引田城(ひけたじょう)

引田城の基本情報

通称・別名

所在地

香川県東かがわ市引田

旧国名

讃岐国

分類・構造

山城

天守構造

不明

築城主

不明

築城年

室町時代

主な改修者

四宮右近、仙石秀久、生駒親正

主な城主

四宮氏、矢野氏(三好氏家臣)、仙石氏、生駒氏

廃城年

元和元年(1615)

遺構

曲輪、石垣、横堀(空堀)

指定文化財

国史跡(引田城跡)

再建造物

碑、説明板

周辺の城

虎丸城(香川県東かがわ市)[8.9km]
板西城(徳島県板野郡)[11.8km]
西条城(徳島県阿波市)[15.1km]
勝瑞城(徳島県板野郡)[15.4km]
芝原城(徳島県徳島市)[16.4km]
雨滝城(香川県さぬき市)[16.7km]
木津城(徳島県鳴門市)[17.0km]
秋月城(徳島県阿波市)[17.1km]
今切城(徳島県徳島市)[19.2km]
蔵本城(徳島県徳島市)[19.8km]

日本100名城・続日本100名城スタンプ情報

番号・名称

(続)177 引田城

設置場所

讃州井筒屋敷[地図
引田公民館[地図

引田城の解説文



引田城(ひけたじょう)は、香川県東かがわ市引田にあった日本の城。国の史跡に指定されている[1]

概要 

引田城は城山と言われる山にある平山城で、初期の頃は、尾根伝いにコの字型に展開し、四隅には櫓を備えていた。現在の遺構は、四隅の櫓の内、北と西の2つの櫓を中心に残っている。

引田城は高松城丸亀城と同じく生駒氏時代の城であるが、その後香川の歴史上から消え去っている。それは同じく高松城の支城であった丸亀城のように、その後再築されなかった事も要因の一つだと言われている。

1615年(元和元年)の一国一城令で廃城になった後、城がいつ取り壊されたかは不明で、長らく忘れられた存在だった。しかし、文化財として調査・保存の機運が高まり、2000年(平成12年)12月20日に「城山国有林(引田城址)」として市指定史跡に指定されていた[2]

その後2020年(令和2年)3月10日に東かがわ市内初の国の史跡に指定された。

沿革 

  • 室町時代末期 寒川氏に属する四宮右近の居城になる。
  • 1570年(元亀元年)、三好氏に攻められ寒川氏は城を引き渡す。
  • 1583年(天正11年)、仙石秀久が入城。
  • 1584年(天正12年)、秀久は長宗我部軍に引田表で敗れるが、羽柴秀吉の四国平定後に再び秀久が入城。
  • 1587年(天正18年)、生駒親正が讃岐一国を得て入城するが、同年引田城が讃岐の東に偏っていたので聖通寺城に移る。
  • 1615年(元和元年)、一国一城令で廃城。
  • 2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(177番)に選定された。
  • 2020年(令和2年)3月10日、国の史跡に指定[3]

交通アクセス 

  • 高徳線 引田駅 徒歩20分

引田城の口コミ情報

2024年06月16日 小太郎左衛門督南海道22國守
引田城



続百名城(スタンプは別場所)。登城口は2ヶ所あり、引田港側と田ノ浦側とあり、今回無料駐車場(道路挟んで28台スペース、トイレあり)がある港側から登山。港側が登りやすいとのことですが、田ノ浦側は、急坂とはいえ階段が整備されています。防虫スプレーが必需品な季節がやって来ました。また杖を置いてくれてありますが、クモの巣避けにも便利です。天候は晴でしたが、山道が狭い箇所は昨日の雨で枝や草が覆ってきていますので用心さないと濡れることになります。概ね20分程で本丸跡石垣に到着しました。これからは概ね平坦で、1時間程散策しました。播磨灘を望むしろで、引田の港も美しいです。本日情報。

