ抜ける街道を押さえる標高250mほどの城山に築かれています。
北側の尾根筋には土橋付きの二条の堀切で遮断されており一番の見所です。更に北尾根を進むと長大な竪堀も確認できます。
山頂に主郭を置き、南東に帯郭が連なるシンプルな縄張りで周囲に竪堀が数条認められますが、主郭より南側は日当たりが良いためヤブ化。主郭部も倒木に覆われています。
行き方は、幾つかルートはあるみたいですが、多分一番楽なルートは以下の通りと思います。
中山投棄場から北へ向かい名神高速道路の高架下を潜る直前の林道付近に駐車。
東へ向かい沢沿いの登山道を進みます。そのままずっと谷部を進み、尾根に当たれば南へ向かい、竪堀を直登。城域北側尾根から侵入します。
途中で倒木が邪魔な箇所がありますが、比較的なだらかなルートで迷わないと思います。
2023年04月09日 tracer_azu
ヤナガ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
北にある向かいのキドラ谷砦とセットで攻城しました。同じく中山投棄所より南の麓からあたりをつけて鉄塔を目指して登りました。
鉄塔のあたりから城内になるのか、もしくは鉄塔を建てた際に改変されたのか切り通し道風の堀切土橋がついているようにも見えますが、手持ちの縄張り図には書いてありませんでした。
城域は縦に長く堀切や土橋が遺っていますが、比高もそれほどなく民家とも近いため、畑利用で改変されたかのような跡があったりと中々判断が難しい箇所もありました。 キドラ砦に行かれるならセットで、、
2023年04月09日 tracer_azu
キドラ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
昔は中山投棄所横にハイキング道があったようですが現在は封鎖されていたので、違う道を模索 投稿線の緩やかそうなところからあたりをつけて直登しました。
堀切や土橋、主郭虎口のスロープなどが個人的には面白かったです。見どころありますが、整備などはされていませんので、薮や倒木もあります、行かれる際はGPSをつけて行かれてください。
眺望のきくところから佐和山城、彦根城、向かいのヤナガ谷砦も見えて戦国期のロマンにひたれました。^ ^
2023年04月09日 tracer_azu
男鬼入谷城[鎌刃城 周辺城郭]
まさに秘境の城といっても過言では無い城だと思います。アクセスは難しく、林道滝谷竹千代奈線を利用して男鬼集落を通過比婆神社鳥居を目指し、鳥居を潜りさらに神社まで車で向かいます。車を停められるスペースは広いです。
道中は悪路、道幅狭く落石などもありますので軽四輪で行かれることをお勧めします。城内電波も入らないところが多いです。
城内は下草もなく、とても綺麗な状態で見学することができました。土木量も多く高低差のある堀切、竪堀等見どころ満載でした。
なぜこのような秘境の城を築く必要性があったのか、文献等も残っていないそうで、妄想が膨らみます。
2023年01月13日 釆女正佐吉。
多和田城[鎌刃城 周辺城郭]
新年初リアは、あの先生の縄張り図取り込んであのお城に…と目論んでたのに、雪がヤバそう。 でも何処か行きたい、とグーグルマップ見てたら多和田城が目に飛び込んできた。
これはお導きだわ、行くっきゃない!
大宝神社を目標にします。神社前に駐車場がありますがここは月極駐車場っぽい。 神社横の坂道に登り口があり、その坂道沿いが登山者駐車場のようです。 縦列駐車で2~3台可。すぐ側の南山登山口から登城しました。
登城し始めて5分ほどで東屋、そこから普通の方なら15分程度でしょうか。何の問題もない、整備された山道です。 でも登り進めると、唸声的音が聞こえる…。 なんだか雰囲気変わってきた…。なんだか暗くなってきた…。
何より、尋常でない高所恐怖症でビビりの私は山頂近くのちょい九十九折り辺りからめちゃくちゃペースダウン。怖くて足が進まない。何度もくじけそうに。 帰りも一度座り込み、「このままお尻ついて下ろうか…でもここで急に獣奴が襲ってきたら立てない。お終い…」と、ポールをグリグリ押し込み立ち上がり、ポールを第三の足にして九十九りました。下山時も同じ場所辺りで唸声的音がしたけど東屋が見えてきた!ここまで下ればもう安心だぜ。
下山後、かぶと山で検索したら北山登山口もあるそうで、そちらの方が道が緩やかだって書いてあった。 南北口でぐるっと一周するのが正解のようです。先に確認しとけよって話です。
というか、そもそも到着した場所は山頂ではなく龍宮の森という場所で南峰だった!山頂はその先で、メインの中峰遺構や多和田の風穴も見てない! 何か小高い山があるなとは思いつつ、この日はもう時間も気力も無かった。何より早く下山したかった。 再訪、悩むなぁ。もう九十九りたくない。北から行くかなぁ。ネットでヒルがめっちゃいるって見たから、行くならやっぱ冬かな〜。
このかぶと山(多和田城)の環状列石群は、看板の通り神籠石様列石と呼ばれていますが、起源や目的は判明していないようです。でも、古くから人の営みがあったかと思うと歴史ロマンですね!←何が?
下山後はすぐ近くのローザンベリー多和田で食事や買い物、夜はイルミネーションがオススメです。
「わぁ~!めっちゃ綺麗~〜♡」
「…君の方が綺麗だよ☆」
ローザンイルミは見たことありません。 妄想です。
2023年01月09日 黒魔帝伊賀守織田仏
鎌刃城
本日、登城中の午前11時頃、30分掛けて登り主郭到着まであと二丁の所で、前方でガサガサと音がして、150m位前方を左から右へと走って横切る熊と思しき黒い大きい動物を目撃し、思わず足がすくみ暫く立ち尽くしてしまいました。幸い熊はこちらには気付かず、右側の尾根を登って反対側に消えて行きましたが、ゴールを目前にして怖くて慌てて引き返しました。熊は冬眠しているから大丈夫と思ってましたが甘かったです。皆さんもお気をつけください。
2022年10月24日 小太郎右衛門督
鎌刃城
林道駐車場から尾根道を一旦降ります。分岐から斜面を登り返すと本丸跡に出られます。片道20分もあればたどりつけます。中世山城では珍しい大手道の石階段が発掘復元されています。
2022年10月02日 竹中播磨守じゅん兵衛
鎌刃城
無料駐車場から近い43番口から登城しました。山頂まで約2Kmですが、よそ見してたら滑落してもおかしくないちょっと不安な道もあります。今日はヤマビルにやられたー、腹立つ。
2022年09月23日 飛騨守勘助
鎌刃城
柵を入ると、異世界に入り込んでしまったような気がしました。頂からの景色はおそらく絶景なのでしょう。本日は生憎の荒天でほぼ何も見えませんでしたが、山全体が堅固な城であったことは理解できました。兵どもが夢の跡!この山城と景色、是非皆さんもご覧いただきたい🙇♀️
2022年06月01日 イオ左衛門佐
西郭群[鎌刃城 遺構・復元物]
南副郭からトラロープにしがみつくように急斜面を降りて行くと、西尾根沿いに階段状の曲輪群が続き、曲輪間には二条の堀切が設けられています。また、ずいぶん浅くなってはいるものの、西郭群西側の南斜面には近江の城では珍しい畝状空堀群が見られ、西端には二条の堀切があります。
なお、急斜面を登って戻るのが気乗りしない方は、そのまま西尾根を進んで滝谷林道に合流し、彦根42番ガードから番場宿に戻るルートもあります。
2022年06月01日 イオ左衛門佐
連続堀切[鎌刃城 遺構・復元物]
南東尾根は岩盤むき出しの上に両側は鋭く切り立った断崖になっていて、鎌刃城の名の通り鎌の刃の上を歩いているかのようです。南東尾根は主郭よりも高所へと続いているため、細尾根に岩盤を掘り込んだ堀切を連続させて断ち切る光景はまさに圧巻でした。
2022年05月31日 イオ左衛門佐
南副郭[鎌刃城 遺構・復元物]
南副郭は堀切で南北二つに区画され、南側の曲輪(南-Ⅱ)の南辺には南東尾根に立ちふさがるように土塁が築かれています。土塁の先は堀切を越えて細尾根が続いており、土塁の外側には石垣が施されています。
2022年05月31日 イオ左衛門佐
主郭[鎌刃城 遺構・復元物]
主郭の北部には北-Ⅴ曲輪以上の規模の石段と石垣を備えた枡形虎口が開口し、門の礎石も確認されています。かつては主郭の周囲は石垣で固められていたようで、西辺はほとんど崩落していますが、東辺は状態良く遺っています。さらに主郭の南辺には石塁がめぐり、織豊期以前の山城でありながら総石垣の一歩手前とも言うべき見事な石の城ぶりです。
2022年05月30日 イオ左衛門佐
北郭群[鎌刃城 遺構・復元物]
北郭群は主郭から北にのびる尾根に階段状に曲輪を設け、北-Ⅴ曲輪には石段と石垣造りの枡形虎口があり、発掘調査で礎石が確認されていることから四脚門による大手門があったと考えられます。虎口の反対側(西側)には水の手が復元整備され、南端の堀切の崖下にある青龍の滝から水を引き込んでいるようです。また、大堀切を見下ろす北端の曲輪(北-Ⅵ)は、周囲を土塁がめぐり半地下の大櫓が大手口からの侵攻に備えて建てられていたと思われます。大櫓の代わりに建てられている丸太組みの簡易な物見櫓からは伊吹山(京極氏城館)から小谷城までを一望することができました。北-Ⅳ-2曲輪にも物見やぐらがあり(こちらは大櫓跡のものよりしっかりした作り)、佐和山城など西方向の眺望が開けています。
2022年05月30日 イオ左衛門佐
大堀切[鎌刃城 遺構・復元物]
大堀切は幅も深さもかなりのもので、大堀切を含む四条の堀切で北尾根を断ち切っています。
2022年05月05日 VTR美濃守シゲ名城オフ会
簡易トイレ[鎌刃城 トイレ]
駐車場脇に簡易トイレ有ります手洗いは無し
2022年05月05日 VTR美濃守シゲ名城オフ会
男鬼峠駐車場[鎌刃城 駐車場]
先達様が置かれたところに口コミします 男鬼峠と書かれた看板あり 5から6台は可能でしょうか 簡易トイレ有ります
2022年04月18日 bombaye 左兵衛督
鎌刃城
尾根筋をうまく使った山城で往時の勇姿を想像できた。30分程度で登れるのでちょうどいい運動になった。虎口がよく保存されていて一見の価値がある。
2022年03月20日 jun1安房守
源右衛門 案内パンフレットボックス[鎌刃城 スタンプ]
パンフレット、スタンプ、御城印まで設置。誰もいなく、御城印代300円とパンフ制作費100円ですが、横のボックスに投函。善意を無にする城友はいないとおもいますが。
2021年11月17日 胡蝶
鎌刃城
クマ出没注意!音を出して歩いて下さい。となっており音楽かけながら向かうとどこからか『ガルルルル』と聞こえてきたので引き返してきました。行かれる方は注意してなるべく大勢で行く事をオススメします。
2021年05月31日 藤主膳佑康之介
鎌刃城
山城にしては、車でかなり近くまで登れますので年輩の方でも行けると思います。但し、結構狭い足場な上、急な坂の所も在りますので、靴はしっかりした物を履いて行くことをオススメします。
2021年04月25日 くっしー治部大輔尚人
鎌刃城
戦国時代後期の城らしく、堀切・竪堀・土橋がたくさんありました。
尾根上に曲輪が多数あります。南の副郭の南と西にさらに曲輪群が続いていますが、上級者向きと看板に書いてたので、今回はやめときました。副郭から観ても厳しそうでした😅
あと、驚いたのは石垣がガッツリあること。石垣の積み方は古いのですが、かなりの高さがあります。天正期に壊城されているので実際はもっと広く石垣があったんでしょうね。
礎石建物跡も発掘で見つかっているそうなので、この地域の先進性を感じることができました。
登る道は三種類あるみたいですが、だいたい中山道番場宿から主郭まで30~40分位ですかね。
車は番場宿の資料館の駐車場を使わせてもらいました。ちなみに資料館には綺麗なトイレもあったので、協力金を払って使わせてもらいました!
2021年04月03日 安濃津中納言壱午
男鬼入谷城[鎌刃城 周辺城郭]
県道17号線から県道239号線に進み、林道に入るコースもあるらしいですが、私は県道17号線を道なりに進み、落合集落に駐車しました。駐車場が満車で、男鬼入谷城に観光客が押し寄せているのか?と思いましたが、カルスト地形が有名な霊仙山に押し寄せているらしいです。本当は落合集落から男鬼入谷城への林道が延びているのですが、車がボロボロになるのは避けたかったので、落合集落に駐車しました。
落合集落から西へ林道を歩いていくと比婆神社の鳥居と男鬼集落が見えてきます。落合集落からここまで徒歩30分です。ここまでは普通に車で行けると思われます。ここまで、車で来れば良かった。
次に比婆神社の鳥居を潜り、比婆神社本堂へ向かいます。ここにも林道がありますが、軽トラは行けると思いますが、それ以外は厳しいです。比婆神社鳥居から比婆神社本堂まで徒歩30分です。本堂は懸造り?みたいです。
さらに、男鬼入谷城へ向かいます。本堂から男鬼入谷城までは徒歩20分程です。登っていくと謎の石灰岩群が見えてきます。そこを左に曲がります。しばらく歩くと曲輪群が見えてきます。
おぉ〜〜と!ここで方向音痴炸裂!!!『ここって何の曲輪だ?』と40分ぐらい立ち往生しました。何せ、目印があまり無いものですから…(言い訳)
何とか現在地が判明し、来た道を戻りました。すると、三重堀切が見えてきます。個人的にはここが1番の目玉だと思います。堀切を登ると本丸です。本丸と二之丸の間にも多くの曲輪があります。二之丸から三之丸に進むとまた堀切があります。三之丸は土塁も明確です。さらに背後には僅かながらも石垣があります。竪堀も少々。
これで満足したので、落合集落駐車場まで戻ります。男鬼入谷城から落合集落までは1時間強掛かりました。比婆神社鳥居付近にて駐車する方はもっと早いはずです。結局、落合集落を出発し、戻ってくるまで4時間ぐらい掛かってしまいました…
感想としてはグーグルマップ風に書くと★★★★☆星4です!アクセスだけでいうと★★☆☆☆星2ぐらいですが、遺構が素晴らしいので星4ですねー
もう少しアクセスが良ければ…
拙い文章ですが、最後までお読み下さりありがとうございました。
2020年12月27日 山城大炊頭
鎌刃城
雪が積もっている場所があり、ズボズボ足が入る所や、ツルツル凍っている所がありましたが、西の尾根の切岸や堀切は、とても良かったです。
2020年11月29日 宮内少輔たわっし
駐車場[鎌刃城 駐車場]
上の駐車場より少し遠いですが、3台くらいなら停めれそうです。
2020年11月21日 小山 美濃守 政光
番場資料館[鎌刃城 関連施設]
続100名城のスタンプのある、ギャラリー源右衛門から100メートル弱上るとある、今年の6月にオープンした資料館。番場宿についてと、鎌刃城についての資料館、郷土の偉人である彫刻師・泉亮之の記念館であります。各種パンフレットあり。鎌刃城の模型あり、パネルありと情報が集められるので、登城前にぜひお立ち寄り下さい。土日の10時〜16時開館のようです。
2020年10月31日 せせらぎ太政大臣
鎌刃城
口コミ情報を見ると結構手強い鎌刃城。300mで登城できるという林道側から入山しようか迷いましたが、たくさん歩く方を選びました。スタンプ設置場所「源右衛門」の200mほど手前のお城の看板のそばに砂利の駐車場を発見することができました。高速道路下の43番ゲートから入山し、駐車場から徒歩36分ほどで登城できました。お城の看板には、ここから3kmと書いてありますが、実際はGPS時計で2.1kmでした。
2020年10月21日 しげしげ主税頭信繁
鎌刃城
林道側から入りました。主郭まで約300mで行けます。さらに進んで副郭まで足を伸ばして行くと、狼煙台や櫓が建っており絶景が観られます。足元は滑りやすいので、履き慣れたトラッキングシューズがいいと思います。
2020年10月07日 まー刑部卿
鎌刃城
