鷹取城(たかとりじょう)
鷹取城の基本情報
通称・別名
- 鷹取山城
所在地
- 福岡県八女市星野村/うきは市浮羽町鷹取
旧国名
- 筑後国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 星野鎮種
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 星野氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石積、土塁、堀切、横堀(空堀)、畝状竪堀群
指定文化財
- 市史跡(鷹取城跡)
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
発心城(福岡県八女市)[6.9km]
麻底良城(福岡県朝倉市)[9.3km]
猫尾城(福岡県八女市)[10.4km]
杷木神籠石(福岡県朝倉市)[11.5km]
赤司城(福岡県久留米市)[12.3km]
高良山神籠石(福岡県久留米市)[15.2km]
西鯵坂城(福岡県小郡市)[16.8km]
秋月城(福岡県朝倉市)[18.3km]
福島城(福岡県八女市)[18.6km]
日隈城(大分県日田市)[19.2km]
鷹取城の口コミ情報
2021年05月03日 大内周防守毛利
福丸城[鷹取城 周辺城郭]
福丸城は秋月氏配下の星野氏によって築かれた城の一つ。星野氏の本拠地の城とされる妙見城は福丸城の背後、南西に存在しています。
【構造】標高190mの尾根の頂部に曲輪を2段設けている。南側には虎口を兼ねていたとも考えられる大堀切があり、それを挟んだ丘陵部分には2段にわたって畝状竪堀が構築されています。また、曲輪の北側には堀切がある。
頂部に南北に長く伸びている曲輪は2段に分かれている。曲輪の東側には、大堀切の見張り場とも考えられる場所から北西にある一段下がった曲輪にかけて通路が設けられている。(縄張り図にはありませんが、この通路下にも数本竪堀があるような?) 頂部の曲輪から下の通路は見下ろす構造になり、上方や背後からも攻撃できます。
北西の一段下がった曲輪は、南側に土塁と虎口がある。また南側から北西にかけて放射状に畝状竪堀が15本見られる。
頂部の曲輪の南側に大堀切を挟んで残存する丘陵部分には、畝状竪堀によって平坦部をなくす形で掘ってある。これは攻城の足場として利用されないように丘陵部を破壊したものと考えられる。
【アクセス】久大本線筑後吉井駅の南側から歩いて、東側から攻城。ネットで調べた登城口不明、藪が多くアタック出来ず。南側より適当なところより川を跨いで無事到着。場所はかなりわかりづらかったですが、後日城の西側の袋田不動尊から行くことができることを知り後悔。
【写真】①②南側丘陵部の畝状竪堀
③大堀切
④見張り台
⑤曲輪から見下ろす通路
⑥頂部の曲輪
⑦北西の曲輪
【参考文献】2020 戦国期北部九州の城郭構造 岡寺 良
2017 福岡県の中近世城館跡Ⅳ 福岡県教育委員会
2021年02月22日 一寸榎肥後守
妙見城[鷹取城 周辺城郭]
妙見城は鷹取城の北東およそ2㎞にあります。
耳納山系から北に派生した尾根上にあり標高488㍍の上の城を頂点とし標高差200㍍、南北約600㍍、東西250㍍の規模を有する筑後国最大の山城です。
上の城、中の城、下の城、館跡などで構成され堀切や80本近くの畝状竪堀群が構築されるなど星野氏の本城にふさわしい山城です。
道は館跡まではありますが上の城、中の城、下の城、馬刺場へは明確な道は無く縄張り図と地図を頼りの登山となります。
2021年02月19日 龍馬太閤【備中❁麒麟児】
井上城[鷹取城 周辺城郭]
福岡県のうきは市にある井上城☆標高170mの山城は日田街道を監視する為の城郭となります♪現在は柿園の中に城郭は存在します♪
築城主は問註所刑部大輔親照と伝わります☆問註所氏は大友氏に属していた為に秋月氏と敵対、秋月種実の攻撃を受けました☆
城主・問註所親照を中心に城兵は防戦に努めますが、ついに落城、問註所親照は城兵三十八名と共に討ち死にしてしまいました☆問註所親照の子の問註所重直はこの城を捨て長岩城に移ります☆秀吉の九州平定の時、問註所氏は秀吉の幕下となりますが、のちに所領を失い筑前名島の小早川隆景に仕えました☆
同じ山の直線500m付近に浮羽稲荷があります☆ここも城域だったんではないか?と立地を見て感じてます☆稲荷上は物見に最適で街道が丸見えです☆綺麗に整地された平地に、削られた山上は何らかの形で使われていた様な気がしてなりません☆
こちらも同様に写真をあげておきます☆
2019年04月23日 じょーうん豊前守
鷹取城
標高800mにある城ですが、車で真横まで来れるので行きやすい城です。小ぶりの城跡ですが、畝状竪堀や堀切や土塁が良好な状態で残っています
2011年04月03日 筑後守もんど
鷹取城
地元の豪族星野氏の後詰めの城、南側が星野氏の地元星野村、北側は筑後川を見渡せる所。
確かにここにこもられたら大変ですね
2011年04月03日 筑後守もんど
鷹取城
車でもいけます。
耳納スカイラインを稜線沿いに走ると途中に鷹取山へと道案内があります。