新府城(しんぷじょう)

新府城の基本情報

通称・別名

所在地

山梨県韮崎市中田町中条字城山他

旧国名

甲斐国

分類・構造

連郭式平山城

天守構造

築城主

武田勝頼

築城年

天正10年(1582)

主な改修者

徳川家康

主な城主

武田氏、徳川氏

廃城年

天正18年(1590)

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

国史跡(新府城跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

能見城(山梨県韮崎市)[1.8km]
日ノ出城(山梨県韮崎市)[2.6km]
白山城(山梨県韮崎市)[3.9km]
若神子城(山梨県北杜市)[6.5km]
獅子吼城(山梨県北杜市)[9.9km]
平瀬烽火台(山梨県甲府市)[11.7km]
湯村山城(山梨県甲府市)[12.8km]
深草館(山梨県北杜市)[12.9km]
古宮城(山梨県北杜市)[13.0km]
比志城(山梨県北杜市)[13.6km]

日本100名城・続日本100名城スタンプ情報

番号・名称

(続)127 新府城

設置場所

韮崎市民俗資料館[地図

新府城の解説文

新府城(しんぷじょう)は、現在の山梨県韮崎市中田町にかつてあった日本の城である。1973年(昭和48年)には「新府城跡」として国の史跡に指定されており、保存のため公有地化された。本丸跡地には藤武稲荷神社が建立されている。

地勢と構造
甲府盆地西部に位置する。八ヶ岳の岩屑流を釜無川と塩川が侵食して形成された七里岩台地上に立地する平山城。西側は侵食崖で、東に塩川が流れる。 石垣は使われない平山城で、本曲輪・二の曲輪・東の三の曲輪・西の三の曲輪・帯曲輪などにより構成され、丸馬出し・三日月堀・枡形虎口などの防御施設を持つ。ちなみに本曲輪・二の曲輪は躑躅ヶ崎館の本曲輪・西の曲輪に相当し、規模も同程度であることから政庁機能を持つ施設と考えられる。

近年発掘作業や間伐など整備がなされ、甲州流築城術の特徴である丸馬出しや三日月堀、特徴的な鉄砲出構、その他土塁や堀跡、井戸や排水施設などの遺構が確認できるようになった。また、陶磁器類も出土している。支城として白山城能見城がある。

勝頼期の武田家の築城の特徴として、台地の突端部(側面・背後は断崖や川)を利用し戦闘正面を限定させ、なおかつ正面からの敵の圧力を側方に流すような構造が挙げられる。具体的には、正面の丸馬出しより城側面に続く比較的深い堀を敵兵に歩かせる。横矢を掛け敵兵を攻撃すると、堀は断崖・川へと続いており、こちらへ追い落とすことにより敵兵を無力化できる。同様な構造の代表的な城に遠江では諏訪原城小山城、信濃では大島城がある。ただし、新府城の場合は現在遺構とされる城跡ではなく、能見城を中心とする新府城北方の防塁跡にこの構造が見られ(浅野家文庫・諸国古城之図)、上に挙げた城に比べその規模の大きさは群を抜く。また能見城防塁は複雑に屈曲し、最大限横矢を掛けられるような構造となっており防塁が多数配置されている(ただし、これら北側防塁は天正壬午の乱時に徳川家が構築したものとの説あり)。

このような大規模な構造から、少なくとも数千から万単位の兵力による運用が前提となるようである。実際天正壬午の乱においては、徳川家康の北条氏直の軍に対する本陣として使用されている。

有効であったかどうかは定かではなく意見の分かれるところだが、新府城北側に2箇所ある鉄砲出構は江戸時代に築かれた洋式城郭である五稜郭の設計思想と同様の、突出部分の敵と当たる面積を抑えつつ突出部及び出構間に強力な火力を投射するためのものであると考えられる。

使用された期間は短いが、七里岩突端部の南北7-8キロメートル、東西2キロメートルという周辺の自然地形全体が軍事的意味をもっていたことを考慮に入れれば非常に大規模な城であり、武田家を代表する甲州流築城術の集大成となる城である。

新府城をめぐる歴史
武田氏の領国拡大と本拠
戦国期に守護甲斐武田氏は本拠の石和(笛吹市石和町)から甲府へ進出して川田(甲府市川田町)に居館を移転した。信虎期には甲斐国内を統一し戦国大名化し、古府中に居館である躑躅ヶ崎館が築かれ、家臣団を集住させて城下町(武田城下町)を形成した。

晴信(信玄)期には領国拡張と平行して城下の整備拡張が進み、政庁としての役割を持つ府中として機能している。続く武田勝頼時代にも整備は行われているが、後背に山を持つ府中は防御に適しているものの城下町の拡大には限界があり、信濃、西上野、駿河へと拡大した武田氏の領国統治にとって不備であったため、府中の移転が企図されたと考えられている。
...