15時すぎにスタンプ箇所の【源右衛門】の場所もよくわからずネットで住所を知り行ってみて路駐。手前に公民館もあるので利用するといいです。押印中に地元のおいちゃんに声掛けられ鎌刃城の文化遺産カードを頂いた。本来は土日二配布されているものだ。車ナンバー見て遠路はるばる訪れたのも幸いしたらしい。『ヤマビルが出るよ』と脅され44番ゲートより立入。農道対面にある駐車場に停めビクビクしながら休憩無しで登城。
『琵琶湖に映える夕日が見れるよ』と言われ【北Ⅳ-2郭】で撮影。当初【北Ⅴ郭】の枡形虎口が本郭と勘違い、時間も押し迫って慌てて【本郭】へ。帰りもヤマビルの脅威にぶるって駆け足で下り誤って43番ゲートから出てしまった。ちなみにここは番場城の登城口でもあります。ヤマビルは結局会いませんでした。連続竪堀群も見所と言ってまきたが時間が遅すぎました。44番ゲートから入ると標柱(○丁)は途中で43番ゲートと合わさり少なくなるので気が滅入るのを避けましょう。
2020年09月24日 織田上総介晃司
鎌刃城
番場地区の登城口そばの駐車場に停車。名神高速44番ゲート(獣よけの柵有り)をくぐり抜け、なだらかな山道を約40分で主郭にたどりつけます。
説明板もありますが、トラロープの有る所に遺構有りと思ってください。
大雨のせいか南郭から西郭へのトラロープがなかったため西郭への移動は断念しました。(20/09/21現在)
2020年05月30日 梅鉢近江守Silvine
キドラ谷砦[鎌刃城 周辺城郭]
キドラ谷砦は鎌刃城と同じく中山道を抑える城で、鳥居本宿から番場宿へ摺鉢峠を下ってきた正面の山にあります。城の由緒についてはよく分かっていませんが、地元では兵糧攻めで落城したと伝わっているそうです。
遺構は北の尾根筋を断ち切る二本の堀切が見どころで、土橋も明瞭に残ります。南には竪堀も残りますが、削平された曲輪全体が倒木と細枝の藪に覆われており、探索は困難です。
鎌刃城のスタンプのある番場宿から南へ名神沿いを約3km下って、名神の高架を潜ってすぐの左手が登城口で、そこから東へ山に入ります。谷沿いの山道を進み、尾根に出たら右へ。20分程の道のりです。
2020年05月27日 【G6】OROKA参議
男鬼入谷城[鎌刃城 周辺城郭]
男鬼入谷城は、鎌刃城の南東に位置する城で、築城者とかはハッキリ分かっていないようです。
アクセスは…これがかなり難しいf(^_^;
とりあえずの目的地は、比婆神社になります。私が行ったときは河内の風穴経由で廃村を抜けためちゃ狭くて怖い道を抜けて何とかたどり着きましたが、風穴以降の道は今は通行止めとの事なので、国道8号からの鳥居本町経由で県道239号の北回りで比婆神社を目指してください。道が悪い上に迷子になる可能性高いので、運転とかに自信がない方はやめた方がいいです。
比婆神社の鳥居に着いたら、そこからの道は車ではかなり厳しい道になります。軽トラ等がやっと1台くらいの狭さなので、私はそのあたりに路駐してそこから歩きました。このあたりも自己責任で。
麓の鳥居から神社までは30分くらい登ります。登りきると比婆神社があって、なぜかここには広い駐車スペースがあります。(途中の道はあんなに狭いのに)城は神社の鳥居の左奥から尾根を登った方面になります。なお、右奥に行くと比婆神社の本殿というかがありますが、これが崖の上に建っていてなかなか霊験ありそうな雰囲気のある社です。
…で、城に向かうには左手奥の尾根から山頂まで登って、簡易な案内や木に巻かれたビニールテープを目印にここから他の尾根に移って15分くらいで城域に入ります。神社からの道も整備されてない山奥をさ迷う感じになるので、遭難の可能性も普通にあります。各種装備、複数人数など万全の状態で挑んでください。山奥の奥なので電波も入らない箇所もたくさんありました。
そうしてたどり着いた城ですが、苦労に見合うだけの遺構があります。こんな山奥にまさか、いや山奥だからこそ手付かずに残っていたという感じでしょうか。シャープな切岸を持つ郭、土塁、竪堀、堀切など、それなりにコンパクトながらも充実した遺構が楽しめます。特に山頂北側の三重堀切は一番の見所でしょう。何よりもほぼ無整備なありのままの遺構が楽しめ、感動は間違いなしです。