2024年06月01日 paki
引田城

駐車場からすぐのぼりになります。登り口に置かれている杖はとってもありがたいです。上がるごとに海の景色が変わって楽しい。海城で山城なよい城です。

2024年06月01日 虎之介図書頭
引田城



少し登ったら開けて瀬戸内海が一望出来ました。ハチがいたので本丸までは行きませんでしたが充分味わいました。

2024年05月12日 七沢駿河守七郎
引田城



海に突き出た山にあり、駅からは約15分ほど歩いて、続百名城スタンプを讃州井筒屋敷にて押しました。そこから城までは15分くらいでした。天気も良くて城からまた景色はすごく良かったです。山城なのに立派な石垣が残されていて驚きました。引田駅にはコインロッカーがなく、周辺で荷物を預かってくれるところもなく、重めの荷物を持って行きました。訪れる際には注意してください。

2024年05月03日 伊豆守十郎
引田城



生駒氏が東讃の要として近世城郭に改修したことを忍ばせる北二の丸下の石垣は圧巻だが、獣道のようなところを通るので、もう少し整備されることを望む

2023年12月03日 宗位侍従FZY
引田城



駐車場🅿️も大きく、登山道も歩き易いです。

2023年10月23日 NOVEL宮内丞
引田城



低いとは言え登山なのでそれなりの服装で登りましょう。杖もあるとクモの巣払うのにも役立ちます

2023年03月06日 水野山城守祐利【7】
引田城



リア攻めにおすすめなルートは、引田港側からです。皮革的登りやすく眺めも良いです。こちら側から引田港を見下ろした風景は、幕末頃出版された讃岐名勝図絵の挿絵にもなっています。本丸直下にある小さな石垣は、昭和はじめ頃に皇族の方が来られるにあたって積まれたもののようで、最下層しか当時のものではないとのお話でした。

2023年01月09日 蒲生左京進氏郷
引田城



ハンコは図書館でした。駐車スペースも豊富で、登り口もわかりやすいです。本丸や見晴台からの景色は見事でした。

2022年09月24日 戸沢夜叉九郎正樹
引田城



JR高徳線の引田駅から徒歩約20分ぐらいで登城口に着き、そこから約15分ぐらい登ると本丸に到着します。登城路は岩場が多く滑り易いのでご注意を。城全体が細長い郭で構成され、道が草木が生い茂っていて移動に苦労しました。又、一番の目的だった北の丸の石垣を見たかったのですが、蜘蛛の巣が大量にあり、北の丸への道が塞がれていて断念しました。
なお、ちょうど城と駅の中間に井筒屋敷という江戸時代の屋敷があり、ここで続百名城スタンプと御城印が入手出来ます。

2022年08月06日 くまなみ
引田城



登山道はゴツゴツした岩が多いので底のしっかりした靴がベター。少し登ると視界が開けます。本丸天守台跡はしっかりと石積みが残ります。分岐点には案内表示があるので分かりやすいです。

2021年12月26日 下総守あかね局
引田城



引田港側登山口駐車場が23台分増えました。安心して車停められます。城内はドングリがゴロゴロしてますのでかなり滑ります。特に下りはご注意下さい。

2021年12月21日 中務少輔EHI-MEN
引田城

一番の見所は、やはり北二の丸下段の高石垣です。石垣が見える所まで降りる道が細くて急なので、足元注意です。

全体的には、冬なのに草ぼうぼうで、遺構が分かりにくいのが難でした。ちなみに、引田港側登山口には竹杖がありますが、利用する方がよいと思います。

2021年11月05日 数珠丸恒次大納言ヒロティー
引田城

石垣等遺構がしっかり残ってますが、もうちょっと草刈りとかしてくへると見やすくなります

2021年10月06日 まーさー
引田城



本丸石垣、北二の丸石垣が見どころでした。北二の丸石垣の上段はまだ崩落防止のためシートがかかったままでしたが、下段は圧巻!また眺めも良く引田港や瀬戸内海が一望です。

ただ登山道がそれほど良く整備されていないことと、蜘蛛の巣が多いのでそれなりの格好をしてくるのが良いかと思います

2021年05月15日 刹那F精鋭渡島守【元親】
曲輪・石垣[引田城  遺構・復元物]



