島津城
島津城([塙城 周辺城郭])
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島津城の口コミ情報
2024年04月16日 マグロ常陸介祐平
信太庄で小田氏が優勢であった永正期(16世紀初期)に築城され、戦国末期に小田氏が衰退して江戸崎土岐氏の支配に代わったと推測されているお城です。
御城と呼ばれる小さなお宮が2つ並ぶ本郭(写真1,2枚目)の北側から西側を竹林の美しい空堀が囲みます。南側は竹薮(写真6枚目)で先が見通せません。空堀の外側の土塁(写真7,8枚目)は高さがあり南西の角部分が虎口のように開口(写真3枚目)しています。空堀から直接本郭に登れる通路は見当たらず、不思議な構造です。(ということで本郭と空堀は入り口が異なります)
立派な土塁をもつお城ですが、本郭には土塁が見当たりません。後世削られてしまったのでしょうか。
2022年03月09日 昌幸近江守晩秋リア旅
阿見町の島津城。
場所はあみプレミアム・アウトレット前の道を5㌔北上した位置にある。
永正年間に小田氏が築いたのが始まりで、のちに土岐氏の領するところとなる。
伝承によれば、島津城小田軍と木原城土岐軍が付近の清明川で合戦をした際、龍ケ崎城土岐軍に急襲され落城したという。
土岐氏が北条氏と運命を共にしたため廃城。最後の城主は宮本内膳で末裔が地元に残る。
大部分が改変され現在は御城(主郭)と呼ばれる部分が残る。西方からの敵の侵攻に備えた空堀が実に見事である。
車は先人の言っていた「阿見飛行場跡」
の看板前に停めた。そこから道祖神のある道を歩き3〜4分で到着。
本アプリ登録の木原城と塙城のちょうど中間地点にあり、お手軽に常陸の山城を体験できる絶好の場所です。時間の余裕がある時(なくても)訪れてみてください。
【写真の説明】
①城の入り口。もう御城の空堀となる。
②城の入り口を上から。
③空堀は南へ折れます。
④折れた部分を底から。左側が御城の櫓台。
⑤御城櫓台跡。
⑥空堀突き当たりに現れた虎口跡。
⑦御城南側空堀。枯竹激しく進行不可能(突入してみたい…)
⑧御城。畑になっており、土岐氏が治めた証の稲荷社が祀られている。