新府城の口コミ情報

2020年06月12日 山中弾正少弼四角介
新府城

平日の昼前に車で行きましたが、無料駐車場がある車道(七里岩ライン)は交通量が多い割に車線幅も狭く、皆スピードを出している為、結構危ないです。
極力、北側から城に向かって車を走らせて駐車場に入った方が安全かもしれません。
駐車場から城に向かう際は歩道の無い車道を歩くと轢かれかねないので、側道を南下し林の中に歩道があるのでそこから直角に車道を横断して神社参道から入城した方が安全です。

2020年01月13日 青空仰
新府城



2020/01/13 青空が仰ぎたい

新府城は続日本100名城であり、先達がレポートされていますので細かい説明は省略します。

新府地区は桃の産地ですので、時期にはピンクの花が咲き誇る様子をアップします。


【行き方】
・Googleナビで目的地まで問題なく案内してくれます。

【駐車場・トイレ】
・駐車場は写真のように広いです。
・トイレはありません。近くにも見当たりません。
・韮崎方面から進んだ場合、新府城の5.6km手前の韮崎市営総合運動場か、その前にコンビニがあります。
・時期には簡易トイレが設置されていた記憶がありますが常設でないようです。

【見所】
・武田流の馬出し
・国道20号方面から仰ぎ見る七里ヶ岩は迫力あります。後日アップします。

【観光・食事・特産品】
○食事
・韮崎市役所前、うどん 「さくら」
・ジャンル:吉田のうどん
・オススメメニュー:肉冷やし
(肉つけも美味しいですが、冬でも冷やしを注文するのが勇者)


2019年05月18日 純風亭兵庫頭枡蔵
新府城

本丸だけでは城が高い崖(七里ヶ岩)上にあることが実感出来ない。北西の搦め手か二ノ丸及びその馬出しから、西の崖下を覗いて見よう。くれぐれも踏みだし過ぎて落ちないように。

2019年05月10日 愛甲小匠守南天大彗星
枡形虎口[新府城  遺構・復元物]



乾門の枡形虎口に入る手前で西堀末端の土橋状を渡ります。往時の面影がどこまで残っているか分かりませんが、土橋の西堀側がきれいなお椀状で面白いです。★枡形虎口はここからすぐです。

2019年05月07日 愛甲小匠守南天大彗星
東出構[新府城  遺構・復元物]



城域北側の草地の中に四角い塚が東西2基突き出しており、出構と呼ばれる。写真は県道に近い側の「東出構」。草地は往時は堀で、その役割は今もはっきり分かっていないとの事。

2019年04月26日 さあさ上総介拝薬師如来
新府城



大手門跡を馬出西枡形付近から。前に馬出、馬出の左右には枡形と、特異な構造の門であった。

2019年04月26日 龍勢立売商人征夷大将軍速水右近
新府城



倒木ではない。土塁に沿って横ばいに伸びる桜!武田の歴史にさも似たり。雪と桜の珍しい光景。

2019年04月25日 さあさ上総介拝薬師如来
丸馬出[新府城  遺構・復元物]



大手前丸の丸馬出。地形の高低差を活用している。土塁は低いものの明確にわかる。この辺りは未完成と思われるふしがある。

2019年01月06日 感謝式部大輔はる ◢͟│⁴⁶
新府城

交通機関を利用して行きました。

韮崎駅から100メートルの観光協会で電動アシスト付き自転車を借りて行きました。

アシスト付きは2600円ですが、返した時に2000円返ってきますので、600円です。アシスト無しは確か400円だったかも?ですが、かなり急勾配の坂を登るので脚力に自信が無い方は確実にアシスト付きのが良いと思います。

スタンプを求めてない方は新府駅から歩いて行った方が近いと思います。

新府城をガッツリ一周し、白山城を攻略する為に橋を渡って戻って往復で2時間30分前後でした。
帰りの電車の中では足がガクガクでした。

2018年12月21日 感謝式部大輔はる ◢͟│⁴⁶
新府城

資料館が休みの際はスタンプは押せないとの事です。

スタンプのシールやスタンプを押した紙なども、この投稿日現在対応していないそうです。

2018年11月19日 みやび姫
新府城

まずは資料館に行かれることをお勧めします。おお〜!ってくらいの土器や須恵器などが年代別に展示してあります。階下の窓口で新府城までの道のりを尋ねるとパンフレットをくださいました。無料駐車場もあるのですが、石段手前の空き地に停めても大丈夫ですよ、と仰るのでその通りに。すぐ目の前の石段をヒィヒィゼェゼェしながら上がれば本丸はすぐです。

