須川山砦

須川山砦([長比城  周辺城郭])

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須川山砦の口コミ情報

2024年03月21日 RED副将軍


小規模ながらも技巧的な縄張りの長比城の出城🏯

オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎

築城年代等の詳細不詳。
長比城と立地が近いことや類似する城郭構造であることから同時期に浅井長政により築かれたと考えられています。
長比城は浅井長政が織田信長勢に備えるために美濃との国境付近に築いたものであり、須川山砦はその出城として機能したものと思われます。

見所
長比城のある野瀬山から北西の尾根続きの峰に築かれています。
南北に細長い単郭に高く分厚い土塁が巡り、南北両端に虎口が開口。南虎口は土塁を設けて南東へ下るスロープ状のものであり、北虎口は外桝形が認められ、西下には南北に二ヶ所の土塁があり横堀を形成し、南は竪土塁により側面移動を制限しています。
北側尾根は堀切で遮断され、更にその北側に東に二条、西に三条の竪堀が落ちています。
単郭で小規模ながらも虎口と高土塁で囲まれた技巧的な縄張りです。

行き方は、長比城の登城路に須川山砦への分岐点があります。道は明瞭ではありません。無理に直登するよりも回り込んで緩やかな尾根に取り付くのが正しいルートです。

2023年08月13日 鈴木剛


浅井・織田両家の同盟破綻後に、浅井長政が築城。土塁・堀切・竪堀があります。

2021年12月14日 釆女正佐吉。


長比城を目指すルートから登城しました。道々何ヶ所も案内板が設置されており、須川山砦へ行く案内も出ています。

長比城への遊歩道には、ありがたい事に「山の動物に人が来たのを知らせてあげよう!たたいて鳴らして!」と書かれた小さな鐘が設置してあります。
それが3〜4ヶ所もあるし、同行者がやたらと新しめの動物のフンを見つける(シカでは無い何か…「クマやて」と言い切る)し、熊よけ鈴の鳴りが悪いしで、ビビりの私はやたらと「おーい!おるかぁ?」と大声を出しながら登城しました。
そこでもし「おるぞー!」とか「グオォゥー!」的な声が聞こえたらその場で硬直しそうですが、他に適当な言葉が見つからなかったので…。

さて、須川山砦への分岐点から10分程歩いたでしょうか。木に巻き付けられた青リボンと、何となく人が入った形跡が残っているので、迷う事は無いかと思います。
ただ分岐点から先は遊歩道も鐘もありません。それだけで何となく諸々不安なんですよね、諸々…。この辺り特に声を出しながら歩きました。

遺構は(先に須川山砦を見たせいもあるのか)長比城よりも私は好きです。畝状竪堀群もあるし♪長比城は低木が茂っていたり、のろし駅伝の残骸が残されていたりで、須川山砦を見た後だと少々テンション下がる⤵︎奥の虎口でテンション上がる⤴︎といった心境。

須川山砦は遠藤氏の詰めの城を、元亀元年の信長侵略に備え、長比城と共に「境目の城」として改修されたと考えられます。当時は須川山砦を含めて、長比城と呼ばれていた可能性が高いとの事。この「長比」の語源は、近江と美濃の山が高さを競い合ったという伝説から来ているそうです。

苅安城・長比城が近江側の境目の城ならば、高さを競った美濃側の境目の城も大いに気になりますね。
そう、昨今話題の、あのお城です。

2020年05月27日 梅鉢近江守Silvine


 須川山砦は浅井家の重臣遠藤氏の詰の城で、麓の須川に在地していました。
 長比城とは北西の尾根続きにあたる位置で、長比城登城路の虎口前左手にある「竪堀」の看板から奥へ進み、リボンに従って尾根を進むと10分程でたどり着きます。
 砦という名に相応しいコンパクトな城ながら、土塁はよく残り、桝形の虎口や北の連続竪堀など防衛の意識を強く感じさせる遺構でした。

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