三ツ木城(みつぎじょう)

三ツ木城の基本情報

通称・別名

遠元館

所在地

埼玉県桶川市川田谷(城山公園)

旧国名

武蔵国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

足立遠元

築城年

平安時代後期

主な改修者

主な城主

足立遠元?、石井丹後守?

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

県選定重要遺跡(三ツ木城跡)

再建造物

説明板

周辺の城

石戸城(埼玉県北本市)[2.6km]
加納城(埼玉県桶川市)[5.7km]
中釘陣屋(埼玉県さいたま市)[7.5km]
源経基館(埼玉県鴻巣市)[7.9km]
川越城(埼玉県川越市)[7.9km]
大堀山城(埼玉県川越市)[9.0km]
河越館(埼玉県川越市)[9.3km]
源範頼館(埼玉県比企郡)[9.4km]
伊奈城(埼玉県北足立郡)[9.5km]
井沼館(埼玉県蓮田市)[10.1km]

三ツ木城の解説文



城山公園(しろやまこうえん)は、埼玉県桶川市に位置する都市公園(総合公園)[1]。鎌倉時代の三ツ木城の跡に造られている。

概要 

  • 所在地:桶川市川田谷2839-11(管理事務所)
  • 面積:10.5ha
公園内には市民プールやテニスコート等の有料施設も含めて25の施設がある。桶川市紅花マラソンのスタート地点とゴール地点になっている。なお、市民プールは2007年(平成19年)より休止となっていたが、2012年(平成24年)に解体された。公園の縁を石川川が流れる。

公園内の風景 

公園内の樹は武蔵野の雑木林をイメージして植えられていて、いくつかの目的別の広場がある。公園の中央には大池という池があり、釣りをすることもできる。また、約300本の桜の木があり、春には花見ができる。

公園の北側(展望台のある方向)に「花木園」があり、八重桜は4月半ば頃に美しく咲きそろう。鬱金桜(薄い黄色とピンク)、御衣黄(ぎょいこう、緑色)、万里香(白)、楊貴妃(薄いピンク)、関山(せきやま、濃いピンク)、それぞれ銘の札が掛かっている。鬱金と御衣黄は遅咲きであり、4月中旬以降に咲く年もある。

施設 

無料施設

  • 遊具
  • 藤棚
  • 時計台と銅像
  • 展望台
  • 池(大池、中池)
  • じゃぶじゃぶ池
  • バーベキュー広場(持込みエリア)
  • ベンチやテーブル
  • 駐車場

じゃぶじゃぶ池
2011年(平成23年)に改修、中池に繋がるように拡張された。5月の連休前後から9月下旬まで水遊びが楽しめる。

有料施設

  • テニスコート
  • 多目的広場
  • バーベキュー広場(施設エリア)

バーベキュー広場
2018年(平成30年)4月開設[2]。かまどやテーブルが設置されている施設エリア(有料300円/区画)と、利用者がコンロなどを持ち込んで利用する持込みエリア(無料)がある広場。管理棟では用具の有料貸出や物品の販売なども行っており、授乳室も設置されている[3]

かつて存在した施設

市民プール
1989年(平成元年)7月8日開設。公園内の北東に位置し、料金は大人200円、小中学生100円[4]で子供プールやウォータースライダーがあった。地盤沈下や施設の老朽化のため2007年(平成19年)から休止状態だったが、2012年(平成24年)に解体。跡地は多目的広場に拡充された。

三ツ木城 

公園の西側に三ツ木城跡がある。城の居住者は源頼朝に仕えた足立遠元である説や岩槻城の太田氏に仕えた石井丹後守である説があるがはっきりと分かっていない。周辺の地名である「城山」はこの城に由来する。

三ツ木城の口コミ情報

2022年11月19日 マグロ常陸介祐平
武城[三ツ木城  周辺城郭]



郭内は、私有地で入ることは出来ませんが、空堀と土塁は確認できます。遺構は断片的で薄い感じです。

2022年10月23日 長けた 勘解由長官 進言
三ツ木城



現在は公園化されて、周辺は綺麗に整備されています。肝心の主郭部分は入り口がわからず断念。 外側から見た感じは藪が凄く、入らなくて正解だったかも? トイレや自動販売機などはありますので、ちょっと立ち寄るには良いかもしれません。

2022年09月04日 マグロ常陸介祐平
太田道灌陣屋[三ツ木城  周辺城郭]



養竹院というお寺が城址です。太田道灌の養子資家とその子資頼が岩付城に移る前の本拠地だった可能性がある城のようです。門前に水堀、西側に空堀らしきが確認できます。歴住の墓域には資家夫妻と資頼の墓と資家7代の孫で越前藩を浪人した岩付太田氏最後の当主(太田氏嫡流)尹資と兄栄資、子の延資の墓があります。

2022年09月04日 マグロ常陸介祐平
美尾屋氏の館[三ツ木城  周辺城郭]



城址は廣徳寺となっています。城址の北側と西側に水堀らしき水路が通っており南側には空堀が確認できます。国の重要文化財の大御堂は茅葺き屋根の室町時代初期の建物で大変見事です。大御堂の裏側には土塁状の土盛りがみられます。

2022年09月04日 マグロ常陸介祐平
三ツ木城



城山公園に案内板があり、案内板の裏側には、堀らしき溝が確認できます。城の入り口を探しましたが見つからず、公園の方に聞いたところ、「城跡は私有地ですから見ることは出来ません」と一蹴されてしまいました。残念!

