長比城(たけくらべじょう)

長比城の基本情報

通称・別名

長比砦、野瀬小城、野瀬山城

所在地

滋賀県米原市柏原/岐阜県不破郡関ヶ原町今須

旧国名

近江国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

浅井長政

築城年

元亀元年(1570)

主な改修者

主な城主

浅井氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、竪堀、虎口

指定文化財

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

松尾山城(岐阜県不破郡)[3.8km]
八講師城(滋賀県米原市)[4.2km]
京極氏城館(滋賀県米原市)[4.2km]
不破の関(岐阜県不破郡)[4.2km]
菩提山城(岐阜県不破郡)[7.8km]

長比城の解説文

長比城跡は、伊吹山より派生する滋賀県と岐阜県にまたがる野瀬山の山頂に位置している。

米原は江南の六角氏と、江北の京極氏、さらに浅井氏の境に加えて、東側で美濃国(岐阜県)と接する国境地帯でもあったため、国境警備の山城「境目の城」が多く構えられた。長比城もその一つである。

長比城が「境目の城」として明確になっていくのが、浅井長政による織田信長への離反である。元亀元年(1570)4月、越前の朝倉義景を討伐していた織田信長に対して、信長の妹お市の方の婿である浅井長政が信長を攻撃した。九死に一生を得た信長は軍勢を整え、元亀元年6月浅井長政の討伐へ向かった。これに対して、浅井・朝倉連合軍は、美濃の国境に防御ラインを設けた。『信長公記』には、「去程に、浅井備前越前衆を呼越し、たけくらへ・かりやす両所に要害を構え候」とある。信長の侵攻に対して、越前衆の力を借りて、長比城・苅安城(上平寺城)を改修したのである。しかし、守備していた堀秀村・樋口直房は信長軍に内応し、両城はあっけなく落城した。

長比城の遺構は、大きく東と西の曲輪から成り立っている。両側の曲輪は、東西約50メートル、南北最長で約30メートルで、分厚く高い土塁が巡り、東側に食い違いの虎口を設け防御している。東の曲輪は、西の曲輪より一回り大きく、東側の土塁は厚く高いものとなっている。東側と北側に食い違いの虎口を設けており、東側(美濃側)を意識した構造となっている。

情報提供:米原市教育委員会歴史文化財保護課

長比城の口コミ情報

青コアラ丹波守様[2017年05月16日]
国道21号から来ると、柏原東交差点を北に入り踏切を渡って右折、すぐ左の神社の脇の道に入り分岐を左へ。砂防ダムの手前に数台分の駐車場があります。
あとは山頂まで道標に従って20分ほど。
城跡碑は少々分かりにくいですが、主郭の真ん中辺りにあります。
主郭の西側虎口付近からの眺望が良く、21号・名神高速・東海道本線・旧中山道などが一望の下に見渡せ、いかに要衝の地に位置していたかがよく分かります。

近江守Silvine様[2016年03月04日]
以前は登城口がわかりにくかったとの事ですが、のろし駅伝を実施した為か道がかなり整備されています。
砂防ダム手前に城の説明看板があり、その後ろの「野瀬山山頂」と書いてある方向が城跡です。
100mおきに「山頂まで○m」と書いた看板があり、おそらく迷うことはないと思います。

肝心の城跡のほうですが、西曲輪〜主郭虎口までは草も刈ってあり、かなり見やすいです。
ただ、主郭は草木もあまり刈られておらず、残念な感じです。
これはおそらく、主郭虎口でのろし駅伝を実施した為、その場所までの草だけ刈った為だと思われます。
主郭虎口にはその時使用したドラム缶などが放置してあり、知名度を上げる為のイベントの功罪を感じさせます。

まったり丹波守屋様[2011年01月10日]
さらに山を登ると秋葉神社に出ます。神社付近に道標があります。途中から道がわかりにくく成りますが尾根沿いに登れば着きます。帰りに迷わない様に気をつけてください。

足軽越中守一歩様[2010年12月23日]
入り口より1km弱の所が城跡との説明あり。が、突き当たりが砂防ダムで、そこなのか?さらに山道を歩いて登るのかわからず。

古楽侍従広家様[2010年10月27日]
織田信長の金ヶ崎退き口の後に、信長の近江侵攻に備えて東山道を浅井方が抑えるために築城された堅城。竹中半兵衛の調略によって戦わすして開城。

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