高品城(たかしなじょう)

高品城の基本情報

通称・別名

高篠城

所在地

千葉県千葉市若葉区高品町469-1他

旧国名

下総国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

馬加千葉氏

築城年

15世紀中期

主な改修者

主な城主

馬加千葉氏

廃城年

遺構

土塁、堀切、横堀(空堀)、切通し

指定文化財

再建造物

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高品城の解説文

高品城(たかしなじょう)は現在の千葉県千葉市若葉区高品町にあった日本の城。

歴史・沿革
築城時期は不明だが、馬加氏の支城として利用されていたと見られている。廃城となった時期も不明。

城の遺構
堀切や空堀、切通し、土塁などが一部に残っている。

アクセス
京葉道路貝塚インターチェンジより車で5分。
JR総武本線東千葉駅より徒歩15分。

高品城の口コミ情報

2020月04日18 山内侍従伊右衛門俊胤
高品城

高品と原氏
 「香取社造営料足納帳」によると、応永13、14年(1406、1407)に原越前入道なる人物の所領として「高篠」の名がみえる。原氏は房総平氏の中でも古い一族であり、千葉常胤の曾祖父平常長の四男常宗が香取郡千田庄原郷を領した事に始まる。常胤より10代後の千葉介氏胤の四男とされる孫次郎胤高が宗家の名跡を継ぎ、後の千葉氏重臣原氏へと続いていくのだが、原越前入道はこの胤高と同時代の人物であり、胤高が名跡を継ぐより前の原氏の一族であったと見られる。
 原越前守家は後々、原宗家の被官となる。原越前入道の所領が信仰していたと見られる中山法華寺近くの小栗原・高石神と原宗家に近い長峯・高篠であったことから、原越前入道の時代には既に原胤高と親密な関係を持っていたと見られている。千葉氏の原氏に対する影響力強化とともに、主家の子息を当主に迎える事による原氏の更なる地位向上が図られていたのだろうか?胤高より2代後の原胤房が千葉一族の馬加康胤とともに千葉宗家を滅ぼす事になる。
 千葉宗家が滅びた後、下総千葉氏の本拠は本佐倉へと移る。以前の記述にもあるように千葉介の名跡を継ぐ者が元服する際には本佐倉より千葉神社に赴いて元服式が行われ、高品城は下宿所として使用された。高品城を任された安藤氏が元服式でも重役を司っていたのだが、安藤氏がどのような出自の一族なのかは不明である。等覚寺寺伝によれば、等覚寺を創建した安藤勘解由が原胤清の家臣であったというので、安藤氏は元々原越前守家の配下だった可能性がある。千葉氏本拠の移転に伴い、家臣の配置換えが行われたのかも知れない。

2017月07日04 山内侍従伊右衛門俊胤
高品城

高品城はその地の豪族安藤氏が治めていた。南に千葉神社があり、千葉介の名跡を継ぐ者の元服は此処で執り行われた。高品城はその際の下宿所として使われたそうだ。千葉宗家が本佐倉城に移り、情勢が不安定になった後も、最前線を守る城として置かれた。安藤氏については千葉氏重臣原胤清の家臣だったそうで、千葉宗家にとって重要な歴代千葉介の元服などでも大切な役割を担っていたと思われ、その存在が重視されていたものと思われる。

2017月07日04 山内侍従伊右衛門俊胤
高品城

城は舌状台地の中にあった様だ。南から北東へと1〜5郭が続いており、その東側に6郭が広くとられていたという。
1郭の南側は不自然に低くなっており、堀、もしくは切通しがあったと考えられる。西側には線路が通っている、開通したのは明治期で、台地の硬い地盤を利用している。東側には等覚寺がある、1571年にこの地の豪族安藤氏が千葉寺の権代僧都宥朝を導師に招いて開創したという。
1〜3郭はマンションになっており、表からは遺構らしきものは伺えなかった。6郭は宅地となっている。4郭は春日神社となっている、元は城の北東(鬼門)に置いていたものを移したらしい。4郭の北側、窪地を挟んで5郭があり、宅地化されている。
城の南西にも台地が続いている為、そこに城を造らなかったのかと疑問に思ったが、土塁らしき物が見られたので、台地の先端まで物見台などがあったのかも知れない。
台地の周囲の低地は田圃や沼地であった様で、台地の続く北側は5郭が離れて置かれている。関東圏の廃城跡では比較的地形が良く残っている方だと思う。

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