塙城(はなわじょう)

塙城の基本情報

通称・別名

所在地

茨城県稲敷郡阿見町塙

旧国名

常陸国

分類・構造

丘城

天守構造

築城主

不明

築城年

不明

主な改修者

土岐氏

主な城主

館野氏?、土岐氏

廃城年

遺構

曲輪、帯曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

木原城(茨城県稲敷郡)[3.0km]
小坂城(茨城県牛久市)[7.3km]
江戸崎城(茨城県稲敷市)[7.9km]
土浦城(茨城県土浦市)[10.3km]
木田余城(茨城県土浦市)[10.3km]
神宮寺城(茨城県稲敷市)[11.3km]
龍ケ崎城(茨城県龍ケ崎市)[12.6km]
馴馬城(茨城県龍ケ崎市)[12.8km]
牛久城(茨城県牛久市)[13.0km]
宍倉城(茨城県かすみがうら市)[13.6km]

塙城の口コミ情報

2023年05月28日 千葉相模守早雲【三つ鱗】
塙城



中世には在地領主の居館が作られ、その後Ⅰ郭・Ⅱ郭の連郭式の本城域に発展。更に北の郭を拡張したとみられます。戦国期には江戸崎土岐氏の勢力下にあり、豊臣秀吉の関東侵攻による土岐氏滅亡と共に城としての役割を終えたそうです。(君原公民館案内板より引用)

本城域は台地の先端にあり、台地の両脇に竪堀、郭の周囲に横堀を設けて、それらが交差したりと技巧を凝らした作りになっています。虎口や土塁、Ⅰ郭には櫓台など遺構がかなり残っていて、見どころの多い城郭です。

北の郭は何と言っても二重堀と三重土塁が最大の見どころ。また屈曲を繰り返したり、半円形にカーブする横堀も見ていて飽きることがありません😁堀底道はそこら中から狙い撃ちされます。
君は生き延びることができるか?😆

君原公民館に駐車出来ます。ガイドマップが設置されているので、それを見ながら城攻めするのがオススメです。

1.Ⅱ郭東側の竪堀は横堀と交差する。
2.Ⅱ郭横堀。屈曲し、その先で湾曲する。
3.Ⅰ郭櫓台。
4.Ⅰ郭東側の竪堀。
5.Ⅰ郭西側の竪堀。
6.北の郭の二重堀。
7.二重堀の先は竪堀となって落ちる。
8.北の郭。緩やかに湾曲する横堀。

2023年03月01日 雑賀常陸介
塙城

徒歩3分ほどの位置にある君原公民館の駐車場をお借りできます。

大まかな縄張図、町内にある複数の城址の位置、御城印販売所など記載の案内図も公民館に用意されていました。

周囲には民家が多く進入禁止域もありますが、本城・北郭とも保存会による整備がされ保存状態も良く案内板の設置もあります。

本城域の切岸や帯曲輪、北郭の屈折しながら続く多重の堀など見応えは充分です。堀底を踏みしめながら見上げる竹林、ぜひご賞味くださいませ。近隣にも選ぶのに困るほどリアしてみたいと思わせる城址があります。下調べも大きな楽しみ♡悩んでください。

2022年03月17日 弾正少弼しろし
塙城



本城の方も中々の物ですが北曲輪側の二重の堀は圧巻物です。

2022年03月09日 昌幸近江守更に吉
島津城[塙城  周辺城郭]



阿見町の島津城。
場所はあみプレミアム・アウトレット前の道を5㌔北上した位置にある。
永正年間に小田氏が築いたのが始まりで、のちに土岐氏の領するところとなる。
伝承によれば、島津城小田軍と木原城土岐軍が付近の清明川で合戦をした際、龍ケ崎城土岐軍に急襲され落城したという。
土岐氏が北条氏と運命を共にしたため廃城。最後の城主は宮本内膳で末裔が地元に残る。

大部分が改変され現在は御城(主郭)と呼ばれる部分が残る。西方からの敵の侵攻に備えた空堀が実に見事である。

車は先人の言っていた「阿見飛行場跡」
の看板前に停めた。そこから道祖神のある道を歩き3〜4分で到着。

本アプリ登録の木原城と塙城のちょうど中間地点にあり、お手軽に常陸の山城を体験できる絶好の場所です。時間の余裕がある時(なくても)訪れてみてください。

【写真の説明】
①城の入り口。もう御城の空堀となる。
②城の入り口を上から。
③空堀は南へ折れます。
④折れた部分を底から。左側が御城の櫓台。
⑤御城櫓台跡。
⑥空堀突き当たりに現れた虎口跡。
⑦御城南側空堀。枯竹激しく進行不可能(突入してみたい…)
⑧御城。畑になっており、土岐氏が治めた証の稲荷社が祀られている。

2022年03月04日 昌幸近江守更に吉
上条城[塙城  周辺城郭]



塙城の西2kmに位置する上条(じょうじょう)城。
南北朝時代末期、関東管領上杉氏の家臣団「信太(しだ)庄山内衆」である大越氏が入城した。上杉氏が衰えた戦国時代には土岐氏に属した。
小田氏の勢力が強まった天文年間に落城し、小田氏の家臣である江戸崎監物が居城としたものの、永禄年間に再び土岐氏の支配するところとなり大越氏が復帰。
天正18年(1590年)の江戸崎城落城とともに廃城となり、大越氏も帰農したという。

