一乗谷城(いちじょうだにじょう)

一乗谷城の基本情報

通称・別名

所在地

福井県福井市城戸ノ内町

旧国名

越前国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

朝倉氏

築城年

南北朝時代

主な改修者

桂田長俊

主な城主

朝倉氏、桂田氏

廃城年

天正3年(1575)

遺構

曲輪、土塁、堀、門

指定文化財

特別史跡(一乗谷朝倉氏遺跡)、特別名勝(庭園)、重要文化財(遺跡出土品)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

東郷槇山城(福井県福井市)[2.2km]
成願寺城(福井県福井市)[4.2km]
川島城(福井県鯖江市)[8.6km]
波多野城(福井県吉田郡)[9.7km]
福井城(福井県福井市)[10.0km]

一乗谷城の解説文

一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだに あさくらし いせき)は、福井県福井市城戸ノ内町にある戦国時代の遺跡である。戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡。一乗谷城(山城)と山麓の城下町(朝倉氏および家臣の居館)からなる。

遺跡全体(面積278ヘクタール)が国の特別史跡で、そのうち4つの日本庭園は一乗谷朝倉氏庭園の名称で国の特別名勝の指定を受けている。

概要
福井市街の東南約10キロメートル、足羽川支流である一乗谷川下流沿いの細長い谷あい(一乗谷、東西約500メートル、南北約3キロメートル)に築かれた戦国時代の城下町と館跡および背後の山城が一乗谷朝倉氏遺跡である。一乗谷は、東、西、南を山に囲まれ、北には足羽川が流れる天然の要害で、周辺の山峰には城砦や見張台が築かれ、地域全体が広大な要塞群であった。また、三国湊(坂井市)に続く足羽川の水運や大野盆地(大野市)に通じる美濃街道、鹿俣峠を抜け越前府中(越前市)へ続く街道などが通り交通の要衝でもあった。さらに、一乗谷は北陸道より数キロメートル東寄りに位置するため、朝倉街道が整備され北陸道と連絡した。

一乗谷の南北に城戸を設け、その間の長さ約1.7キロメートルの「城戸ノ内」に、朝倉館(武家屋敷)をはじめ、侍屋敷、寺院、職人や商人の町屋が計画的に整備された道路の両面に立ち並び、日本有数の城下町の主要部を形成していた。

歴史・沿革
軍記物である『朝倉始末記』には1471年に戦国初代朝倉敏景(孝景・教景)が黒丸館(福井市黒丸町)から本拠を移したと記されている。しかし、「朝倉家伝記」や「朝倉家記」などの新資料によると、朝倉氏は南北朝時代には、一乗谷を本拠にしていたようである。文明年間には重臣が一乗谷に集住するようになり、また、足利将軍家の分家である鞍谷公方などもいたことから応仁の乱により荒廃した京から、多くの公家や高僧、文人、学者たちが避難してきたため一乗谷は飛躍的に発展し、華やかな京文化が開花した。このため北ノ京とも呼ばれた。戦国4代朝倉孝景の頃から全盛期を迎え、最盛期には人口1万人を超え、越前の中心地として栄えていた。

1499年(明応8年)には足利義稙が朝倉貞景を頼り来訪する。1567年11月21日には戦国5代朝倉義景が足利義秋(1568年4月一乗谷で義昭に改名)を安養寺に迎える。義景は義秋を歓待するが、同年7月24日、義昭は上洛を果たすため織田信長を頼って美濃国に出国する。

1573年8月16日、刀禰坂の戦いに大敗した義景は一乗谷を放棄し大野へ逃れる。翌日、信長の軍勢によって火を放たれ一乗谷は灰燼に帰した。この戦の功績により信長から守護代職を与えられた朝倉氏旧臣の桂田長俊(前波吉継)が一乗谷に館を構え、越前を統治していた。しかし、同じ旧臣である富田長繁ら国人は長俊に反感を抱いており、民衆に一揆を起こさせるべく画策した。1575年1月18日、吉田郡志比庄で一揆が蜂起、翌日には長繁を先頭に坂井郡、吉田郡、足羽郡の一揆勢3万3千人が一乗谷に攻め入り、長俊は一族もろとも討ち取られた。信長が一揆を平定した後、越前八郡を与えられた柴田勝家は本拠を水運・陸運に便利な北ノ庄に構えたため、辺境となった一乗谷は田畑の下に埋もれていった。

一乗谷城
朝倉氏によって当主館の東側背後、西方に福井平野を一望できる標高473メートルの一乗城山に築城された中世山城。15世紀前半には築かれていたと考えられる。一度も戦闘に使用されることなく廃城となった。現在でも、曲輪、空堀、堀切、竪堀、土塁や伏兵穴跡などの遺構が尾根や谷筋に沿って残っている。全長1.5キロメートル、幅200メートルの曲輪を配し、主郭部分はおよそ600メートル×200メートルである。本丸(千畳敷)は標高416メートルに位置し、東南へ尾根伝いに一の丸(443メートル)、二の丸(463メートル)、三の丸(473メートル)となる。各曲輪は堀切によって区切られている(連郭式城郭)。

元亀年間には織田信長の侵攻に備えて約140条の畝状竪堀を築くなどの改修が行われたようである。
...