東の丸跡、石垣の一部と岩盤があります。灯台に続きます。

2021年05月05日 若旦那讃岐守
引田城



引田城は阿波との国境に築かれた戦国から江戸時代初期にかけての城跡です。まず引田公民館で続日本100名城スタンプをして、いざ。

引田港側登山口とキャンプ場側登山口がありますが自分は引田港側から登城しました。本来の大手道もあるにはありますが整備はされていないようです。公民館でいただいた引田城冊子を見ながら狼煙台跡、本丸石垣、天守台、化粧池、引田鼻灯台経由で、東の丸、大手門、北二の丸石垣、北曲輪の順に周って行きました。

天守台に関してはざっくりとした位置しかわからず本丸を何度もウロウロてしてしまいました。明確にこれですよ天守台は、という説明板なり何かあればなあ。

一番の見所はやっぱり北二の丸の石垣ですね。上下二段の高石垣は圧巻でした。残念ながら上段の石垣は崩落防止のシートがされていて見ることはできませんでした。ただ冊子によると下段の石垣だけでも5〜6m。おそらく引田城で検索すれで必ず出てくるであろうこの石垣。見た瞬間、そうそうこれこれ、と一人でつぶやいてしまうほど懐かしさすら感じられます。なんやかやで城内を二周ほどしていまい最後にもう一度、高石垣を見納めて3時間ほどで帰路に。

帰りに讃州井筒屋敷に寄って登城記念に1000枚限定の御城印を購入しましたよ。断崖絶壁の海城と銘打たれております。引田城は2020年に国史跡に指定されていて、続日本100名城にも選定されています。延期になりましたがお城祭りも開催されるようで今後も整備が期待できそうです。

2020年12月28日 左大臣しゅうご
引田城

石垣の立派な北二の丸跡と本丸の間に大手道がありますが、等高線図が読めない人にはオススメできません。気軽に下ったら、道が無くなりました。ただし、地元の方が草刈りをして下さっているので、地図が読める方なら、面白いと思います。最後は民家の脇道に出ました。

2020年12月10日 イナ讃岐守
駐車場[引田城  駐車場]

駐車場が整備されていて、5~6台は停められるように広くなっていました。横には簡易トイレも有りました。

2020年08月18日 松永伊予守だんじょー
引田城



戦国初期からある要衝で、実際に戦のあった場所なので見る価値はあると思います。あまり遺構は残ってないのと急な斜面がありますが。一部崩れかかったようでシート有りです。でも実際登ってみると、夏の快晴も相まって景色が良かったですよ。

2020年01月12日 図書頭かねつら
引田城



山上の平地が広く、大人数で籠れそう。それぞれ独立した郭というよりも、連携を重視した縄張りで生駒時代の影響強い?沢も見られず、水源は不安も立地は神

2019年10月06日 織田上総介晃司
引田城

田の浦キャンプ場登山口(10台)と引田港登山口(2台)に駐車場。
なお、国道11号からの案内は田の浦キャンプ場を目安に進んでください。

引田港登山口から登城。すると算木積み本丸石垣が出迎えてくれます。
見学ルートを進めば遺構は一通り見ることができますが、北二の丸の高石垣など石垣を見ようと思えば少しだけルートから外れるようになります。下調べと登山口にあるパンフレットは必要です。

見学ルートにはクモの巣が多く、足元だけに気をとられてると頭にクモの巣が張り付きますのでご注意を。

引田城のある東かがわ市は他と比べて讃岐うどんの店が少ない気がしますが隠れた名店がありそうなので探してみるのもいいかと思います。

2019年06月15日 副将軍お城エリコ
引田城



化粧池(お姫様や女中たちがこの池の水を使って化粧したと伝えられています。)

2019年03月31日 馬秀のすけ
引田城

パンフレットの化粧池の写真が石垣になってるので、これは間違いではないの?と、井筒屋敷の人に指摘しておいた。わかりました、と言ってました。強風で飛ばされそうで恐怖だった…

