鯖江陣屋(さばえじんや)

鯖江陣屋の基本情報

通称・別名

鯖江城

所在地

福井県鯖江市桜町、本町

旧国名

越前国

分類・構造

陣屋

天守構造

なし

築城主

間部詮言

築城年

享保5年(1720)

主な改修者

主な城主

間部氏

廃城年

遺構

移築門(万慶寺、松阜神社)

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

川島城(福井県鯖江市)[4.2km]
府中城(福井県越前市)[4.8km]
竜門寺城(福井県越前市)[5.4km]
小丸城(福井県越前市)[6.7km]
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織田城(福井県丹生郡)[13.6km]
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鯖江陣屋の解説文

享保5年(1720)9月、譜代大名間部家が越後村上から越前鯖江へ転封され、鯖江藩が成立した。

陣屋は、北陸道沿いの幕府代官所跡地をそのまま利用して形成された。陣屋当時の遺構はほとんど残っていないが、現在の街区割や「屋形町」という地名にその名残がある。また、藩邸内にあった稲荷神社は現在の屋形町児童公園内に移築されている。

城下町は一般に、城郭を中心に上級武士・中下級武士さらに町屋敷が形成されていくが、鯖江藩の場合は、北陸道に面した代官所跡に陣屋を構えた関係で、北陸道の両側に町家、その東側に武家屋敷がそれぞれ南北に細長く展開するという珍しい形となった。

なお、鯖江藩は幕末まで城郭を持たなかったが、天保期の第7代藩主間部詮勝のときに、幕府から築城許可が下りたことがある。現在の「西山公園」頂上に天守閣を構える計画で、天守閣の設計図まで作成したが、結局、築城は実現しなかった。

この時の設計図を元に作成した天守閣の模型が「鯖江市まなべの館」に展示されている。

情報提供:鯖江市教育委員会文化課


鯖江陣屋の口コミ情報

2023年02月13日 左近衛少将konsuke
鯖江陣屋

普通の近所の公園になっていました。少し残念。車を止める場所もありませんでした。

2022年09月15日 尼崎城阿波守一口城主
鯖江陣屋



福井県の地域限定城巡り中、JR鯖江駅前に宿泊しており、そこから鯖江陣屋が徒歩10分程度のところにあることが分かったので進軍。現地は屋形町児童公園という公園で公園の中に屋形稲荷社⛩という祠が建っていました。祠のそばには屋形稲荷社の由来が書かれた石碑があり、全て解読出来た訳ではありませんが[延実八年建立福寿稲荷ト称ス 享保六年鯖江藩邸内鎮座トナリ〜中略〜鯖江市制二十周年記念シ再建スル(昭和五十年六月吉日)]とあり、当地に鯖江藩邸があったことが偲ばれます。

鯖江はめがね👓の街でもあり、街のところどころでメガネのオブジェを見かけました。私もメガネを着用しているので知らない間にお世話になっているかもしれないので感謝です。

また鯖江は近松門左衛門の出身地とJR鯖江駅前のパネルに書いてありました。私が住んでいる尼崎では<近松のまち あまがさき>とうたっているので思いがけずも近松さんの出身地を訪れることが出来嬉しくなってきました。

鯖江陣屋の周辺スポット情報

 説明看板(碑・説明板)

 王山古墳群(寺社・史跡)

 まなべの館(関連施設)

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