具志頭城(ぐしちゃんじょう)
具志頭城の基本情報
通称・別名
- 具志頭グスク
所在地
- 沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭
旧国名
- 琉球国
分類・構造
- 連郭式山城
天守構造
- なし
築城主
- 具志頭按司
築城年
- 14世紀中期
主な改修者
- -
主な城主
- 具志頭按司
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石垣
指定文化財
- -
再建造物
- 碑
周辺の城
-
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具志頭城の解説文
具志頭城の口コミ情報
2021年04月07日 琉球守こうちゃん播磨の守
具志頭城
ここは観光名所、景勝の地でしょうか🤔グスク跡より観光名所の色の方が強いです☝️石垣が一部残ってると書いてましたが、よくわかりませんでした😑景色は最高です😳現地、駐車場・トイレ・自販機有りです。
2019年01月20日 フー甲斐守
具志頭城
城址の真下には旧日本軍の壕があるようです。NPOが管理されていて有料と聞きましたが、現地に人はいないようなので、興味のある方は事前にお問い合わせが必要だと思います。観光バスも来ていました。
2019年01月20日 フー甲斐守
具志頭城
城跡の辿り着くのに苦労しました。
国道331号から信号のない細い道を曲がる必要があるんですが、ここが分かりづらいですね。マップコードでカーナビセットして、えっここ曲がるの!という所を思い切って曲がるとたどり着きます(メグラーは皆さん一度は酷道に入り込んで困った経験があるでしょうから、ちょっと心配になると思います)。331号を具志川に向かって南進する場合、道の駅やえせ迄行ってしまうと行き過ぎです。
又曲がってからも駐車場の案内無くハラハラしました。最終的には海岸側にも城址側にも駐車場あるんですが…
2018年06月21日 後中城按司 知名朝安
具志頭城
具志頭城も、1402年から1404年にかけて、尚巴志が攻略しています。1405年に浦添城を、攻略する直前には、現在の南城市全域、南風原町全域、与那原町全域、そして、具志頭城が在る八重瀬町の半分(旧具志頭村全域)が、尚巴志の支配下になります。これは、南山の東半分になります。
2016年10月14日 立花左近将監統虎
具志頭城
呼び名がかわいい「ぐしちゃんじょう」
国道331号線の向陽高校が近くにあります。
曲がり道は少し分かりにくいですが案内看板に沿って進むと、広々とした公園が具志頭城跡です。
無料駐車場、トイレあります。
公園内には土佐の塔、甲斐の塔と戦没者を祀る慰霊碑が建てられています。
展望台からは絶景が観られます。
歴史
文献史料がなく伝承もないため、歴史は不明。ただし、面積は約3万m2に及び、沖縄本島南部の中でも有数の大規模なグスクであることから、かなり有力な按司のグスクであったと考えられる。14世紀の中期頃、英組王統第2代大成王の大三子である具志頭按司が築城し、具志頭按司が代々の居城としたという説もある。現在は具志頭城公園になっており、整備の際に展望台のある場所で発掘調査が行われている。見つかった遺物は多くが14世紀後半から15世紀前半のものだ。
遺構
具志頭集落の南側、東西方向に展開する標高58mの丘陵頂上部に築かれている。グスクの大部分が公園整備の際に大きく改変されてしまっており、かつての全容はわからない。北辺に、約140mにわたり石積みが残る。北側の斜面に沿って積まれた石積みだ。具志頭城は南側は太平洋に面した急崖、北側は緩やかな傾斜である。緩斜面の防御を固めるべく、石積みを障壁のように用いて固めていたようだ。
西端部の最高所で、南側の急崖と北側の石積みが繋がる。最高所は「高ヤックァ」と呼ばれ、見張台として機能していたようだ。石積みの高さは2~3.5m、3か所の張り出しが確認できる。
交通
・琉球バス具志頭売店前バス停から徒歩約7分参考文献
・『沖縄の名城を歩く』、吉川弘文館、2019年。・現地案内板