豊田城(とよだじょう)

豊田城の基本情報

通称・別名

所在地

茨城県常総市本豊田

旧国名

下総国

分類・構造

平城

天守構造

複合式層塔型[5重7階/1992年築/RC造模擬]

築城主

豊田善基

築城年

正平年間(1346〜1370)

主な改修者

主な城主

豊田氏、多賀谷氏

廃城年

慶長4年(1599)

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

石碑、説明板、近隣に模擬天守(地域交流センター)

周辺の城

古間木城(茨城県常総市)[4.8km]
多賀谷城(茨城県下妻市)[9.3km]
谷田部城(茨城県つくば市)[10.4km]
小田城(茨城県つくば市)[11.2km]
大宝城(茨城県下妻市)[11.4km]
多気城(茨城県つくば市)[11.8km]
関城(茨城県筑西市)[13.7km]
逆井城(茨城県坂東市)[13.8km]
駒城(茨城県下妻市)[14.6km]
海老ヶ島城(茨城県筑西市)[17.0km]

豊田城の解説文

豊田城は、平安時代末期から戦国時代までこの地方を支配した垣武平氏一族の豊田氏が、東部に流れる小貝川べりに城を築いたものです。

当時の豊田城は天守閣造ではなく、カヤ葺きで小貝川の水を要塞としたものであろうと思われます。

現在は、「地域交流センター」となっており、1,100人収容のホール及び図書室と、常総市石下地方の歴史を紹介した展示室からなる複合施設として、平成4年に開館しました。

地域交流・文化醸成の場として、また常総市のランドマークとして、地域の方々に親しまれております。

■開館時間
午前9時から午後4時30分(但し、入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は、翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)

■展示室観覧料
一般 400円 小中学生 200円

■交通案内
関東鉄道常総線 石下駅下車徒歩10分、常磐自動車道 谷和原インターより25分、常磐自動車道 土浦北インターより30分

情報提供:常総市生涯学習課


豊田城の口コミ情報

2025年09月14日 マグロ常陸介祐平
栗崎城[豊田城  周辺城郭]



豊田城主豊田氏の一門、原氏のお城と伝わります。吉沼の地は、城館群として栗崎城の他、吉沼大坪館・館宿城・吉沼大祥寺城・吉沼笠根城の5つの城館が密集しており、栗崎城は最北端に位置しています。多賀谷家譜に「殺吉沼原外記子弥五郎取城」とあり、天文4年(1534年)に多賀谷氏により攻略され、多賀谷氏の支配するところとなったようです。城址に建つ正福寺は、天文12年に多賀谷政経により再建されたとされています。また、南にある吉沼神社からお栗崎城に向かう坂道は道鎮坂と呼ばれますが、栗崎城(吉沼城)が落城の際に城代の飯岡道鎮がこの坂道で討死したことが由来となっています。

お城は舌状台地の先端に位置しており、正福寺の本堂の手前左側から西側に土塁が囲み、一段下に帯状に堀が巡り(北側はほぼ帯郭)、横矢掛かりも見られます。
南側には削平地が続きますが、100m四方の単郭だった可能性が高いようです。

2025年09月13日 マグロ常陸介祐平
石毛城[豊田城  周辺城郭]



豊田城から北西に約3km、鬼怒川を挟んだ向石毛城同様に城址には巨大な石碑が建ち、お城の歴史がびっしりと刻まれています。

石毛城は、天文元年(1532年)に豊田城主四郎政親が多賀谷氏の抑えとして構築し、次子石毛次郎政重を拠らしめたと伝わるようです。永禄元年(1558年)小田氏治を伯父とする政重は、兄の豊田治親と共に来攻する多賀谷氏を長峰原・蛇沼に迎え撃ち、小田氏の援軍を得て撃退、天正元年(1573年)に再び多賀谷氏が攻め寄せるも小田氏の援軍もあり、撃退しています。天正3年9月になると政重は石毛城中で脳卒中で敢ない最後を遂げ、1ヶ月後には本家豊田城主の兄治親も叛臣の謀に逢い毒殺され、豊田城は多賀谷氏に乗っ取られています。治親夫人と幼い二子は、武蔵柿木(埼玉県草加市)に逃れています。石毛城は、多賀谷氏の重臣白井全洞に攻められ善戦するも幼君太郎正家の安泰と治親毒殺の犯人飯見大膳の引渡しを条件に降伏しています。その後石毛城は多賀谷氏一族の拠る処となりますが、天正13年に多賀谷家の内紛により廃城となり、後顧の憂いを除くために焼却されたと言われているようです。城址に鎮座する八幡宮は、慶長20年(1611年)に旧臣が宇佐八幡宮を勧請したものと伝わっています(碑文をコンパクトに要約)。

お城は、鬼怒川の自然堤防上の微高地を利用して造られたと考えられているようですが、残る遺構は神社の西側から北側にかけてL字形に土塁が僅かに残るのみで、全容は不明のようです。鬼怒川対岸の向石毛城の規模を考慮すると、そこそこ規模はあったのではないかと思われます。

