古間木城(ふるまきじょう)

古間木城の基本情報

通称・別名

所在地

茨城県常総市古間木

旧国名

下総国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

渡辺氏

築城年

不明

主な改修者

主な城主

渡辺氏

廃城年

遺構

土塁、横堀跡

指定文化財

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

豊田城(茨城県常総市)[4.8km]
多賀谷城(茨城県下妻市)[9.6km]
逆井城(茨城県坂東市)[9.6km]
大宝城(茨城県下妻市)[12.1km]
駒城(茨城県下妻市)[13.7km]
谷田部城(茨城県つくば市)[13.7km]
関城(茨城県筑西市)[14.1km]
関宿城(千葉県野田市)[14.9km]
木野崎城(千葉県野田市)[15.3km]
小田城(茨城県つくば市)[15.9km]

古間木城の口コミ情報

2025年09月12日 マグロ常陸介祐平
向石毛城[古間木城  周辺城郭]



城址に建つ巨大な石碑の説明文によると、向石毛城は3つの時期に分かれるようです。1つ目は豊田館として、平将門の本拠とする伝説的なお城です。2つ目は、常陸大掾平維幹の孫重幹の三男が、前九年の役の功績により康平5年(1062年)鎮守府副将軍に任じられ、豊田郷を賜り、豊田四郎将基と名乗り、豊田館跡に築いた城です。その後豊田氏は、宝治合戦(1245年)で三浦泰村に連座し、幕廷に勢力を失ったとされます。3つ目は、戦国期にこの地を支配した関館氏の一族館武蔵守の城です。永正年間(1504~21年)、時の城主館武蔵守宣重は向石毛城を改修し守りを堅めるも、天文年間(1532~55年)になると下妻の多賀谷氏に突如攻められ城は落城、武蔵守は自刃、子の播磨は外舅の古間木城主渡辺氏を頼って落ち延びます。佐竹氏が常陸を去ると播磨は先祖の菩提を弔うため、向石毛城跡に法輪寺をしたとのことです。

お城は台地と低地(当時は沼地)が入り組んだ地形を利用した、規模の大きなもので、法輪寺のある曲輪と西側の西館と呼ばれる舌状台地(写真7枚目)とは、200mにも及ぶ土塁と空堀で仕切られていたようです。現在お寺はキレイに整備され、先人様が写真を投稿された僅かに残っていた土塁は、消滅していました。

遺構は消滅してしまいましたが、石碑類は充実しており、全文読むのに時間を要します。

2025年04月15日 巨福呂伊豆守充瑠
古間木城



皆さんが書かれているように、会社の中が城趾のようですね。所有者様のご厚意によって道路沿いに城址碑が建てられています。入口から見えるのが土塁跡なのかな?

本丸は会社の敷地内にあり、リア攻めするにも届かない。仕事中の方々に声をかけて了解を得られるようなふてぶてしさが欲しい…

2024年01月24日 マグロ常陸介祐平
弘経寺[古間木城  寺社・史跡]



応永年間に創建されたお寺で、戦国期には北条氏と争っていた多賀谷重経が、陣を置いたことにより戦火で堂宇が焼失したこともあるようです。
陣を置いたことに関係するのかはわかりませんが、山門左手には立派な土塁が見られます。お寺は微高地になってはいますが土塁以外には城郭的なものは見当たりませんでした。

このお寺には秀忠の娘千姫(天樹院殿)の信仰が厚く墓があります(三つあるうちの一つ)。

近くには高家旗本京極氏の墓や新田義貞家臣の篠塚伊賀守の供養塔(現代建立)がある安楽寺もあり、併せて巡られるのもよいのではないでしょうか。

2024年01月23日 マグロ常陸介祐平
羽生館[古間木城  周辺城郭]



戦国時代に羽生氏の城があったとされている地で、廃城後に法蔵寺というお寺になっています。周囲より一段高くなっており、城に適した立地ですが、遺構は確認出来ません。

この辺は有名な怪談累ヶ淵の舞台になった場所で、法蔵寺には、不幸にも殺されてしまった醜くも心優しい「累(かさね)」の墓があります。
また、公開はされていませんが、祐天上人が死霊解脱供養に用いた数珠・累曼荼羅・木像があるようです。

2023年04月25日 マグロ常陸介祐平
大生郷城[古間木城  周辺城郭]



天神山城(大生郷天満宮)から200m程東にあるお城です。曲輪の中央を通る道路から遺構は見られませんが、北側から見ると横矢の掛かった地形に見えなくもありません。

城域には江戸時代の僧侶の墓があり、寺院があったようです。

2023年04月25日 マグロ常陸介祐平
天神山城[古間木城  周辺城郭]



日本三大天神の一つとされている延長七年(929年)に創建された大生郷天満宮のある場所が城址で、Googleマップにも位置登録されています。神社の説明板やHPに城の解説はありません。古くからの神職が武士化して砦を築いたという訳でもないようです。

単独の台地の上が平地となっていて、周囲は切岸のような地形ですが、由緒ある神社として参拝するのがよろしいかと思われます。

50m程離れた所に菅原道真の分骨をお祀りする御廟所があり、こちらも狭い単独の台地になっていて、城の一部とされているようです。

2022年01月16日 愛魚人渡島守
古間木城

現在は私有地になっている様で、石碑にて所在地を確認出来ます。

2021年12月05日 マグロ常陸介祐平
古間木城



食品工場の入口に立派な石碑があります。城址入口の矢印は工場の門の中を指してして普通に入れる雰囲気ではありません。食品工場の名前と城主の名前は一致しています。

2012年05月06日 ぎっちゃん
古間木城

城跡の食品会社はご子孫さまの経営だそうです。


2012年05月05日 宇喜多イェーイェー
古間木城

城跡は私有地で工場の敷地奥に土塁があります。見学の際は許可を取るように…‥

古間木城の周辺スポット情報

 蔵持建長銘板碑(平将門公赦免供養之碑)(碑・説明板)

 向石毛城(周辺城郭)

 弓田城(周辺城郭)

 天神山城(周辺城郭)

 大生郷城(周辺城郭)

 羽生館(周辺城郭)

 弘経寺(寺社・史跡)

 山王B遺跡(寺社・史跡)

 下総国亭(平将門公史跡)(寺社・史跡)

 尾崎前山遺跡(寺社・史跡)

 馬立原西遺跡(寺社・史跡)

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore