笠木城(かさぎじょう)
笠木城の基本情報
通称・別名
- 笠木山城
所在地
- 福岡県宮若市宮田/飯塚市庄司
旧国名
- 筑前国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 宗像氏
築城年
- 天文20年(1551)
主な改修者
- -
主な城主
- 宗像氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石垣、横堀(空堀)、堀切、竪堀
指定文化財
- 市史跡
再建造物
- -
周辺の城
-
鹿毛馬神籠石(福岡県飯塚市)[8.7km]
直方陣屋(福岡県直方市)[9.9km]
高野山城(福岡県飯塚市)[10.1km]
許斐山城(福岡県宗像市)[13.8km]
高鳥居城(福岡県糟屋郡)[14.4km]
鷹取山城(福岡県直方市)[14.8km]
猫城(福岡県中間市)[14.9km]
蔦ヶ嶽城(福岡県宗像市)[15.5km]
丸山城(福岡県糟屋郡)[15.6km]
立花城(福岡県福岡市)[16.2km]
笠木城の口コミ情報
2024年04月01日 ヒデタカ筑前守
尾園城[笠木城 周辺城郭]
山口八幡宮より直ぐに取り付けます。八幡宮の裏側が城郭で、小城なので巡りやすくドライブスルー的な城跡です。
2023年12月06日 ヒデタカ筑前守
白旗山城[笠木城 周辺城郭]
擊鼓神社から取り付くことが出来ます。反対側はソーラー施設となっていて、立ち入り禁止です。山頂が本丸ということですが、 主郭の面影はありません。石垣、石切場、土塁、空堀の跡らしいものは見受けられます。
2023年12月06日 ヒデタカ筑前守
地蔵山城[笠木城 周辺城郭]
私有地にて鳥獣対策用のネットが有り、立ち入りは出来ません。
2023年12月06日 ヒデタカ筑前守
鬢鏡山城[笠木城 周辺城郭]
麓の白山神社に駐車可能。白山宮まで参道があり比較的に分かりやすいです。金生城経由で白山宮から尾根伝いに鬢鏡山城跡まで登りました。低山ですが道に迷う要素もありますので、気をつけて登ることが必要です。
2023年12月06日 ヒデタカ筑前守
金生城[笠木城 周辺城郭]
金生城跡は麓の白山神社に駐車可能。城跡の少し下の白山宮まで参道があるので比較的に分かりやすいと思います。しかし低山でも道に迷う要素がありますので用心して登ることが必要です。
また鬢鏡山城跡にも行くことが出来ます。
2023年11月21日 昌幸近江守晩秋リア旅
犬鳴御別館[笠木城 周辺城郭]
福岡藩が最後に築いた城ともされる犬鳴御別館。
外国の脅威が増した幕末、家老の加藤司書が有事の際の藩主の逃げ城として、山に囲まれた犬鳴地区に目をつけ慶応元年(1865)に建設を始めました。
徳川治世の揺らぎの影響は福岡藩にも現れ、天皇親政を目指した「勤皇派」と幕府を補佐していく「佐幕派」の対立がありました。加藤司書は勤皇派で、佐幕派から「この館は藩主を幽閉するためのもの」と疑いをかけられ、ついに藩主黒田長知は加藤司書はじめ勤皇派24名を処刑しました。
その時犬鳴御別館は建設途中でしたが、犬鳴御茶屋と名を変え翌年完成。
藩主長知が明治2(1869)年に一度だけ訪れました。館はその後荒廃が進み、明治17(1884)年の暴風雨で倒壊してしまいました。
当時の絵図によると、最上段に館、下側に6つに区画された平地となっていて足軽長屋・武器庫・トイレ・お宮様などがあったそうです。
現在残されているのは館周りで、大手と搦手門跡と庭の池跡が確認できます。
桜の木がたくさんありましたので、春は城跡との素晴らしいコラボが拝めるかも。たぶん桜の隠れスポットですよー。
是非訪れてくださいませ。
【写真の説明】
①大手口
②大手口の前には番所があった。
③池は石垣で囲まれていた。
④崩れてしまった石垣
⑤搦手口。石段が確認できる。
⑥搦手口石垣
⑦館全景
⑧登城路脇に埋まる石積み。長屋のあった区画の裏込石か?