2019年01月06日 虎御前民部卿
引田城

引田港登山口から登れます。

ひらやま城とは言え、岩だらけの道を登ります。トレッキングシューズに杖があるといいでしょう。

2018年05月04日 "征夷大将軍"小野の妹の子
引田城

大きなクマバチが各所にいます。人は襲われにくいとわかってますが、縄張り付近に近づく時はご注意下さい。花も多いので、5月は増えてくる時期だと思います。

2018年04月08日 AKl土佐守國虎
引田城

スタンプ設置場所引田公民館でも押せます♪讃州井筒屋敷はピザ屋とうどん屋さんです♪一風変わったもろみうどんをいただきました♪

2017年05月08日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
引田城

海岸にある山です。
駐車場はあります。
麓の海岸はオートキャンプ場になっていますので、夕暮れ時は料理のいい匂いがして来ます。
尚、町の道路標識は引田城とは書いてなくて、オートキャンプ場又は城山とか書いてあるのでそれを目指して行くと到着します。
倉など古い城下の町並みも残っています。
そちらの方が観光客多いかも。
大通りを西に讃岐方面に走れば讃岐饂飩、東の鳴門市側に行けば魚定食屋さんが沢山ありました。


2016年08月31日 カーネル
引田城

高徳線引田駅から北上します

駅の北、城の西にある誉田神社が立派です。寄り道してから海に向かって東へ

城山山頂の西南西の方向から登れます。すぐに眺めのいい尾根にでて登ると狼煙台
西の郭の先からは南の郭・化粧池・引田灯台・東の郭を経由して1周できます

東の郭を抜けた先の分岐から、少し北上すると北の郭に出れます
ここの石垣がかっこいいので、周回コースからピストンして見学(ただ「危険」と看板がありました)したら南下して登ってきた道へ戻り下りました

傾斜はそれほどキツくなく、道も整備されているので気軽に行けます

登山口まで25分。山中に50分で、往復1時間半ちょいでした

歩き計画されている方の時間目安になれば幸いです


2016年05月22日 徐如林征夷大将軍やなんちゅ
引田城

城山ハイキングガイド
申し込み先:東かがわ市生涯学習課
(希望日の一週間前までに予約)
所用時間:2時間
費用:無料
TEL0879-26-1238(平日)
土日祝日の申し込み先
讃州井筒屋敷
TEL0879-23-8550(水曜定休)
希望があれば引田の街並みも案内してくださるそうです。


2011年11月27日 摂政M三郎
引田城

引田城は、瀬戸内海に突き出た半島に選地されており、東から北は断崖で西から南に向け開いています。山上は山林に覆われていますが削平されているとみられます。北郭西面には、偶角部には算木積も見られる高さが5mに近い打込接の整った石垣が残ります。また、崩れた石垣が、城内の諸処に見られ、往時には総石垣の城であったことが偲ばれます。
東角からは、灯台と小島、遠くに改修者である仙谷秀久の領国である淡路島までが見通せる瀬戸内海の絶景が望めます。

引田城の周辺スポット情報

 天守台跡(遺構・復元物)

 現存石垣(遺構・復元物)

 北二の丸 石垣(遺構・復元物)

 北曲輪(遺構・復元物)

 化粧池(遺構・復元物)

 南の郭(遺構・復元物)

 大手門(遺構・復元物)

 狼煙台跡(遺構・復元物)

 竪堀(遺構・復元物)

 曲輪・石垣(遺構・復元物)

 引田湾側登山口(碑・説明板)

 北二の丸説明板(碑・説明板)

 引田城跡本丸説明板(碑・説明板)

 国史跡引田城跡説明板(碑・説明板)

 森権平の墓(引田の戦い戦没武将)(寺社・史跡)

 井筒屋敷(御城印)

 讃州井筒屋敷(スタンプ)

 引田公民館(スタンプ)

 トイレ(トイレ)

 駐車場(駐車場)

 讃州井筒屋敷駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

 引田城山公園展望台跡(関連施設)

 田の浦キャンプ場登山口(その他)

 引田鼻灯台(その他)

 登城口(その他)

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