2022年08月09日 キャワ
三ツ木城



公園内で目立たない場所ですが土塁のようなものはわかりましたq

2020年12月30日 拓之助中務少輔【若者組】
太田道灌陣屋[三ツ木城  周辺城郭]

太田道灌陣屋は現在は養竹院になっており、養竹院は太田道灌の養子で岩付城主・資家が道灌の菩提を弔うため作られた。

元は太田道灌の陣屋があった所で、北上すると松山城、荒川を渡ると三ツ木城、石戸城といった北条方と太田氏の派遣争いの最前線として築かれたと思われ、石戸城や川越城の戦いで太田氏が布陣したとつたわり、名称は陣屋より陣城と言った方がいいだろう。

遺構としては養竹院境内、山門前方に堀跡のような窪みが有るが、遺構で在るかは不明である。また、山門前方に小さな石碑が建っている。

2020年12月30日 拓之助中務少輔【若者組】
美尾屋氏の館[三ツ木城  周辺城郭]

美尾屋氏の館跡は、現在は広徳寺の境内となっている。美尾屋氏は「平家物語」、「吾妻鏡」にも奥州征伐に美尾谷十郎の名がある。

遺構としては、境内の周囲に水堀のような水路が確認できる。だかこの館の周囲は水田があり、その水路としても考えます。また同境内大御堂裏手にある広徳寺古墳は土塁として使われたかのかもしれない。

2020年12月30日 拓之助中務少輔【若者組】
広徳寺大御堂[三ツ木城  寺社・史跡]



大御堂は13世紀、北条政子が美尾屋十郎廣徳の菩提を弔うため、美尾屋氏の館跡に建てたものと伝えられています。

建物は、その後、室町時代後期頃に再興されたもので、方三間の寄棟造となっています。

2020年08月16日 ひろき
三ツ木城

公園になっていて城の面影はなかった。

2020年01月28日 Nerikyu
三ツ木城

(三ツ木城跡 説明板)
三ツ木城跡は、現在城山公園となっている低地に使う出た台地上に存在する。
城跡の東、西、北の三方は湿地に囲まれ、南方を底辺として北側を頂点とする三角形の囲郭をなし、東西120メートル、南北110メートルの規模をもつ単郭の平山城である。
現在残されている遺構としては、内外二重の土手のような土塁がみられ、土塁の間には水堀が掘られている。
また城跡の西南隅と内側の土塁の北端は、広くしかも高くなっいるので、物見やぐらのような施設があったと考えられる。城の大手口と考えられる南側は、土塁が一重確認されるのみであるが、かつては深い堀があったのではないかと推定される。
城の居住者については、鎌倉時代に源頼朝に仕えた足立右馬允遠元、あるいは室町時代に岩槻の太田氏に仕えた石井丹後守とする説もあるが、いずれも定かでない。また、近年の研究では十四世紀に築城されたものとされている。
なお、この城跡は昭和44年に県選定の重要遺跡に指定されている。
埼玉県・桶川市

2014年05月06日 土塁ルイ
三ツ木城

遺構を見ずに帰ってくる人が多いです。城跡は南側駐車場から入って左手にある林の中で、園内の歩道から林の中に分け入った奥に二重土塁があります。

三ツ木城の周辺スポット情報

 堀跡(遺構・復元物)

 堀跡(遺構・復元物)

 堀跡(遺構・復元物)

 説明看板(碑・説明板)

 石碑(碑・説明板)

 鈴木家屋敷・説明板(碑・説明板)

 太田道灌陣屋(周辺城郭)

 美尾屋氏の館(周辺城郭)

 川田谷陣屋(周辺城郭)

 武城(周辺城郭)

 富士浅間塚古墳(寺社・史跡)

 愛宕塚古墳(寺社・史跡)

 大塚古墳(寺社・史跡)

 広徳寺古墳(寺社・史跡)

 広徳寺大御堂(寺社・史跡)

 諏訪塚古墳(寺社・史跡)

 白山古墳(寺社・史跡)

 熊野神社古墳(寺社・史跡)

 古墳(寺社・史跡)

 養竹院古墳(寺社・史跡)

 養竹院古墳由来の石棺の石(寺社・史跡)

 養竹院古墳由来の石棺の石(寺社・史跡)

 養竹院古墳由来の石棺の石(寺社・史跡)

 鈴木家屋敷(寺社・史跡)

 太田資家の墓(寺社・史跡)

 トイレ(トイレ)

 鈴木家屋敷・駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

 公園駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

 桶川民俗資料館(関連施設)

 遠山記念館(関連施設)

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