一乗谷城の口コミ情報

織田左兵衛督晃司様[2017年10月09日]
駐車場は復元町並みにあります。

朝イチに訪ねたので復元町並みは開いてなく、人もいませんでしたが、それがかえって滅ぼされ、破壊された一乗谷の「もののあはれ」は感じる事ができました。
更に前日の雨で朝霧が立ちこめ、えもいわれぬ景色でした。

福井ICからも近く越前大野城に行く途中、時間をとって是非とも訪ねてみてください。

KAZ大膳大夫正勝様[2017年09月16日]
まずは、朝倉氏遺跡資料館で資料集め!
んで…ゆし!いざ山城へ!(^O^)/
車で移動してると…おっと!
下城戸をスルーして後戻りσ(^_^;)
今度こそ!って公園センターに車を止めて
センター裏の橋を渡ると…
ん?どっち(・・?)
案内は何もありませんでしたσ(^_^;)
橋を渡って左に行ってください。
地図では八幡神社を目指すのかなー?と
なってますが、なーんにも見えません
民宿の陣屋さんを通り過ぎて分かれ道を
右!右!って歩くとやっと鳥居が見えます
そこからは迷う事は無いと思いますが…
雨の日は辞めた方がイイっす!
登山道が数カ所小川になってました(>_<)
しかも、本格的登山靴でもメッチャ滑って(>_<)

僕は健脚ですので(//∇//)参考程度に
センターから三の丸まで1時間
同じ道を降って40分
唐門→義景公墓所→孝景公墓所→復元町並
まで全行程は4時間でした(≧∀≦)

安房守蒼月☆様[2017年01月13日]
100名城スタンプ:復原町並は年末年始(1/4まで)は閉鎖、かわりに一乗谷朝倉氏遺跡資料館にあり。要注意。

カーネル様[2016年07月24日]
九頭竜線一乗谷駅を背に歩き、すぐの県道で右へ行き、線路と平行に歩き県道18号で南下する
途中に案内の看板多数あり、これを頼りに八幡神社を目指し、神社の右の林道を5分くらい進むと登山口があります
ダムの堤体を超えるとあと1kmの文字。ここから千畳敷まで傾斜がきつくなります
初めて来たときはスーツ革靴でチャレンジ。落ち葉の上に雪が積もり滑って登れず、30分くらい格闘して引き返したのを思い出しました
千畳敷から緩やかになり、1ノ丸、2ノ丸を超えて3の丸まで行き引き返しました
麓の朝倉義景館をさらっとみて駅に戻ると2時間半。2回目なのでハイペースで歩きました。ゆっくり見るなら4時間くらいは

歩き計画されている方の時間目安になれば幸いです

【残貫無】野呂利駿河守休三様[2016年06月13日]
資料館の西にある一乗谷あさくら水の駅でもレンタサイクルできます。こちらも預かり金1000円ですが電動自転車を借りることができます。
一乗谷あさくら水の駅では食事もできます。

一乗谷あさくら水の駅の西に足羽川を渡る天神橋があります。北に渡ってすぐの交差点にローソンがあり、その前に京福バスの大野線の天神停留所があります。平日で1時間に一本程度(土日は一乗谷経由の便がある分減る)でJRより割高ですが、九頭竜線に乗り損ねた場合は一顧の価値はあると思います。

安田大宰少弐秀俊様[2016年05月12日]
再現町並みは入場料200円ほどですが、その中では鎧兜などのレンタル衣装(500円)があります。気軽に鎧武者になれるので戦国時代の雰囲気を楽しめます

【鉄騎兵】右衛門督かげちゃん様[2016年04月04日]
朝倉氏館跡の桜は、ほぼ満開でした。所々で花見を楽しんでいた観光客もちらほら、
ガイドのおじさんたちが、2、3人の観光客に遺跡の説明をしていました。
多分、朝倉宗滴さんや義景さんたちも草葉の陰で花見酒を楽しんでいたと思います。

まるき〜淡路守様[2016年02月23日]
一乗谷城、道路を挟んで向かい側
復原町並の入場料は210円
南へ2キロ程離れた場所にある
一乗谷朝倉氏遺跡資料館の入場料は100円

復原町並と資料館との共通券は
230円とお得です。

資料館では
「戦国大名朝倉氏一族と重臣のくらし」
が3月22日まで

資料館の近く県道31号線は河川工事していて交互通行になってるようなので気を付けてお通り下さいね〜。

【残貫無】野呂利駿河守休三様[2015年10月09日]
一乗谷川西側の月見櫓跡が木製階段ができて登れるようになりました。復元町並や館跡を見下ろせます。
復元町並のすぐ北の階段の見えるところかそれです。
結構急ですので昇降にはご注意を。