お城の近くにある興正寺は、正家が中興の祖とされ、正家夫妻の墓があります。また、夫妻の墓の隣には、他所から移された、建長年間に執権北条時頼により建てられた鎮守府副将軍豊田四郎将基の供養塔が見られます。

2024年03月25日 ClaD北陸と東北へ
長峰城[豊田城  周辺城郭]

豊田城の豊田氏の家臣「飯富大膳」が築いたとされます。ゴルフ場と小貝川にはさまれた細長い舌状台地にあり、ゴルファーの声が聞こえます。

1辺100メートル近い大きさの方形の主郭を、最大幅25メートルの堀と高さ3メートルの土塁が囲み、国土地理院の色別標高図でもはっきりと見えますが、全体が笹藪に覆われて冬でも藪漕ぎ必須です。

行き方ですが、畑の横(36.1152,140.0030)から川に向かって入るとピンクテープが見えるので、それを追って北へ進めば城址に着きます。

南の長峰橋付近に城址碑がありますが、城址から離れているので間違えないでください。

2023年06月11日 鬼義重常陸介いわちん
豊田城

模擬天守が地域交流センターになっていて、国道294付近に聳え立っていて、その周辺に模擬櫓などもあります。豊田城が元あった場所はそこから東に行った川沿いに石碑と看板がある程度です

2023年05月16日 武蔵守のむげん
豊田城



国道294号線を3階櫓のような建物のある交差点を東にまっすぐ行くと 土手にあたりますが その土手を上がったところに石碑と説明板があります。石碑の前に車1.2台程度の駐車スペースあります。遺構としては特にありませんが、国道の反対側にある常総市地域交流センターの五重の模擬天守を見ると良いと思います。

2023年01月26日 ファン掃部助トム治郎
豊田城



南石下駅から徒歩 30分。小貝川の畔にありますが現在、堤防の拡張工事中です。

2022年01月07日 大膳大夫しろし
豊田城



川沿いの城跡碑の場所は、工事中でした。近くになんちゃって天守風な資料館があります側付近の街道沿いに三重隅櫓まで立ってます。

2021年12月05日 マグロ常陸介祐平
豊田城



小貝川の土手の上に石碑が立っています。遺構はありません。石毛の市街地には資料館になっている模擬天守、本石毛城址、平将基の墓がある興正寺、鬼怒川を渡った先には向石毛城址があります。

2021年05月06日 織田上総介晃司
豊田城

私も含めて皆さんが撮影した天守は常総市地域交流センターであって実際の豊田城天守ではありません。
本来の豊田城は天守より南東の小貝川のそばにありますが、日没サドンデスで実際の場所には行ってません

2020年11月23日 伊勢右兵衛督新九郎宗瑞
豊田城



実際に豊田城があった場所は小貝川のそばだったようで、城跡の石碑は土手の上にありました。ただそこに行くまでは狭い住宅街を通り、土手の手前からは車一台がやっと通れるくらいの道幅しかなく、戻るときの切り返しが難しいので、基本的には歩きや自転車で行くのをおすすめします。

2020年09月20日 kazuyou大蔵大輔
豊田城



今は、小貝川の河川敷となってしまい、遺構は残っていません。土手上に、豊田城跡の石碑と説明板があるのみでした。土手上に立って在りし日の城を想像してみるのも良いでしょう。車を停める場所あります。

2020年07月19日 志摩守神楽【】
模擬複合式層塔型天守[豊田城  関連施設]

複合式層塔型[5重7階/1992年築/RC造模擬]

2020年01月21日 独眼竜常陸介
豊田城



本来のお城と現在豊田城と言われてるものは場所が違うようですね。本来の場所は土手沿いにあったようです。

2015年10月25日 Nabeppu左馬頭
豊田城

前の方も記載されてますが、模擬天守とは別の所が本来の城跡です。実際は、小貝川西岸の堤防上で、石碑と案内板があります。車が停められるチョとした公園が有ります。上善若水の碑が有ります。

2014年02月12日 傾奇揚げ仙兵衛
豊田城

豊田城(体育館隣)の駐車場では地元農産物の直売所があります。

豊田城の周辺スポット情報

 石碑・説明板(碑・説明板)

 手子生城 石碑(碑・説明板)

 長峰城 石碑(碑・説明板)

 地域センター建設の碑(碑・説明板)

 蛇沼古戦場(碑・説明板)

 長峰城(周辺城郭)

 石毛城(周辺城郭)

 手子生城(周辺城郭)

 長峰城(周辺城郭)

 栗崎城(周辺城郭)

 大輪陣屋(周辺城郭)

 水海道城(周辺城郭)

 築地遺跡(寺社・史跡)

 大日遺跡(寺社・史跡)

 貝柄山遺跡(寺社・史跡)

 貝塚甲遺跡(寺社・史跡)

 古寺家遺跡(寺社・史跡)

 満蔵遺跡(寺社・史跡)

 平親王将門一族墳墓之地(寺社・史跡)

 六所塚古墳(伝平良持墓)(寺社・史跡)

 西福寺(寺社・史跡)

 駐車場(駐車場)

 模擬複合式層塔型天守(関連施設)

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