2018年07月26日 衣谷関白其土
新府城

城郭ではなく資料館の方ですが…

無人化されガランとしています。なので他のように閉館30分前までに行かなきゃ…ということはなさそうです。

2018年03月18日 嘘つき宰相アベ
新府城

かなり大規模な城跡。武田勝頼が最後の拠り所としようとしたのがよく解る。新府駅から桃の果樹園を抜けて10分で城跡入口に着く。神社の急な参道階段を登るとそこは本丸。駅からは道標もよく整備され本丸跡にはトイレもある。実際に攻城する価値は十分あり。

2017年05月28日 五瓜ニ唐花紋左大臣や~きみ
新府城

電車では新府駅。

車は無料駐車場があります。
砂利引きで色々観光情報書いてある、裏面が新府城の看板があります。

駐車場から新府城の入口迄は公道で歩道が狭く歩くには車に轢かれないよう気を付ける必要あり。

本丸は神社と武田勝頼のお墓とトイレがあります。
駐車場と逆方向に歩くと馬出しとか色々遺構があります。
二の丸や三の丸なども。

駐車場側の向かいは梅か果樹園か分かりませんが畑があり、お堀等遺構の看板があります。
ベンチともあるし、土塁的なものもあります。
果樹園に迷惑かけないよう歩いて、整備されてる広場迄行きましょう。

2016年09月05日 右大臣頼光
新府城

思ってたよりも大規模な城跡でした。
ただ、時期柄藪だらけで余り城の構造物等は今の時期は見づらいです。
また、ヘビや蜂もいますので、晩秋から春にかけて行った方が良いかと思います。
今の時期は、藪を掻き分けて進まないと行けない場所もありました。
心霊スポットとも知らずに写真撮りまくってましたΣ(゚д゚lll)

2016年07月30日 まるき〜上野介
新府城

登城口が府道17号線(七里岩ライン)沿いにあり北側駐車場からの徒歩での移動は歩道が無く危険でした。線路寄りにもう一本道があるのでそちらから登城口まで行くのがよい。南側にも駐車場の標記がありましたが車が入れないようにロープが掛けられていました。そのロープの横からなだらかな坂道を登りながらの城攻めは土で出来た立体物と案内板を見ながら… 南大手口の土塁や虎口が二重になってたりするのが印象的!〜フムフム…そうなんか!コレが武田の城…と自分の中で思いながら三の丸〜二の丸を経て20〜30分位で本丸到着。本丸付近は開けていて土塁に囲まれている感がある。勝頼公の墓、家臣の慰霊碑、稲荷神社等がありドラマに伴い幟が上がってます。伐採された木、丸太があちこちに積み上げられておりヘビが…
毒ヘビのヤマカガシがおそらく沢山居るかと思われ、注意です。勝頼公がこの城を出た後、武田家滅亡の道を辿ると思うと本当に感慨深い場所でした…。ちなみにこの場所、心霊スポットで山梨県の行ってはいけない場所10選に選ばれているようですね!
お城だったら何処も同じだと思うんだけど!

2016年05月16日 佐竹常陸介義重
新府城

搦手側がよく整備されており、枡形や東西の構えなど見応えあります。説明の石碑もあります。
大手の方は、時期のせいかヤブが凄くて縄張りが分かりづらいです。
行きは大手側・搦手側どちらかから登り、帰りは逆に下りるといいと思います。
大河の影響でノボリがありました。
土版のミニ彦根城のような印象。オススメです。

2015年04月29日 左馬助梅さん
新府城

城の北東に駐車場ありました。北西側にある搦め手からいきましたが道も迷う事なく二ノ丸から本丸と行けてその後に馬出、西三の丸、東三の丸、大手口と裏側から攻城しました。


2013年08月11日 中務卿一之介
新府城

新府駅から道なりでまっすぐ行きます。ところどころに案内板があるので、迷わないと思います。
本丸跡に建つ神社に向かう急な階段を登りますが、城跡に向かって左側にも、なだらかですが城内に長く続く道があります。

周辺は桃畑が多いので、桃の花が咲く頃はきれいだと思います。
ただし、店の類はなく、駅にも自販機すらないので、あらかじめ調達しておく必要があります。

2012年07月14日 león☆鷹党
新府城

塩川、釜無川の流れと侵食された崖を利用した大規模な平山城です。三日月掘り、丸馬出しといった武田流築城術も用いられているので武田好きの方は必見です。
また防衛面のみならず、街道筋にあり、水運の利点もあることから、勝頼が行政面でも優れた人物だったことがうかがえます。
新府駅から歩いて行ける距離なので、電車派の方にもオススメです

2012年01月30日 赤いRVR右京大夫@松本
新府城

駐車場は県道沿いの堀際にあります。近年出構えも整備されました。県道沿いにある248段の石段を登れば本丸に出ます。

2010年07月23日 徳川内大臣源朝臣康武
新府城

[武将像]武田勝頼像
終焉の地、天目山に近い甲斐大和駅前に鎮座。新府城にはない。

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