ソバッソ店長様[2015年09月06日]
屋敷跡観光のつもりが、テンション上がって山城攻めへ。

駐車場の売店でクソデカい地図(100円)を買う。そして水分は余分に持つ。トレッキングシューズ着用。
荷物が多くてストレスですが、あった方がいいっす。

我々は158号線から、林道に入れる小道(入って大丈夫なの?大丈夫だよね?大丈夫!)から車で城山に最も近い駐車場まで行き、そこから登城開始。そう、ヘタレたんです。

大体一乗谷城までハーハー20分はキッツイ登り。看板出てくるまで一本道やし迷わないっす。
後は看板に従って山城攻めをご堪能あれ。ゆっくり見て回って一時間くらいかなー。

遺構はしっかり残ってます。切り岸からの食い違い虎口からの竪堀からの横堀。城は人をいかに効率良く殺めるかを計算して作ってあるかを体感出来ます。
でも、夏の草ボーボーのタイミングやったんで、竪堀が見つけにくかったっす。行くなら少し涼しい時期がいいと思います。(山城は大体そうよね。夏に登る僕はバカです。)

屋敷跡からやと城山まで一時間くらいらしいっす。猛者はそちらから。あ、今気付いた。唐門やら屋敷跡の写真撮ってないわ。

【残貫無】野呂利駿河守休三様[2015年07月04日]
一乗谷朝倉氏遺跡資料館と復元町並で自転車を借りることができます(預かり金1000円)。資料館は大人用と子供用が5台、復元町並は10台(うち5台が電動)借りた場所に返却なので、電車で日帰りの方は資料館で借りる方が便利でしょう。

民宿が一軒あります。民宿陣屋という宿でじゃらんや楽天トラベルなどからも予約できます。両サイトからは素泊まり5300円か朝食付6300円(ともに税別)。夕食は別途相談。事前にお電話を。
なお、周囲に飲食店は非常に少ない上、終業時間が非常に早いです。
谷の遺跡(ここだけでお腹いっぱいになるが)だけでなく山城、周囲には支城や佐々木小次郎が修業した一乗滝(「一位になりたい」CMのロケ地)もありますので、深く回りたい場合は拠点にすると良いでしょう。

永眠武蔵守釋 葱進様[2015年07月03日]
土休日は遺跡エリアのシャトルバスや永平寺行きのバスもあり、そこそこ交通の便は確保されますが、平日は二時間に一本ほどの路線バスとほとんど無いに等しいJR線しかなくかなり不便です。
一乗谷駅や資料館と復原町並のあいだは2キロほど、途中の道のりにも見所が多くあるので片道だけでも歩くことをおすすめします。(復原町並→資料館・一乗谷駅のほうが下り坂なので楽かも)

徳川内大臣源朝臣康武様[2014年12月01日]
一乗城山上の詰の城は、最近道標や説明板が新しく立てられました。
一乗谷側からの登山口は現在2ヶ所、山城まで一時間~一時間半かかります。一方、林道美山線経由で車で途中の三万谷登山口まで登ることもでき、そこからだと30分程度で一ノ丸下に着きます。
一ノ丸の西下に千畳敷や宿直跡など、比較的広い空間の曲輪群が段々とあり、礎石建物や桝形(石垣あり)が認められ、宿直跡からの福井平野を見る眺望は絶景です。ただ、一乗谷自体は城山の影になり見えません。
千畳敷、一ノ丸から城山頂上に向けて二ノ丸、三ノ丸と一乗城山の尾根筋上に連なり、曲輪間や他方の尾根とは堀切で区切られています。周囲には、これでもかっ!ってばかりに、びっしりと畝状竪堀群が廻らされ、現在もよくわかります。

尾張守だもんで様[2014年06月26日]
登山はしていません。山麓には朝倉氏館跡などが綺麗に整備されていて、宗滴の治世がしのばれます。朝倉氏の歴史にとても詳しいおばちゃんが丁寧にガイドしてくれました。感謝。

尾張守ひろっちぃ様[2014年04月13日]
電車一乗谷駅を利用しましたがかなり本数が少なく時間を気にしながらの遺跡散策でした国道にそって遺跡が続いておりスケールが大きく見所が満載です

参議一之介様[2012年12月18日]
ほぼ完全な状態で発掘された町並跡に佇んでいると、当時ここで暮らしていた人々の声や気配を感じるようです。当初の予定以上に滞在しましたが、まったく飽きることがありませんでした。
行ったのは、まだこのサイトができる前のことで、訪れる人も多くありませんでした。また近々行ってみたいです。某携帯電話会社のCMのロケ地だったので、今はもっと人が多いかもしれませんが。

三河守コーキしゃん様[2011年05月03日]
下城戸の出入り口は枡形状で使用している巨石は大きくて迫力あります一乗谷城の主郭部は竪堀など見所満載ですが登るのが大変です

傾奇揚げ仙兵衛様[2010年08月08日]
城の高台からの展望好きには物足りない。何とかと煙は高い場所が好き。

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