小田野城(おだのじょう)

小田野城の基本情報

通称・別名

小田野山城

所在地

山梨県山梨市牧丘町西保中

旧国名

甲斐国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

安田義定

築城年

平安時代後期

主な改修者

主な城主

安田氏、跡部氏

廃城年

遺構

曲輪、帯曲輪、土塁、竪堀

指定文化財

市史跡(小田野城跡)

再建造物

説明板

周辺の城

浄古寺城(山梨県山梨市)[3.2km]
連方屋敷(山梨県山梨市)[6.1km]
於曾屋敷(山梨県甲州市)[6.9km]
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小田野城の解説文

牧丘町西保下にある平安末期から鎌倉初期にかけて、安田義定が用いたと伝えられる山城。

『王代記』には「跡部上野守西保小田城ニテ腹切」とあり、寛正年間(1460~66)に至っても存続使用されていた。

城のある小田野山は標高883m、鼓川が東流する狭い渓谷に突き出るように位置している。山麓周辺には、御所・城下・馬場・亥申屋敷・新沢屋敷・金屋敷・大木戸・的場など、多くの城館関連地名が残っている。

遺構は、山頂に残る2つの平坦地を中心とし、西と南に延びる尾根上に計4つの郭を配するほか、帯郭を幾重にも設けて防備を固めている。上塁は、南の尾根の先端に位置する三の丸と呼ばれる郭にのみみられるが、後世のものと推定される。

城の占地・構造等から、山梨県でも最古の部類に属する城郭として位置づけられよう。

情報提供:山梨県教育委員会


小田野城の口コミ情報

2018年11月13日 武田主殿助信之
小田野城

普門寺方面から登りました。頂上まで一時間くらいでしたが、難攻不落の要害だといえるお城跡でした。

2016年05月01日 治部少輔しん@蓋と城
小田野城

普門寺のご厚意で車を駐めさせてもらいました。遺構は浅い堀切が数本。激斜面を登ってまで行く価値があるのかは・・・(^_^;
付近の浄古寺城から遠景が綺麗に撮れます。

2014年12月30日 日高守きこりん
小田野城

普門寺の墓地の北西隅に踏み跡があり、防獣フェンスの扉を開けて、山に入ります。小さな社が2つある最初の郭までは一応つづら折れの道がありますが、その先は特に道もない尾根をひたすら登り、頂上が主郭です。
自然地形とはっきり区別できる遺構はあまりありません。
天気が良ければ、山頂からは富士山と甲府盆地が一望できるはずです。

2012年05月03日 三河守コーキしゃん
小田野城

近くにある普門寺から登山出来るらしいけど登山口が分かりませんでした(ToT)

2012年04月01日 加賀美 摂津守遠光
小田野城

平安時代後期~鎌倉時代前期に活躍した安田義定公の出城跡で麓には、腹切り地蔵、義定公廟所が有ります。甲州市塩山の放向寺が屋敷跡らしくそちらにも墓が有ります!
放向寺の隣のお寺が信玄公と、柳沢義保夫婦の廟所、恵林寺です

小田野城の周辺スポット情報

 丸山烽火台(周辺城郭)

 野背坂西城(周辺城郭)

 下釜口の烽火台(周辺城郭)

 西山城(周辺城郭)

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