宮後城(みやうしろじょう)
宮後城の基本情報
通称・別名
- 蜂須賀屋敷
所在地
- 愛知県江南市宮後町八幡
旧国名
- 尾張国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 安井重継
築城年
- 応永年間(1394〜1428)
主な改修者
- -
主な城主
- 安井氏、蜂須賀氏
廃城年
- 不明
遺構
- 土塁
指定文化財
- -
再建造物
- 碑、説明板
周辺の城
-
小口城(愛知県丹羽郡)[2.9km]
小折城(愛知県江南市)[3.7km]
下奈良城(愛知県一宮市)[3.9km]
松倉城(岐阜県各務原市)[4.3km]
大野城(愛知県一宮市)[5.6km]
伊木山城(岐阜県各務原市)[5.8km]
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小牧山城(愛知県小牧市)[6.2km]
楽田城(愛知県犬山市)[6.3km]
犬山城(愛知県犬山市)[7.1km]
宮後城の口コミ情報
2019年05月12日 しげぽん
宮後城
城址へのアクセスは、案内看板がある路地側ではなく、県道側からの方が便利です。
城址説明の案内板がかなり劣化してるのが、残念でした
2019年04月13日 我流尾張守クール
宮後城
尾北の古刹「飛保の曼陀羅寺」
現在の本堂は宮後城で生まれた蜂須賀家政公が再興したものだそうです。4月末から5月初めにかけて毎年「藤まつり」が開催されます。それに合わせて所蔵品が一般公開されます。信長公や秀吉公に絡む古文書もあるそうで、関ヶ原合戦の前哨戦では東軍の軍議も行われたようです。
地元では曼陀羅寺といえば藤まつりです。
一度訪れてみてはいかがでしょう。
2016年06月14日 討幕の志士尾張守⚡️晋作
宮後城
安井重幸が城主の時、その娘が蜂須賀城の蜂須賀正利に嫁ぎ、小六正勝が生まれる。
しかし、尾張領内に住しながら美濃斎藤家に仕える蜂須賀家は織田家よって逐われ、正勝は生母の実家である安井家に逃れる。(安井城)
当時の城主、重継には弥兵衛という男子があったが、隣りの一宮市で浅野長勝の婿養子(のちの長政)となっていたため、正勝が城を継ぎ、小六家政が誕生したため、現在生誕地碑がある。(蜂須賀屋敷)
ここを中心にすぐ北に前野長康をはじめとする前野一族、さらに北方の木曽川沿いに坪内利定、転じて南には稲田貞祐・稙元、さらに南に織田信長の寵愛を受けた吉乃が信忠・信雄を生んだ小折城(生駒家宗・家長)、その東に堀尾泰晴・吉晴、さらに東に生駒親正などの同時代人がひしめいていた。
また、この城の東方には犬山織田家の出城である大道寺砦を兼松正吉が守っていた。
この状況下で木下藤吉郎が登場することで、これらの人々が全て有名武将になっていくのは非常に興味深い。