湯村山城(ゆむらやまじょう)
湯村山城の基本情報
通称・別名
- 湯ノ島山城
所在地
- 山梨県甲府市湯村3
旧国名
- 甲斐国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 武田信虎
築城年
- 大永3年(1523)
主な改修者
- -
主な城主
- 武田氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石垣、土塁、井戸
指定文化財
- -
再建造物
- 模擬櫓(烽火台)
周辺の城
-
躑躅ヶ崎館(山梨県甲府市)[2.3km]
甲府城(山梨県甲府市)[2.7km]
平瀬烽火台(山梨県甲府市)[4.1km]
要害山城(山梨県甲府市)[4.7km]
八田家御朱印屋敷(山梨県笛吹市)[8.7km]
勝山城(山梨県甲府市)[9.9km]
日ノ出城(山梨県韮崎市)[10.5km]
白山城(山梨県韮崎市)[11.9km]
小山城(山梨県笛吹市)[12.0km]
小田野城(山梨県山梨市)[12.8km]
湯村山城の解説文
湯村山城の口コミ情報
2022年12月06日 小笠原上総介貞頼
湯村山城
甲府駅前で電動自転車を借りて山城攻め 途中からは自転車乗り入れ禁止にて徒歩で攻略
2022年08月02日 たまちゃん
湯村山城
県道6号から甲府信用金庫湯村支店のある路地に入ると車で相当登れます。突き当たりに車を置いてから山頂の東屋までは10分くらいです。
2021年02月25日 銀猫甲斐守美和♬
湯村山城
城郭自体の写真・説明は先達が残してくれているので、その他の部分で補足させていただきます。
湯村山城のみだと、若干の物足りなさを感じるかもしれないので、周辺の城跡と合わせて見て回るほうがいいかもしれません。
徒歩の登城口の情報が不足しているようなので、以下に記載します。登城口は計4ヶ所です。メインは、東:緑ヶ丘スポーツ公園口(pic1)、西:塩澤寺口(pic3)です。プラスとして、北:千代田湖&鳥獣保護センター側から南下するルート(pic1)と、あと少し分かり辛いですが、南西:湯谷神社口(pic2)の4つです。
駐車場は、緑ヶ丘スポーツ公園の駐車場が便利です。数十台駐車可能、トイレあり。
また、pic1の北側ルートは武田の杜遊歩道なので、そのまま要害山城や武田神社に一筆書きで回ることもできます。
一例として、緑ヶ丘スポーツ公園→湯村山城→要害山城→武田神社→緑ヶ丘と言った周遊コースです(健脚向け)。
コース写真(pic1)を参照下さい。
あと、塩澤寺ルート(pic3)の途中に、地蔵古墳があります。この古墳は開口していて、石室内に入ることが可能ですので、ぜひお試しあれ。
2020年11月22日 フー甲斐守
湯村山城
湯村温泉側からの登城路がネット上でも見つけられなかったので、行ってみました。
が、往路は湯谷神社迄行って迷い、緑が丘スポーツ公園側登城路に回って朝練中の陸上部に混じって登城^o^もっと緩やかな登城路のはずが、心臓破りの階段直登りに又々道を間違えて岩ゴロゴロの山道を通る羽目に(笑)
やっとハイカーの方々に合流してノンビリついて行ってら皆さんの目的は千代田湖だったようで、慌てて引き返す失態。帰りは遺構を楽しみながら、案内板に従い湯村温泉側に下山。ホテルから迷いながら、途中望まぬショートカットも入れて往復1時間程度でした。湯村温泉側の登城口はリア攻め記録に入れておきます。又、途中の写真は別途写真掲載しておきます。
天気の良い冬の朝、富士を眺めに登るのに丁度良く、温泉・ワインと相方も納得のロケーション。躑躅ヶ崎館まで30分、甲府城までも歩いて40分位でメグラーには丁度良い散歩かと。奥様連れで楽しめますよ。
2020年09月20日 しげしげ主税頭信繁
湯村山城
運動公園に駐車場があります。
登城は上の方までアスファルトで整備してあり、かなり楽に登城出来ます。
2019年04月28日 仲之丞治部少輔ひろぴい◢⁴⁶
湯村山城
湯村山城。
登り口は東側のスポーツ公園側と南からのジグザグの舗装道路の行き止まり部分からの2つ。(舗装道路登り道は途中にトイレありました。)
車も両方とも置いておけそうです。
後述のルートの方が上まで行けて時間は短縮できますが下からだと古墳があるそうです。
お城としては不思議。。
郭間は堀切で区切られているものの大きな石が散乱してます。
1枚目の写真は石が少ない郭。
2枚目4枚目の写真は郭周りにちょこちょこ残る石垣。
3枚目の写真は井戸跡。と、いうことは水が必要な人が居たという事で当時は石がなかったのか、あっても関係なかったのか。。
5枚目の写真は登ってる途中にあるたくさんの大石。他にも全体的に石があり、郭にもデカイ石があって城というより烽火台や監視などの役目が強かったのでしょうか。
ともあれ、ハイキングコースにもなってるようなのでいろんなお城があるなぁと軽い気持ちで登ってみてください。
2014年05月08日 みのみの美濃守@流浪人
湯村山城
城跡までの遊歩道は舗装されていて登りやすいです。
時期によって、遊歩道の上に茂る木々の枝より、虫が落ちてきたり熊(月ノ輪熊)が出没したりしますので、それ相応の対策をしてください。
遊歩道の入口は、緑ヶ丘スポーツ公園内体育館脇の道を山に向かって歩いて行くと、左側に『湯村山登山口』の看板があるので、そこから登って行きます。一本道なので分かり易いと思います。
烽台が設置されていたみたいですが2012年に撤去されています。
遺構が残存しているのは標高446mの山頂周辺で、土塁等で区画された三つの郭の他、南と西の一段低いところに腰郭が設けられている。全体の規模は東西約65m、南北約130mを計る。中心となる郭は2つあり、巨石の多い山頂を巧みに整形して、土塁で画した長方形状の平坦地をつくり出している。その他3つ目の郭は巨石が密集しており、一部に整形の痕が見受けられるものの、一標的な郭の機能を有していたか疑間の余地が残る。中心となる2つの郭と3つ目の郭の間は二重の堀切となっているが、1つ目の郭北側虎口の防備と密接に結びついて、他に類例をみない複雑な様相を呈している。
1つ目の郭は、北側虎口の形態や井戸の存在、南西部に設けられた櫓台等から、この城の中核部分と考えられる。2つ目の郭や南側帯郭とは、土塁の一部を分断した出入口で連絡しており、内部は南北2つのテラスに分かれるが、巨石を取り除いて、比較的に広い整然とした平坦地を造出している。一方、2つ目の郭は巨石の処理が不十分で、郭の東縁に沿って巨石が残り、やや雑然としている。この郭には、湯村山の南東斜画を通る登り道が直接連絡しており、連絡部と1つ目の郭との出入口を結んで等身大の巨石が直線的に並んでいる。
帯郭は、南側が幅15~ 20m、東側が幅約10mを計り、共に上塁や石列で2つのブロックに区画されている。
城の南には、府中と信州を結ぶ往還が走っており、湯川とこの道が交差する付近には、番所の存在を推測させる「関屋」の地名も残る。こうしたことから、湯村山城は単なる峰火台ではなく、府中入口の防備とともに、信州方面への監視的機能・情報収集機能を担っていたものと考えられる。