橋爪城(はしづめじょう)
橋爪城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 京都府船井郡京丹波町橋爪
旧国名
- 丹波国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 山内氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、竪堀
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
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須知城(京都府船井郡)[6.6km]
塩貝城(京都府南丹市)[7.9km]
園部城(京都府南丹市)[11.5km]
籾井城(兵庫県丹波篠山市)[12.5km]
山家城(京都府綾部市)[14.5km]
細見辻城(京都府福知山市)[14.8km]
神尾山城(京都府亀岡市)[17.7km]
宇津城(京都府京都市)[18.0km]
八上城(兵庫県丹波篠山市)[18.0km]
八木城(京都府南丹市)[18.4km]
橋爪城の口コミ情報
2024年06月03日 RED副将軍
三之宮城(三之宮西城)[橋爪城 周辺城郭]
土佐藩主である山内一豊を輩出した山内氏の居城🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代や築城主等の詳細不詳。
室町時代に備後国地毘荘の地頭であった山内宗俊の次男である山内家俊が兄の山内時俊と争いが起こったため、丹波国三宮に移り住んだのが丹波山内氏の始まりとされます。
その後、代々の居城となり、山内一豊の祖父である山内久豊の名が城主として伝わります。
大永年間(1521年~1527年)に山内久豊と次男の山内盛豊(山内一豊の父)は丹波から尾張へ移ったとされ、山内盛豊は岩倉織田家に従い黒田城に入城しました。
その後、三之宮城には一族の山内和泉守が残りましたが、山内和泉守が病没すると丹波山内氏は帰農したとされます。
見所
旧三宮小学校背後の標高280mの丘陵上に築かれています。
山頂に主郭を置き、南側に二段の腰郭を配し、南端は堀切と竪堀で遮断されています。竪堀の西下の登城路沿いには井戸が残ります。
主郭背後の北西尾根も堀切で遮断されています。
行き方は、旧三ノ宮小学校(現在は老人ホーム)を目標に設定。向かいに三ノ宮公園駐車場があります。現在は、三ノ宮公園として整備されており整備された登城路が付いています。
旧小学校の東側と西側の両方に登城口があります。比高は約40mです。
2022年07月01日 RED副将軍
橋爪城
主郭背後の大堀切は必見です。
かなりの高低差✨
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
詳細不明の城です。
丹波誌の記載に、城主は山内但馬守盛豊・紀三郎・善右衛門・正俊の名がある程度です。
山内但馬守盛豊は山内一豊の父であると言われています。
見所
常照寺背後より登城しました。
尾根筋を階段状に削平し4段の郭を配し最高所を主郭としています。
主郭背後の大堀切。北側に土塁が築かれ堀切と合わせると落差10m近く。ほぼ未整備で堀底到達は一苦労です。
2020年04月14日 ソバッソ80.0
井尻城(北・中・南)[橋爪城 周辺城郭]
井尻公民館を目標に設定。
井尻川を西側へ渡り、集落が出てきたら田んぼを横目に北側に進みます。
然るべきトコロから山へ取り付く形で侵入し、10分未満で明確な防御設備が出てきます。
特徴的なのが、南北に主尾根が延びており、そこから派生した支尾根が3つあり、その全てに防御設備が施されている事。北城、中城、南城と解釈できます。
西の主尾根が最頂部になり、そこから各城跡にアプローチする事ができる為、その主尾根が主郭なのかなと思いきや、、、主尾根には防御設備っぽいものは一切ありませんでした。
そして各郭の背後つまり西端には、主尾根からの侵入に備えた土塁や堀切、土橋が設置されていたので、一つ一つの城郭が独立して機能していたんかなって印象を持ちました。
背後の主尾根を取られたら負けると思うんやけどなぁ…
登ってないけど、北側にある坂井城跡ってのが同じ城主さんだったみたいなので、そこからサポートが出来たのかも知れません。また登って来ます。
北城がイチバンカッコ良かったです。
でもせっかくやし、全部回って下さい。
全部でだいたい1時間半くらいかな。
2019年06月07日 ソバッソ80.0
橋爪城
同じく綾部街道を抑える、井尻城跡中郭の土塁と堀切。里山側が防御甘くて、背後の山側の方が硬い不思議な縄張り。
2019年06月07日 ソバッソ80.0
橋爪城
大堀切から延びる竪堀。見応え抜群。
2017年11月20日 【しばぴー】iggy摂政
橋爪城
フェンス沿いに約50m西進すると祠が現れますので、その辺りから上(頂)を目指して山を登りましょう(決まった山道はありません)。
登ると、小規模曲輪群が押し寄せてきます(後世改変があるとのことで城機能時のものかは不明とのこと)。
さらに登る(進路は北へ)と3郭南の郭、3郭へと至り、3郭東側には竪堀が見られます。
2郭には虎口状の切れ目のある土塁があり、いろんな想像が掻き立てられます。
本郭へー。
本郭北辺は急勾していて東西辺に土塁として延びています。
その中央にはコの字型に掘られた窪があるのですが、勉強不足でそれが何かはわかりませんでした。
そして本郭北側、本城最大の見所と思われる堀切が。
堀底から本郭高所まで6~7m位はあると思います、素晴らしいものでした。
なお、本郭より北側堀切に回り込むにはかなり勾配がありますので注意が必要です。
全体的に曲輪の波状攻撃で、ホントいろんな想像が掻き立てられてしまいました。
また、西麓には城域最大面積の5郭そして4郭と連なっていますが探索できていません。
いやぁ、小規模ですが良かったです♪
2017年11月20日 【しばぴー】iggy摂政
橋爪城
城郭資料(口コミ&フォト)が少なかったので登城してきました。
教育委員会に「縄張図」を問い合わせたところリーフ等の資料はないとのことでしたが担当の方が山城に詳しく、京丹波町山村開発センター図書室において京都府作成の城郭資料(縄張図)を見せていただくことができました。
非常に丁寧な対応で行政のセンスの良さを感じました。
ちなみにこの方は、同じ京丹波町にある「須知城」を推されていて「城めぐ」に登録されていないことを嘆いておられました(須知城は是非とも登城したい山城です)。
R9沿いセブンイレブン京丹波橋爪店が目標です。店の東側市道を北へ進むと正面に「常照寺(住職不在)」があり、境内を通って東側の山道を北へ進んだところが登城口となります。
害獣避けフェンスより登城します。
フェンスを通過すると北へ登山道が続くのですが、この道は延々と山麓?谷?を歩く形となりいくつもの倒木を越え、そのうち道を失います(取り付くことはできましたが…)。
この道は橋爪城の東麓を通過し、さらに北側にある頂に通じていますのでこの登山道を進まずフェンスをくぐってすぐ左へフェンス沿いに西進します。
橋爪城の周辺スポット情報
井尻城(北・中・南)(周辺城郭)
三之宮城(三之宮西城)(周辺城郭)
登城口(その他)