2023年04月30日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
犬鳴御別館[笠木城 周辺城郭]
福岡県の宮若市にある【犬鳴御別館】♪犬鳴連峰の深い谷間(犬鳴谷)にある福岡・黒田家の別館となります♪現在は犬鳴ダムの北側に居館跡は存在します♪
『福岡者海岸故 攘夷之時也或ハ長防御征伐ニ付而者 英夷加担致すべき間 海岸之城ハ 不都合とて 右様犬鳴山え別館取立候』と残り、幕末期にマシュー・ペリーが黒船で浦賀へ来航以来、この日本国には緊張が走りました☆長きに渡る徳川幕府の鎖国政策により日本へ平和をもたらしたと同時に、異国人の来航と共に慌てふためく事となりました☆徳川幕府の異国人への対応は?諸藩も注目した大きな出来事です☆
不安定な外部環境で元治元年(1864年)に福岡藩・黒田家の家老、加藤司書の推挙により国内外に対する防備の為に、有事に備えて築城されたのが、この犬鳴御別館となります♪
明治初期まで使用された、この別館には石垣が残されています♪犬鳴御別館には御殿、城外には足軽詰所・宝蔵・火薬蔵などがあったとされていて、犬鳴に入る各峠に番所を築き犬鳴在住の足軽を配していました♪犬鳴御別館は城郭要素を取り込んだ居館と言えます♪
2023年04月27日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
宮永城[笠木城 周辺城郭]
福岡県の宮若市にある【宮永城】♪宮永集落(南)と大谷集落(北)の間にある雁城の山頂、標高333mに城郭は存在します♪
別名を雁城山城、繋木城とも呼ばれています♪宗像氏の鞍手郡西部防衛拠点の城郭となります♪往時、宮永城の立地する若宮盆地は他の勢力(秋月氏、杉氏、戸次氏、麻生氏♪後者2名はやや離れてますが…)との接触点でもあります♪宗像だけでは無くて、南側の若宮も支配をしていた宗像氏です♪
島津軍🆚大友軍が対峙した耳川の戦い☆
大敗を喫した九州の雄、大友宗麟☆
此れをキッカケに筑前では秋月氏をはじめとする反大友勢力が拡大☆
大友氏の家臣で立花山城主の戸次道雪は、鞍手郡・田川郡の境にある鷹取城に籠る毛利鎮真の元へ兵糧を輸送しますが、帰路を待ち受けた宗像氏貞勢と吉川庄清水原で一戦を交える事になります☆
小金原合戦です☆
この戦いをキッカケに宗像氏と大友氏は再び交戦状態になります…
城郭までは被害が及ばなかったと思われますが、眼下では火蓋が切って落とされました☆
往時、宮永城の城主は宗像氏貞の家臣・吉田杢之助が勤番したと伝わります☆
宮永城は南北に伸びる雁城山頂部を削平し、城郭を造り混んでいます♪南側には二重に堀切を造り東西、特に西側にビッチリ畝状竪堀群を配します♪※南東側にも畝状竪堀群♪
竪堀を動線兼としていると思われ主要部へ誘います♪宗像系城郭の特徴が良く出たオススメ城郭です♪
2020年10月27日 戸次豊前守紹運亮幸盛
犬鳴御別館[笠木城 周辺城郭]
別館の手前300メートルくらいに金網があり、そこに車を停めまれます。金網の両サイドの隙間から歩いて入って行き、ヘアピンカーブのように曲がって行くと別館跡が見えてきます。遺構は石垣だけですが、この石垣が素晴らしいです。向かって右が入口(虎口)でしょうが、左奥にもあります。中央の石垣は破却されたような感じですが、どこにも持って行かれず残っています。奥のやぶの中にも小さめの石垣があります。県道からの道は一方通行なのでご注意を。