糸数城(いとかずじょう)

糸数城の基本情報

通称・別名

糸数グスク

所在地

沖縄県南城市玉城糸数133

旧国名

琉球国

分類・構造

山城

天守構造

なし

築城主

糸数按司?

築城年

14世紀前期

主な改修者

主な城主

糸数按司

廃城年

遺構

曲輪、石垣、石門

指定文化財

国史跡(糸数城跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

玉城城(沖縄県南城市)[2.0km]
佐敷城(沖縄県南城市)[3.0km]
垣花城(沖縄県南城市)[3.1km]
具志頭城(沖縄県島尻郡)[3.5km]
島添大里城(沖縄県南城市)[3.9km]
八重瀬城(沖縄県島尻郡)[4.6km]
知念城(沖縄県南城市)[5.2km]
長嶺城(沖縄県豊見城市)[7.0km]
南山城(沖縄県糸満市)[7.7km]
首里城(沖縄県那覇市)[8.4km]

糸数城の解説文



糸数城(いとかずぐすく/いとかずじょう)は、沖縄県島尻郡南城市糸数にあったグスク(御城)跡。城跡は1972年(昭和47年)5月15日に国の史跡に指定されている。

概要 

玉城城の玉城按司が、その守りとして次男を大城城、三男を糸数城に派遣し、それぞれ築城させたといわれている。

糸数城は東側を除く三方が断崖または急斜面で、特に南側は高い断崖となっている。東側は玉城城まで丘陵上の平坦面となっており、視界は良いが防御は弱点となるため高い城壁と正門が設けられた。その東側に隣接して蔵屋敷跡があり佐南村と呼ばれた。

この場所は糸数城が築城されるまで根石グスクがあった場所で、その麓には祖霊を祀る「根石城之嶽」があり糸数集落が村落祭祀において最初に拝む拝所となっている。

『中山世鑑』や『中山世譜』では玉城王の治世に国が分裂し、大里按司が玉城城などを討って山南王を名乗ったとあることから、糸数城もその侵攻を受けて三山鼎立の時代には山南王の支配下にあったとみられる。

落城後も城下集落はそのまま存続したが、1886年(明治19年)の天然痘の流行により城跡西側に集落は移転した。

糸数城の口コミ情報

2024年08月16日 きよりん安房守
糸数城



城地図を見ながら向かったのですが、城壁は見つけましたが案内板は無く、轍を歩きましたが迷い続け、行き止まりを続けて・・結局、外壁しか見ることができず内側には辿り着けませんでした😢どうやったら辿りつけるのだろうか?

2024年07月14日 薩摩安房守義弘維新斎
糸数城



糸数城跡へは、玉城城跡から車で約7分程度で行けます。城跡近くに案内板があり、そこから坂を上ると城壁が見えて来て、糸数城跡の石碑周辺が空地なので、車を駐車できます。
琉球石灰岩でできた城壁がうねって設置されており、見て歩くと結構長いので驚きます。この城の特徴が龍のようにうねった城壁らしいです。
ところで、これだけの遺構が残っているのに、観光客が皆無なのは非常に残念です。私が散策している間には、誰も訪れませんでした。
また、城壁に上がらないよう注意喚起した看板がたくさん設置されています。城壁に上がる人がいるんでしょうね。
最後に玉城城跡の近くに位置するため、この周辺を訪れたならば本城跡を見て下さい。オススメします。

2023年01月12日 RED副将軍
糸数城



沖縄南部最大の城壁🏯
琉球石灰岩の断崖を利用して築かれています✨

オススメ度 ★★★★★

築城年代等の詳細不明。三山分立時代の初期にあたる14世紀前半の築城で糸数按司の城と考えられています。
玉城按司が次男を大城按司に、三男を糸数按司に任じたとの伝説があります。

