川島城(かわしまじょう)
川島城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 福井県鯖江市川島町
旧国名
- 越前国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 河島維頼
築城年
- 南北朝時代
主な改修者
- -
主な城主
- 河島氏、朝倉氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石垣、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- -
再建造物
- 石碑
周辺の城
-
鯖江陣屋(福井県鯖江市)[4.2km]
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川島城の解説文
川島城の口コミ情報
2023年08月15日 課長大和守Ver.B
川島城
川島城は南北朝時代には河島惟頼、戦国期の永禄〜元亀年間には朝倉景紀が居城したと伝わる城ですが、現状かなり荒れた状態となっています。
城内は段郭状地形が認められるものの横堀や土塁、石積み等の遺構は藪と風化により非常にわかりづらくなっており、更には林道が直近を通っているので建設時に遺構が破壊されている可能性も高いと思われます。
縄張りもイマイチはっきりしませんが、地元に伝わる史料では居館形式であったようなので単郭もしくは腰郭を含めたシンプルなモノだったのかもしれません。
因みに城域東側にある谷沿いには高石垣が見られる箇所がありましたが、上部に廃屋の残骸が見られるため恐らく近代のモノかと…(^^;
城へは専立寺脇の道を墓地まで登った獣除け柵手前に駐車スペースがあり柵を抜けて5分程度歩いた先ですが、集落内の道が狭いのでクルマで来られる際はご注意ください。
2022年07月10日 RED副将軍
カカル丸城[川島城 周辺城郭]
古墳群を利用した砦跡🏯
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
築城年代等不詳。
14世紀に平泉寺の僧兵が築き、朝倉氏の時代には一乗谷の南方を守備した三峯城の出城という伝承があります。
見所
標高124mの弁財天山に築かれ、弁財天古墳群を利用した砦跡です。
南端尾根先には円墳を削平した「一の丸」があり、古墳の周濠がそのまま堀切として利用されています。
山頂の主郭跡は忠霊塔が立ち、大きく改変されている様です。
凝った縄張りではなく、古墳を利用した物見台、狼煙場的山城と思われます。
弁財天古墳群、今北山の古墳群、磯部古墳群古墳群の古墳密集地帯であり、山道にある起伏は堀切や竪堀に見えるのも古墳でした。
行き方は、南側麓に登山道があり、駐車可能です。西側麓の日吉神社からも登れますが駐車スペースがありません。
2016年08月11日 vino-s
川島城
大納言さんのご指摘どおり専立寺の東側の道を山側に登ります木製の防獣フェンスを越えます(すぐに猪よけの電気さくあり)さらに登るとコンクリートのはった道が途切れますさらに50mほど登ると左手に石碑があります 遺構については石垣や掘はあるのですがさだかでない鯖江市教員委員会の整備に期待
2011年03月27日 徳川内大臣源朝臣康武
川島城
専立寺横から坂道の林道を登ると、墓地が点在する削平地がある。
100mほど先には害獣除けの網柵があり、林道には木戸があって先に進めない。
柵から奥を望むと、段々状の平地が上に続くことが確認できる。城址碑がある段は、もっと上か。
遺構としては、石垣・空堀・土塁・郭が残っている。
伝承では、南北朝時代の南朝方の武将・河島維頼が居城したとされ、その後、文献では永禄7年(1564)~元亀2年(1571)に朝倉景紀が居城したことが記録されている。