一乗谷川左岸丘陵遺構群ー1

一乗谷川左岸丘陵遺構群ー1([一乗谷城  遺構・復元物])

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一乗谷川左岸丘陵遺構群ー1の口コミ情報

2022年09月21日 内記かずりヾ(・ε・。)


一乗谷川左岸丘陵遺構群ー1は一乗谷川西岸(左岸)、南北に延びる山塊尾根上、標高約211mのピークの一つを中心に遺構が存します。東麓の福井県道238号線、一乗谷朝倉氏遺跡東大味線からの比高は170m位でしょか。

単純に言えば朝倉氏が本拠を置いた一乗谷の西方山塊に、東郷槇山城を北限とし、東西に走る旧朝倉街道を越えた三峰山城を南限とする南北に延びる尾根筋を中心に設けられた外郭遺構です。越前中世城郭図面集Ⅱ(極めてリーズナブルな良書っす。)に掲載があり、便宜上この遺構群は1〜6まで存在しますが明確な区分自体は持たないと思います。一乗谷の守りは西方で不安を抱えている(大軍の通行は不可能かもしれないが、福井平野からの侵入を容易とする。)と考えられますので、難しい事は抜きにしてこれに対処する前哨、警戒線の役割なのでしょう。

整備が進んでいる一乗谷朝倉氏遺跡群ですが、この遺構群に関しては全くの未整備、過去にはこの尾根筋に道が付いていたようだけど今は踏み跡さえ殆ど残っていない。が、この遺構群の中では最も北寄りに位置する1はGoogleマップに位置登録されている槇山(東郷)城跡・入口から遊歩道を使えば容易に辿り着ける。明確な範囲は特に無く、自身で位置を確認しなくてはならないので登山系アプリは必須でしょう。

遺構群は技巧的なものは持たないけど、尾根筋に展開する堀切の数は相当なもの。この1も尾根上のピーク(八地山古墳の一部なのかな。)を中心にして小規模なものから大規模なものまで数条の堀切を持ち、少人数ながら人の常駐を窺わせる番所機能を有していたように思える。又、一乗谷から東郷槇山城への連絡も確保される。

おいらにとってはなんせ知らない土地だし、正直不安だらけだったので情報をネットで探しまくったんですが全くヒットしない…縦走に使えそうな福井市一乗小学校の裏から延びる登山道を地図上で確認したけど道形すら既に最初から消滅、結局尾根上に出るまでは結構な藪の中を直登するはめに…観光客で賑わう一乗谷を尻目にアドベンチャーを体験したい方は訪ねてみるがいいさ。それからデカい百足(こいつ人類が永遠に友達になれない最たる生き物だと思う。)が沢山住んでます。

※越前中世城郭図面集掲載の位置図の範囲からやや外れているのだが…

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