竹山城(たけやまじょう)

竹山城の基本情報

通称・別名

所在地

岡山県美作市下町

旧国名

美作国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

新免氏

築城年

不明

主な改修者

主な城主

新免氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、堀切

指定文化財

市史跡(竹山城跡)

再建造物

説明板

周辺の城

利神城(兵庫県佐用郡)[8.6km]
福原城(兵庫県佐用郡)[12.8km]
福城(岡山県美作市)[13.7km]
有元城(岡山県勝田郡)[14.1km]
上月城(兵庫県佐用郡)[14.9km]
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三日月陣屋(兵庫県佐用郡)[16.4km]
三星城(岡山県美作市)[19.5km]
長水城(兵庫県宍粟市)[20.1km]
波賀城(兵庫県宍粟市)[21.5km]

竹山城の口コミ情報

2022年08月09日 RED副将軍
小原山王城[竹山城  周辺城郭]



大規模な多重堀切、畝状竪堀、横堀が多用されたテクニカルな山城です。

オススメ度 ★★★★★

1335年、赤松氏一族の小原氏信明より築城。
1361年、美作に侵攻してきた山名時氏により落城したと伝わります。
1456年には、赤松氏家臣の宇野家貞が入城し、改修。新免長重の子を養子とし、その後、家督を継いだ宇野貞重は新免氏に改めます。
1493年に新免貞重は竹山城へ居城を移したため廃城となりました。

見所
先日、久しぶりに城友さん達9名で攻城してきました。美作の城友さんオススメだけあって素晴らしい山城でした。
標高355m朝霧山の山頂に主郭を置き、大きく南に三郭、北に二郭が尾根上に連なる連郭式です。
まず最初に三郭を巡る畝状竪堀とV字堀切が目につきます。
三郭を越えて主郭を目指すと大規模な二重堀切で遮断されており、メインの見所のひとつです。
主郭の北西尾根を降ると四重堀切があり、中々の規模です。
北の二郭は北側から東側を横堀が巡り、東端は二重堀切で遮断されており、ここもメインの見所でしょうか。
地方豪族の城といえ、大変テクニカルな縄張りで楽しめました。
ここは美作と播磨の境目で街道沿いでもある要衝です。赤松さん以外にも、尼子、山名、毛利、浦上、そして信長とバチバチにやり合っていました。
15世期に廃城となった割にあまりにも技巧的なので、記録に無いだけでどこかの勢力が改修して利用したのでしょうか。

行き方は、大原神社を目指してください。
本殿裏山を登れば辿り着きます。
駐車スペースも数台分あります。

2022年07月17日 生駒讃岐守江現蔵20日九州
小原山王城[竹山城  周辺城郭]



小原山王城は美作市大原駅の東、標高355mの山の山頂に築かれています。現在は市指定史跡として整備されています。城友さんも投稿されてますが、高い切岸、深い堀切、周囲に巡る畝状竪堀群など見所満載、感動間違い無しの山城です☆

行き方は、美作市古町の大原神社を駐車場とし、この神社の背後から登っていくと山道が現れます。急登ですが、すぐに城域に辿り着きます。
今回は美作の城友さんの素晴らしいアテンドで行ってきました。城友さん達みんな感動の遺構です。

美作を代表する素晴らしい山城なので、お近くにおいでの際は、是非お立ち寄りくださいませ。

2021年04月05日 龍馬太閤【備中の麒麟】
小原山王城[竹山城  周辺城郭]



岡山県の美作市にある小原山王城☆連続畝状竪堀群に連続堀切、素晴らしい切岸が魅力的な山城です♪別名を山王山城と呼びます☆

築城年は不明の城郭ですが赤松氏の一族・小原信明が在城していた時に美作に侵攻した山名氏の攻めで落城しちゃいました☆その後、宇野家貞、新免貞重の居城になりましたが新免氏は竹山城へ居城を移しました☆

標高355m、吉野川流域に後山川流域も一望出来ます☆主郭と副郭で大きくは形成されていてそれを取り巻く様に腰郭が付属しています☆この2つの主要郭の間を三重堀切で遮断していて防御力を高めています☆
主郭と副郭の外郭部には土塁と横堀を回し込んで更に畝城竪堀郡を組み合わせた技巧的な防塁ラインを築いています☆

