白岩城(しらいわじょう)
白岩城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 秋田県仙北市角館町白岩
旧国名
- 羽後国
分類・構造
- 連郭式山城
天守構造
- -
築城主
- 白岩氏
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 白岩氏
廃城年
- 天正18年(1590)
遺構
- 曲輪、腰曲輪、堀切
指定文化財
- 市史跡(白岩城跡)
再建造物
- 説明板
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白岩城の解説文
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【遺構】
貴重な武家屋敷群を残すことでも知られる角館城の東方約5kmの館山に位置する。
その規模は東西250m、南北500mで南北に細長い地形を利用して築かれており、頂上を主郭として南へ向かって郭が連続的に構築されている。また、尾根続きの北側には空堀が設けられている。
城の西方の山麓には平城(居館)があったとされるが明確な遺構はなく、「平城」の地名にその名残をとどめるのみである。
【歴史】
正確な築城年代は不明だが、鎌倉時代からの土着の豪族とされる白岩氏が居城とした。白岩氏は後に角館城主である戸沢氏の家臣となったが、豊臣秀吉による奥州仕置によって天正18年(1590)城は廃城となった。
平成14年(2002)からは毎年2月に白岩地域の活性化に取り組む住民グループらによって「白岩城址燈火祭」が行われている。
【交通】
・JR東日本田沢湖線・秋田新幹線・秋田内陸縦貫鉄道角館駅から車で約15分
【参考文献】
・仙北市教育委員会提供資料。
・『日本城郭大系 第2巻』新人物往来社、1980年。