玉城城(たまぐすくじょう)

玉城城の基本情報

通称・別名

玉城グスク、玉グスク、アマツヅグスク

所在地

沖縄県南城市玉城字玉城

旧国名

琉球国

分類・構造

山城

天守構造

なし

築城主

アマミキヨ(伝承)

築城年

不明

主な改修者

主な城主

不明

廃城年

不明

遺構

曲輪、石垣、石門、拝所

指定文化財

国史跡(玉城城跡)

再建造物

石碑

周辺の城

垣花城(沖縄県南城市)[1.2km]
糸数城(沖縄県南城市)[2.0km]
佐敷城(沖縄県南城市)[2.5km]
知念城(沖縄県南城市)[3.7km]
具志頭城(沖縄県島尻郡)[3.9km]
島添大里城(沖縄県南城市)[5.1km]
八重瀬城(沖縄県島尻郡)[6.1km]
長嶺城(沖縄県豊見城市)[9.0km]
南山城(沖縄県糸満市)[9.2km]
首里城(沖縄県那覇市)[10.1km]

玉城城の解説文



玉城城(たまぐすくぐすく、たまぐすくじょう)は、沖縄県南城市(旧玉城村)にある城(グスク)跡。1987年(昭和62年)8月21日に、国の史跡に指定された。

概要 

台地上のさらに高い天然の要害に築かれた。築城年代は不明だが石垣の積み方から約600年前のものと推定される。主郭跡・二の郭跡・三の郭跡に分かれている。そのうち二の郭・三の郭の石垣は沖縄戦後の米軍統治下で、米軍基地「知念補給地区」 (キャンプ知念) に隣接していたため建築用石材に崩され利用されてしまっている。現在残っているのは主郭跡の城壁、石敷などの遺構のみである。主郭の城壁はほぼ完全に近い形で残っており、自然の一枚岩を刳り抜いて造られた城門がある。

本丸跡には琉球開闢の七岳の一つとされる「天つぎあまつぎ(また雨つづ天つぎ、雨粒天次に作る)御嶽(うたき)」があり、東御廻り(あがりうまーい)という巡礼行事の聖地となっていた。沖縄のグスクは単純に軍事的なものというより祭祀的性格も持っていることが指摘されるが、玉城城も城としては小さく宗教的要素が大きかったのではないかと考えられている。

舜天王統第三代の義本は失政により玉城城で焚刑に處せられる時、雨粒天次が雨を降らせて火を消して義本を救ったとの傳説がある[1]。その後、義本は難を逃れて北部を放浪し、辺戸岬など北部に義本を祭る墓や祠が多い。 。

玉城城の口コミ情報

2024年07月13日 薩摩安房守義弘維新斎
玉城城



玉城城跡は、知念城跡から車で行くと約10分もかからない程度で行けます。駐車場は整備されてませんが、沖縄県立玉城青少年の家とクロスロード公園の間にある玉城城跡の石碑周辺にあるので、無造作に駐車しても問題がないと思います。
駐車場から城跡までは直ぐに行けます。先ずは木造でできた階段を上ると、アーチ状の正門があります。
しかしながら、残念なことに戦後は、米軍が建築骨材に使用すべく遺構を持ち出したため、あまり遺構が残っていないようです。
それでも国指定の城に昭和62年に指定されてます。
アーチ状の正門からは、琉球ゴルフ倶楽部がよく眺められます。

2023年02月17日 むーたん図書頭
玉城城



駐車場が無いので、隣の青少年の家の駐車場に車を停めました。行って帰って30分ほどで観られました。

2022年04月11日 RED副将軍
玉城城



琉球を開いた神アマミキヨが築いたと伝わる神聖な城跡。

オススメ度 ★★★★★

築城年代や歴代の城主は不明。
琉球国由来記には琉球創世神アマミキヨが築いたと記述。琉球最古のグスクと伝わります。

見所
自然の一枚岩(琉球石灰岩)をくりぬいた城門。ハート型で玉城城のアイコン的存在です。
本丸跡には琉球開闢の七岳の一つとされる「天つぎあまつぎ御嶽」があり、琉球国王が聖地を巡礼した東御廻りの最後の拝所です。

2022年02月11日 ASASA
玉城城



麓から見た分には単なる小山だが、登っていくとその良さがわかる。頂上は万里の長城を思わせる。麓に広がるゴルフ場の裾にもグスクを思わせる遺物がある。

2021年04月07日 琉球守風のこうちゃん播守
玉城城



グスクロードを東から西向きに走行すると左手に有り分かります🤗
車停めて石垣迄、5分以内で到達出来ます🤗

駐車場は未舗装ですが充分に停めれます🤚地元の大きな観光バスが停めるぐらいですから😳トイレは有りません😑

2020年08月25日 拓之助中務少輔
玉城城

糸数城の近くにあります。グスクロードの道沿いにあります。看板が出てきて未舗装の駐車場があると思うのでそこに止めて下さい。 山の方駐車場の奥の方に行くと道があると思います。そこを登ると中腹から階段があります。そうすると石垣が見えます。 景色は150点ですが、城跡の状態がかなり悪いです。 ですが岩をくり抜いて作ったハート門から見る景色が綺麗ですよ! 草むらや木が多いのでハブに注意してください。 合わせて近くの城も見たいですね!

2018年07月23日 後中城按司 知名朝安
玉城城

玉城城の本来の正式名称は、玉城です。城城とは重ねないのですが、今では、城城と重ねて呼ばれています。理由は、中城城の口コミに投稿しました、所在地の自治体と区別する為です。現在は、合併して南城市玉城玉城ですが、合併前は、玉城村字玉城(たまぐすくそんあざたまぐすく)が所在地でしたので、玉城村と、区別する為に、玉城城と、慣例で呼ばれていました。合併後も、合併前の慣例が続いている訳です。

2018年06月21日 後中城按司 知名朝安
玉城城

玉城城も、1402年から1404年にかけて、尚巴志が攻略しています。1405年に浦添城を攻略する直前には、現在の南城市全域、南風原町全域、与那原町、八重瀬町の半分(旧具志頭村全域)が、尚巴志の支配下になります。これは、南山の東半分になります‼️

2012年07月04日 あぶり餅征夷大将軍
玉城城

玉城少年自然の家とグスクロード公園の間に案内板があり草むらに車を停められます。そこから城門まで徒歩2分くらいで登れます。主郭からは東の海が見渡せる絶景です。白い石垣に青い空とマリンブルーの海はこれぞ沖縄。太陽を背にする午後からが撮影には絶好。

玉城城の周辺スポット情報

 虎口(遺構・復元物)

 玉城城跡石碑(碑・説明板)

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