西馬音内城

(にしもないじょう)

通称・別名

所在地

秋田県雄勝郡羽後町西馬音内堀回

城郭構造
山城
天守構造
築城主
小野寺道直
築城年
建治3年(1277)
主な改修者
主な城主
小野寺氏
廃城年
遺構
曲輪、腰曲輪、土塁、空堀、井戸
指定文化財
県史跡(西馬音内城跡)
再建物
石碑、説明板
周辺の城
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萩原さちこさんオススメの見どころ!
稲庭城を居城にした小野寺氏の支城です。雄物川の支流・西馬音内川南岸に位置する標高185メートルの浦田山山頂に築かれた山城で、城は山頂から西馬音内川に沿って北東に伸びる尾根に築かれています。築城年は不明ですが、一説によれば建治3年(1277)、稲庭城を築いた小野寺経道が次子の道直に築かせ、西の由利郡方面の抑えとしたとされます。

期待以上に縄張りが楽しめる城です。最大の見どころは、二ノ郭の北東隅にある隅櫓台。大手口跡から登城道をずんずん歩いていくと、やがてどーんとせり出して来ます。誰が見ても、迎え撃つために張り出された櫓台だと絶対にわかります。「おおっ!」と声を上げてしまうほどわかりやすいです。二ノ郭へは東斜面からも侵入できるようになっていますから、大手道だけでなく東斜面からの敵もすべてこの場所で監視し、まとめて迎撃する設計でしょう。

二ノ郭から主郭までは、二ノ郭の西側の土塁と平行に進んでいきますが、この土塁がかなり強烈。2メートルはあろうかというちょっとした山のような土塁で、横矢が掛かるように弓なりの曲線を描きながら、かなり延々と続きます。堀切を通過し折れ曲がると、二ノ郭への虎口と主郭への虎口に至ります。このあたりは少し崩れているようでシルエットがゆるやか。二ノ郭の隅櫓台のようにエッジが効いてはいませんが、よく見ると同じ構造で、隅櫓台がせり出し、迎撃できるようになっています。その証拠に、搦手のほうに30メートルほど降りてから後ろを振り返ると、この隅櫓台がひとつ頭を出して搦手口側への射撃ラインを確保しています。

主郭は二ノ郭南の一段高くなったところにあり、東西約100メートル×南北約50メートルほど。けっこうな広さで、巨大な井戸もあります。主郭東側には空堀と土橋があり、搦手口の飯塚館と呼ばれる郭に通じます。

慶長5年(1600)の関ヶ原合戦では、小野寺氏は上杉方について最上氏と対立。しかし西軍が敗北し上杉氏が退却すると孤立し、西馬音内城主の小野寺茂道は城に火をかけて庄内に逃れたとされます。慶長7年(1602)に佐竹氏が秋田に転封になると、小野寺氏は石見国津和野に配流。茂道の子孫は新庄藩や久保田藩に仕えたといわれています。国指定重要無形民俗文化財の西馬音内盆踊りは、諸説あるものの、土着した茂道の遺臣たちが踊った旧盆の亡者踊りが豊年祈願の踊りと合流して定着したのが起源ともされています。


西馬音内城口コミ情報

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周辺観光情報

道の駅うご「端縫いの郷」

2016年7月に新規オープンした道の駅。農産物直売所や羽後町名物「西馬音内そば」を味わえるダイニング、地元で行列のできるジェラート店の姉妹店など施設も充実している。

お問い合わせ:道の駅うご「端縫いの郷」(0183-56-6128)

三輪神社

養老2年(718)、行基によって創始されたとされる神社。本殿は室町時代、同じ境内にある須賀神社本殿は桃山時代の建立とされ、ともに国の重要文化財に指定されている。

お問い合わせ:羽後町教育委員会(0183-62-2111)


情報提供:秋田県観光連盟

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