前述の通り気軽に行ける城ではないので、「行ったことがあるよ」という方が近くにいたら、ぜひ連れて行ってもらいましょう。安全さえ確保すれば超々オススメの城です。
2020年03月01日 King備前守kazu
鎌刃城
青龍の滝迄でナビで案内してくれます。が、鋭利な落石が凄いです。お気をつけて。
2019年08月14日 お猿さん紀伊守せんとくん
鎌刃城
スタンプはアプリにある通りの場所にあります。スタンプはそのまま押すとかなり薄いですが、スタンプ台の机の上にインクも置いてあり、それを使うとマシになりますが、スタンプの枠まで写ってしまうので、試し押ししてから押した方がいいです。
米原駅の西口のレンタカーに自転車が500円で借りれます。アプリの地図を頼りにスタンプ置き場に向かいましたが、行きは緩やかな登り坂ですが、帰りは下り坂で気持ち良く帰れます。
2019年05月24日 鷹樹副将軍慶隆
駐車場[鎌刃城 駐車場]
駐車場の看板は有りません
2019年05月12日 しげぽん
鎌刃城
北4郭にある展望台。木造りで、針金固定ですので登る時はゆっくりで。高速下44ガードからだと緩やかな林道を登るルートなので比較的楽にあがれます。主郭まで男性だと30分から40分くらいです
2019年05月02日 七代目尾張守宗春
駐車場[鎌刃城 駐車場]
数台しか停められません。
2019年04月29日 かなやん摂政
駐車場[鎌刃城 駐車場]
10台くらい駐車できるスペースがあります。ここから名神高速の44ゲートを通って主郭まで40~50分の山登りです。
2018年11月14日 Marky武蔵守
鎌刃城
東側の林道は舗装されていて通行は特に問題ありません。林道からの登城路は殆ど下るだけで主郭に辿りつけます。
2018年11月03日 玉手箱刑部卿
鎌刃城
番場宿の入り口にある、市営?の無料駐車場に車を止め、40分程歩いて登ります。なだらかな道なので、そんなに疲れない(はず)です。下りは20分で戻ってきました。50分のコースもありますが、たいして変わりはないです。
山林道から車で行く方法もありますが、倒木、がれきが散在してます。バイクも車も、オフロード仕様であろうが、絶対通行できません!!この山林道をちなみに歩いてみましたが、時間はかかるし、裏手から本丸への道は険しいし、さんざんでした。登山道から40分ほど時間をかけて、ゆっくり登りましょう。
2018年03月30日 明石則実右大臣【二つ雁金】
鎌刃城
2017年の台風の影響で車で通れる林道が通行不可。そのため、車で行かれるのであれば、最も距離のある道を歩く方がいいかも知れません。(徒歩40〜50分ほど。関西オフ会で確認済み)
西番場公民館から東側に位置する町屋橋の駐車スペースであれば10台程度なら停めることができます。ここから名神高速高架下に防獣フェンスがあり、ここから登城道に入ることができます。あとは道なりに進めば、土橋状地形→大堀切→大櫓跡と遺構が続いていきます。
一段下にある西廓跡は、かなり高低差があるので女性や子供には厳しいかも。男性でもかなりヒーヒー言うと思います。
2017年04月29日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
鎌刃城
鎌刃城、仏生寺の反対方向から車でのぼりましたが、途中の道路の崖崩れ頻発具合いと落石発生具合い、倒木具合い半端ないです。ここまで道がヤバイのは初めてです。公共交通で行けないが車で行っても駐車場はなし。山道にありがちな膨らみみたいなスペースはありましたが。晴天の日しか無理。私は曇りの日に行ったら瞬く間に雷雨と突風喰らいました。
2015年10月25日 vino-s
鎌刃城
15年ぶりに再度発掘された本丸虎口門下の石垣、近々再度埋め戻すとのことです。早めに見学を(米原教育委員会で確認を)
2015年08月30日 石田大宰帥いしのすけ
鎌刃城
向かって一番左の口より登城。細い堀切が結構つらかった。ヒルに数ヶ所かまれました。行かれる方、靴下は、長めなのをご用意した方がいいです。
2013年08月24日 ŧ‹”ŧ‹”。
鎌刃城
番場宿へ入り小さな川の所に鎌刃城跡の看板があります。駐車場はありません。高速道路の方へ進むとトンネルに野獣よけの柵がありそこからが、鎌刃城の登城口です。比較的なだらかな斜面を約40分ほど登ると大堀切が出迎えてくれます。途中、これでもかと言うほど『←鎌刃城』の立札があるため迷う事は、ないかと思います。
主郭には、縄張り図も置いてあり虎口や石垣、また水の手から引いた山水があります。最後の西郭右側より、トラロープを使って下りて行くと連続竪堀がありますがかなり急な斜面のため帰りも登れる体力があるか考えてから挑戦した方がよろしいかと思います。
青龍滝へは案内板から途中切り通しを抜けて10分ほどで滝に着きます。小さな滝ながらもマイナスイオンたっぷりで、こちらで涼をとっても良いかと滝の落ち口には、おとなしい感じの不動明王が鎮座し、そこの川に城内へ水を引き入れるためにせき止める板をはめ込む加工跡が岩に見受けられます。
鎌刃城は、カマハと読み城郭が草刈り鎌の形から名前をつけたようです。
2013年04月08日 青コアラ美濃守
鎌刃城
米原IC下の「樋口西」交差点を南へ入り、工業団地を抜けると舗装された林道があります。(小さい案内板あり)途中軽く土砂崩れが起きている箇所がありますが、車一台分の幅は空いているので通れました。峠を登り切った辺り右側に入口があり、左側に駐車スペースもあります。
ここからなら南尾根の先端の切通しまで歩いてすぐです。麓から歩いた方が攻城気分が高まりますが、ラクしたい方はこちらがオススメです。
この林道は番場地区からも通じているようですが、こちらはかなりの悪路らしいので要注意。
鎌刃城の周辺スポット情報
南副郭(遺構・復元物)
虎口(遺構・復元物)
青龍の滝・鎌刃城水の手跡(遺構・復元物)
大堀切(遺構・復元物)
連続竪堀群(遺構・復元物)
大石垣(遺構・復元物)
北郭群(遺構・復元物)
主郭(遺構・復元物)
連続堀切(遺構・復元物)
西郭群(遺構・復元物)
説明板(碑・説明板)
主郭(碑・説明板)
鎌刃城址案内板(碑・説明板)
切り通し(碑・説明板)
桝形虎口(碑・説明板)
曲輪(碑・説明板)
副郭(碑・説明板)
堀切(碑・説明板)
殿屋敷遺跡(碑・説明板)
男鬼入谷城(周辺城郭)
キドラ谷砦(周辺城郭)
枝折城(周辺城郭)
菖蒲嶽城(周辺城郭)
ヤナガ谷砦(周辺城郭)
仏生寺砦(周辺城郭)
松尾寺山砦(周辺城郭)
多和田城(周辺城郭)
土肥殿屋敷(周辺城郭)
竜宮山砦(周辺城郭)
堀氏館(周辺城郭)
番場城(周辺城郭)
六波羅山遺跡(寺社・史跡)
直孝神社(寺社・史跡)
松尾寺(寺社・史跡)
源右衛門 案内パンフレットボックス(スタンプ)
簡易トイレ(トイレ)
駐車場(駐車場)
駐車場(駐車場)
男鬼峠駐車場(駐車場)
キドラ谷砦登城口(駐車場)
駐車場(駐車場)
番場資料館駐車場(駐車場)
駐車スペース(駐車場)
番場資料館(関連施設)
44ガード側案内板(その他)
彦根43ガード(その他)
『今井軍記』によると文明4年(1472)に今井秀遠が堀次郎左衛門尉の立て籠もる鎌刃城を攻めており、この頃にはすでに堀氏の城として機能していたことが分かる。天文7年(1538)には六角定頼が湖北に侵攻し、鎌刃城、太尾山城、磯山城、佐和山城がことごとく落城している。
『嶋記録』によると当時の鎌刃城主・堀石見は京極高広方に属していたことが知られ、当時の坂田南郡は六角氏と浅井氏の抗争に加え、湖北の守護京極氏政権も維持されているという、複雑に錯綜した地域であったようである。
元亀元年(1570)、浅井長政が織田信長に反旗を翻すが、鎌刃城主・堀秀村は木下藤吉郎の説得によって織田方についた。信長は戦時下の湖北支配を堀氏に任せ、一説には坂田郡で6万石を賜ったといわれている。
秀村の発給した文書は坂田郡にとどまらず、浅井郡内の竹生島や菅浦にまでおよんでいる。こうして鎌刃城は単なる境目の城というだけではなく、戦国武将・堀氏の居城として湖北支配の拠点ともなった。
しかし、『当代記』によると天正3年(1574)に堀氏は突然改易され、これにともない鎌刃城も廃城となったとされる。