城域はかなり広かったらしいのですが、集落と化していて、道で遺構も寸断しており、当時を示した史料も乏しいため、詳細は把握きません。
民家の裏庭にに土塁と堀が確認できました。こっそり写真を撮らせてもらいました。そして稲荷社があり、確かに土岐氏が治めていた痕跡があります。周りの草刈りもされていて感謝です。

車は稲荷社の端っこに停めました。

【写真の説明】
①道路で寸断されたところから、郭と土塁を見る。
②土塁1
③土塁2
④堀底から郭を見る。
⑤稲荷社のある郭と堀跡。
⑥稲荷社。土岐氏が治めていた証。

2021年03月28日 水天一碧東方之衆
島津城[塙城  周辺城郭]



常陸にある島津の城といえば、それは、阿見町島津字御城にある島津城のことです(笑)

なんだよネタかよと笑われますが、図説茨城の城郭にて、茨城城郭研究会が『ミニ小幡城』と書いている秒で幸せになれるお城です。

台地上にあるこの城は常陸でもおなじみの立地にあります。近くを流れる清明川での小田氏と土岐氏の合戦の際に、土岐氏により落城させられたそうです。

お城全体はほとんどが宅地と畑になっていますが、そのうち、稲荷社のある畑(郭)の周りを巡る横矢がかかった大規模な堀がミニ小幡城と呼ばれる所以です。
稲荷社の南側の堀もまた幅15mの堀とのことでしたが、バンブー地獄すぎて、まるで確認できませんでした。乗り越える隙間がないくらい重なる竹藪すぎて、藪漕ぎに慣れた自分でも挫折しました。
それでも、頑張って少しだけ入ると、色々とサイズが狂っていること、南側の防御をかなり意識していることがよくわかります。

この島津城、アクセスも大変良好です。

Googleマップで島津梅林さんを検索していただくと左側に鹿島神社があります。こちらを目指していただくと神社の手前の交差点に阿見名所百選と書かれた案内板があり、そこにスペースがあるから駐めることができます。
車を駐めたら、馬頭観音や石塔がある道へ行き、カーブした道の辺りに見えてきた竹藪に突っ込むだけです。口コミについてる写真が駐車位置など周辺写真ですから参考にしてくださいませ。

メインで見に行くお城ではありませんが、塙城と木原城の近くにある城で、ちょっと寄り道してみてはいかがでしょうか。

2019年06月25日 ⛫武蔵の謙
塙城



南城二郭南西隅部の切岸と空堀。城は南城と北城で谷戸を挟むようにして構成される。谷戸部分には城主の居館があったと推定される。

2019年05月06日 さと右近衛少将けんさん
塙城

谷を挟んで両側の台地を利用しています。
北にある曲輪はジグザグに曲がっていて二重の豪があります。これは場内から迎撃の為の射撃陣地ではないか?と思われます。

2016年03月18日 ひとのもん
塙城

阿見町役場 君原公民館の駐車場を借用し、MAPの示す地点へ真っ直ぐ歩くと途中に説明板が。
さらに真っ直ぐ歩くと林の中へと続く道があり、その先が城跡のようです(案内板等なし)。
守りは大量のスギ花粉が固めていました(T_T)

2015年09月18日 太田大宰大弐道灌?!
塙城

案内板を探しに藪の中へ突入!!(^^)

散々探した挙げ句に見付からず、諦めて帰ろうとしたら…以外な場所に!?(笑)

でもお陰で塙城址の曲輪や堀切♪土塁等見て回れたので良かったです!!

靴は泥々に成りましたが…(^^;(笑)

2014年10月12日 ⛫武蔵の謙
塙城

城の南側に一ヵ所登城口があるが遺構ではないよ うである。また周辺は民家が建つ。

登城口を登ると左手に祠のある曲輪があり、土塁 が廻らしてある。切岸も角度が鋭い。さらに登城口を先に進むと主郭があるようだが、藪が酷く未確認。

全体的に木と藪で覆われていて、夏場の登城はお 勧めできない。

塙城の周辺スポット情報

 C 切岸(碑・説明板)

 B 横堀(碑・説明板)

 A 土橋(碑・説明板)

 E 横矢(碑・説明板)

 D 二郭(碑・説明板)

 F 堀(碑・説明板)

 G 突角形土塁(碑・説明板)

 H 主郭(碑・説明板)

 I 熊野神社(碑・説明板)

 J 北の郭(碑・説明板)

 塙城案内板(碑・説明板)

 島津城(周辺城郭)

 上条城(周辺城郭)

 塙城北城(周辺城郭)

 掛馬館(周辺城郭)

 塙城南城(周辺城郭)

 蔵福寺(寺社・史跡)

 君原公民館(駐車場)

 本城見学コース出口(その他)

 見学コース入り口(その他)

 北の郭見学コース入り口(その他)

 北の郭見学コース出口(その他)

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