この複雑かつ技巧的な城郭を見る限り小原山王城に匹敵する勢力が近くにいた可能性?はたまた力を持っていた広域大名の支城として機能していたか?いずれにしても良い城です♪

2021年03月05日 しおうまる美作守
小房山城[竹山城  周辺城郭]



今回ご紹介するお城は、岡山県美作市小房を所在とする、標高約510m比高約260m。東西約230m南北約130mの城域を成す小房城です。
登城口は、本アプリの美作国竹山城リア攻めマップをご参照下さい。登城口付近に空きスペースがあり駐車させていただきましたが、何分この周辺にはコンビニ1つありません。東に「能登香の里小房」という施設がありますが、当日はトイレすら閉鎖されていて使用出来ませんでした。健脚の方ならば山頂まで30分とかかりませんので、お尻を引き締めて山頂を目指しましょう♪

まさか…これほどまでとは!
それは何の前触れもなく突如現れますw長さ約100m上幅約10m深さ6mの長大な堀切☆誘惑はさらに奥へと続きます。眼前には絶壁を成す主郭への切岸。ご丁寧にトラロープ付きで足場の悪い階段があります。高所恐怖症の方はここで引き返しましょうwお疲れ様でした~

さて、主郭は特に南への眺望が開けており案内板が設置。南東に向けて小曲輪2面から構成されるⅣ郭が伸び、先端まではお手入れがされています。

何やらガサガサと物音が…落とし物があちらこちらにありましたので、もしや?とは思っていましたが、曲輪の下から遠巻きに2頭の鹿が駆け上がって来ました!通って来た曲輪上で立ち止まりこちらをチラ見。ちょっと見下された感もありますが、かわゆい~(⋈◍>◡<◍)。✧♡鹿好みでは無かったのかすぐ東の谷に去って行きましたw

話を戻しましょう。Ⅳ郭先端よりは足場の悪い急勾配となっています。知らなければまず足を踏み入れることは無かったでしょうwですが、知ってしまった~この先にお宝があることを!
心細い木の枝に掴まりそろり~そろり~、数人が籠ったら満杯であろうⅤ郭の石積みに到着♪足場の悪い崖っぷちも忘れてシャッターを切ります。毎度のことながら、よくもまぁ~こんな場所に石を積んだな~と感心します。ですが肝心の主郭部には石積みは見られません。なぜじゃ~どーしてじゃ~と考えても分かりませんので次へ参りましょう。

主郭より東はⅡ、Ⅲ、Ⅳ郭へと続きます。
Ⅲ郭では南側に低い土塁と中央付近と東側に虎口があり、お隣のⅣ郭とは土橋付きの堀切によって遮断。Ⅳ郭の東は土塁によって、切岸がパワーアップ。さらに東は平坦な地形が続いています。

お近くにお越しの際は是非☆一見の価値ありですぞ

2020年12月09日 しょう備中守
小原山王城[竹山城  周辺城郭]



大原神社の裏から登城出来ます。無数の竪堀、堀切、土橋など見所満載です。

2019年10月17日 iggy摂政
竹山城

《アクセス》
主郭の「馬場」まで車で行けますが、枝や若干の落石がありますので少々の傷なら平気の行軍専用車両で行く方が良いでしょう。
なお、西側別郭には馬場へ行くまでの道中手前約200m地点、道幅が広くなった待避所?付近から、南側の山に入る踏み道がついていますので、そこから♪
若い松の木の波状攻撃ですが、幹も枝も細いのでなんとか漕いで行けます。

《遺構》
主郭(東側)、別郭(西側)の6~7割は鉄塔やハイキングコース?の新設(今はもう朽ちてますが…)による改変多し。
主郭付設の太鼓丸始め曲輪群の探索は藪切岸で厳しいでしょう。
西側別郭・坊主が丸の北側と南側に堀切を配していますが、長年の堆積や改変のためキレが失われつつあります。
坊主が丸から南へ尾根伝いに曲輪群があり、道中の所々左右に土塁が認められます。

《参考》
宮本武蔵の祖父と父がこの城の家老だったようです♪

2018年04月23日 Midori琉球守
竹山城

佐用町からR373を鳥取方面へ進み、中町交差点を左折。川を越えたらすぐに右折。美作市営バス「おおはら」バス停のまん前でした。

竹山城の周辺スポット情報

 小原山王城(周辺城郭)

 小房山城(周辺城郭)

 山王山城登城口(駐車場)

 小房城登城口(その他)

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