見所
天に向かってそびえ立つようなアザナ(物見台)は圧巻です。
切石の石垣で組まれた正門は、サンゴを由来とする琉球石灰岩の野面積みで出来た城壁との対比が見所です。
壮大な城壁は万里の長城を彷彿とさせます。

2022年11月27日 笑門来猫
大城城[糸数城  周辺城郭]



大城崩/大城大軍という琉球舞踊/組踊がありますが、その舞台となったお城です。
島添大里城との戦いに敗れた大城按司は自刃しますが、逃げ延びた若按司は垣花に潜伏。その後、三山統一を目指す尚巴志の援護を受けて仇討ちを果たしたと伝わります。

大城集落センターの背後にそびえる山が城跡で、小さい車なら北東側から上まで登れます。曲輪がいくつか並んでいるようですが、ノロの踏石がある曲輪以外は藪。

2022年02月11日 ASASA
糸数城



あまり有名ではないが、必見。近くまで行くと案内板があるので大丈夫?

2022年01月04日 久松胆振守西門左衛門️
糸数城



ぜひリア攻めしてください。郭は広く、眺望絶佳です。石灰岩の劣化で登ることはできませんが、立派な城壁も見ることができます。

2021年03月11日 豊嶋武蔵守カッチャン
糸数城

糸数城ですが、以前は城の側まで車で行って駐車しておりましたが、駐車場もグスクロード側に新たに設けられており、大変便利になっておりました😄

城内からは、太平洋を眺める事ができ、晴れた時には最高のローケーションとなります😆

そのローケーションを目当てに登城するのも有りだと思います😊

2020年08月24日 拓之助中務少輔
糸数城

糸数城はおきなわワールドを過ぎた所にある山城です。具体的に糸数壕の近くにあります。県道に糸数城の看板があります! 細めの未舗装ポっい道を通ると石垣が見えてきて、石碑の前(曲輪内)に車が停められ ます! そして、石垣の見える方に進むと琉球の万里のミニ長城があります。見応えがあります。 また石垣の積み方が違ったり門跡や石垣の跡見受けられます。 青い空によく映える城です。(琉球の城全部だけど) やはり足首ぐらいの草むらの中を少し進みます。くれぐれもハブに注意してください。 県外の方はおきなわワールドのハブ園で対処の仕方を見ていた方がためですよ! グスクロードが近くに通っていて色々な城があります。見ておきましょう!では皆さん頑張ってください。

2018年06月21日 後中城按司 知名朝安
糸数城

糸数城も、1402年から1404年にかけて、尚巴志が攻略しています。1405年に浦添城を、攻略する直前には、現在の南城市全域、南風原町全域、与那原町、八重瀬町の半分(旧具志頭村全域)が、尚巴志の支配下になります。これは、南山の東半分になります。

2016年12月17日 権大納言土佐っ子
糸数城

西側より車を止めて入りました。車を止めるスペースは十分あります。
そこから蛇のようにクネクネと石垣があります。前の人が万里の長城と書いてくれてますが、言い得て妙で、琉球の城特有の曲線も見事です。
郭(石垣の内側)は南国の植物が生い茂り、鬱蒼としています。
ポチだけでなくリアルで見に行ってほしい城跡です。

2016年10月14日 立花左近将監統虎
糸数城

糸数城跡はおきなわワールドの近くにあります。
場所は分かりにくいですが近くまで行けば案内看板があります。
城の東側と西側に坂道があるので車でどちらからも登れます。
城のそばで駐車も可能です。

そこには万里の長城⁉
長い城壁に圧倒されました。

糸数城の周辺スポット情報

 石垣(遺構・復元物)

 蔵屋敷跡(遺構・復元物)

 糸数城跡説明板(碑・説明板)

 糸数城跡石碑(碑・説明板)

 根石城(周辺城郭)

 大城城(周辺城郭)

 山城(周辺城郭)

 船越城(周辺城郭)

 グスクロード東屋駐車場(駐車場)

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