旭山城(あさひやまじょう)
旭山城の基本情報
通称・別名
- 朝日山城
所在地
- 長野県長野市平柴
旧国名
- 信濃国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 栗田鶴寿?
築城年
- 室町時代
主な改修者
- 上杉謙信
主な城主
- 小笠原氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、腰曲輪、石垣、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- -
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
葛山城(長野県長野市)[1.9km]
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旭山城の解説文
[引用元:Wikipedia「旭山城」の項目]
旭山城(あさひやまじょう)は信濃国水内郡長野村旭山(現在の長野県長野市平芝)[1]にあった日本の城。山城。
概要
] 旭山城の築城時期は不明だが、かなり古い時代から置かれてらしく戦国時代初期には村上氏に属した朝日右近と言う守将が居たと伝えられている。
第二次川中島の戦い
天文24年(1555年)、第二次川中島の戦いで、善光寺別当栗田鶴寿(栗田寛久)は武田晴信(武田信玄)と通じ、鉄砲300と弓800、兵3000の支援を受けて善光寺の西にあるこの旭山城に籠もった。
長尾景虎(上杉謙信)は、善光寺東側にある横山城に陣を構えていたが、謙信は付城となる葛山城を裾花川対岸の山上に築いた。
対陣は数ヶ月に及んだが、今川義元の仲介で和議が成立した。和議の条件として旭山城の破壊が盛り込まれ、破壊された。
第三次川中島の戦い
弘治3年(1557年)、第三次川中島の戦いで、弘治3年(1557年)武田軍が葛山城を急襲し落城させると、翌年、長尾景虎も雪解けを待って出陣し旭山城を再建し守兵を置いた。
第四次川中島の戦い
永禄4年の第四次合戦では越後軍の川中島進出や引き上げの際には重要な役目を果たし、特に退陣の小荷駄隊が犀川小市の渡しを渡河する際には旭山城を駆け下りた守兵の援護で、武田軍の追撃をかろうじて振り切ったと伝えられている。
永禄4年(1561年)冬、謙信が越後から出られなくなると、時の守将であった小柴見宮内(小柴見城主)は援護を得られず武田方に滅ぼされ、記録に出なくなったので廃城になったと思われる。
遺構
構造としては、石垣の痕跡が主郭などにあり、何本もの堀切や竪堀、そして横堀の存在も認められる[2]。
- 主郭跡 - 「朝日山城」城址碑。
- 物見台 - 川中島古戦場や長野駅などが眺望できる。
交通
- JR北陸新幹線・長野駅から徒歩60分
- 上信越自動車道・長野ICから20分
- 朝日山観世音堂駐車場
参考文献
- 小柴見城跡、長野市教育委員会・長野市水道局、1988年
- 南原公平 著『信州の城と古戦場』 しなのき書房 2009年
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旭山城の口コミ情報
2021年11月08日 ヤンヤン
旭山城
街中からナビを頼りに登りましたがなかなか分かりにくかったです。お寺までも対向車が来ると大変な道です。登山道からは30程度の登山ですが、靴はしっかりした物を履きましょう。大きな堀切が特徴の山城ですが、なんと言っても長野市の景色がサイコーですのでオススメの山城です
2021年05月16日 pika中納言
旭山城
城跡は山の頂上にあり、朝日山観世音堂から30分ほど山登りになります。靴などそれなりの準備が必要です。
登っている最中や頂上からの展望はありません。2〜300メートル先に展望台がありますのでぜひ立ち寄ってみて。長野市を一望できます。
2021年05月15日 伊達 幸村
旭山城
上杉謙信と武田信玄が争奪戦を繰行った城跡。遺構は本丸に少しの石垣?石積み、土塁、説明板などあり。この周辺は城跡がいっぱいあるのでまた行きたい。
2021年05月15日 おかっぴき
旭山城
上杉方と武田片桐で争われた城跡です。石垣の痕跡が主郭にある。土塁、堀切、竪堀、横堀、説明板などある。葛山城とセットで行くと良いです。
2020年03月31日 東市佑飯綱権現の使い
旭山城
積雪の中を強行軍。市街地の雪はそれほどでもなかったが旭山城の雪は深く何度も滑りました。朝日山社務所から登山道まで数分、そこから主郭まで20分程。主郭手前で分岐して展望台へ行く道もある。雪で確認しづらかったが、竪堀と主郭部の石垣を確認出来た。展望台手前には物見岩と呼ばれる巨石あり。
2019年05月26日 龍馬太閤【備中❁麒麟児】
旭山城
(左)主郭と倉屋敷を分断する堀切☆第2次川中島合戦で北に上杉謙信様が守る葛山城☆それに対抗して武田信玄様が対岸の旭山城に兵を入れる☆北側は戦闘スペースになっていて深い堀切・竪堀群が無数に伸びる☆
2018年04月27日 カデル織部正
旭山城
修正です。
裾品川× 裾花川〇 です。
失礼しました。
2018年04月26日 カデル織部正
旭山城
旭山城山頂の北側に近寄らないこと。2017年に転落死亡事故がありました。裾品川、里島発電所からの登山道は登山道の崩落と死亡事故があり、現在は登れません。
2018年04月26日 カデル織部正
旭山城
旭山へ上る小柴見、平柴の住宅街にイノシシがでます。付近に住み着いているイノシシです。数頭いるそうなのでご注意を!
2017年11月07日 カーネル
旭山城
横山城から旭山城は東に位置するが、裾花川を越えるため、山王小南の相生橋を目指して南西へ歩きます
相生橋を超えると朝日山観世音の看板と案内地図があるので、それに従い、緩い舗装路を登ります
高度が上がると車道でなく歩行者用?の道を歩くが傾斜がきつい。横山城から1時間で朝日山観世音着です
ここから車道を西へ進むと、旭山城の遊歩道の看板に従い山を登る。傾斜は緩く、道もしっかりしているので、南側から登りましょう。北側の道は危険で、通行禁止の看板もあります
観音様から30分ほどで本丸に
本丸から反対側に下ると石垣がありました。南側斜面を下り安茂里駅へ向かいました
葛山城-善光寺-横山城-旭山城の全行程で7時間でした
2017年11月07日 カーネル
旭山城
葛山城の南側の谷を挟んで反対側に位置します
葛山城を下り、川を超えて、城の北西にある里山発電所を目指し、その導水路に沿って登る
その先は、城の北側の急斜面の山道を登ると、山裾を巻く道にでますが、通行禁止の看板があります
道は手すりが壊れ、倒木土砂崩壊で道の体をなしていません。旧旭山観音を過ぎたところであきらめて引き返す
もうひとつの登山道は、南側から登るため時計回りに山を半周しないといけません・・・。やけになり善光寺と横山城に寄りました。バス停から葛山城を経由してここまで4時間です