谷垣城(たにがきじょう)

谷垣城の基本情報

通称・別名

木積山城

所在地

京都府与謝郡与謝野町温江谷垣

旧国名

丹後国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

不明

築城年

戦国時代

主な改修者

主な城主

藤田氏

廃城年

遺構

曲輪、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

周辺の城

弓木城(京都府与謝郡)[7.6km]
宮津城(京都府宮津市)[8.6km]
五箇城(京都府京丹後市)[11.8km]
河守城(京都府福知山市)[12.5km]
亀ヶ城(兵庫県豊岡市)[13.1km]
中山城(京都府舞鶴市)[15.9km]
建部山城(京都府舞鶴市)[17.5km]
鬼ケ城(京都府福知山市)[18.1km]
小畑城(京都府綾部市)[18.5km]
田辺城(京都府舞鶴市)[20.7km]

谷垣城の口コミ情報

2024年07月08日 高橋中務丞紹運
谷垣城

久しぶりの登城。近くにあるからいつでも行けますが、いつ来ても良い城跡です。

2024年05月04日 生駒讃岐守江現蔵✿
下常吉城[谷垣城  周辺城郭]



下常吉城は京丹後市大宮町下常吉にある標高120mほどの丘に築かれています。築城年は不明、城の詳細は先人の城友さんの口コミを参照願います。

GW前半の中日の暑い日、いつもの四国直登クラブメンバーと近江の城友さんアテンドで、武蔵の城友さんとの5城目です。

この日の4城目の上常吉城を下山し、そのまま上常吉公民館に駐車したままで訪城できます。民家脇から竹薮を抜けて城域東側の墓地になっている東郭まで比高は20mほどで辿り着きました。

主郭から東に鏡餅のように段郭があり、鋭い切岸もあります。西側の連続する竪堀と堀切の合わせ技が最大の見所です。土橋も絡めた複雑な遺構はなかなか見られません。

コンパクトな城ですが、山城好きなら気に入る事間違いなし。上常吉城と合わせての訪城をオススメします。40分の楽しい山歩きでした。

2024年05月04日 生駒讃岐守江現蔵✿
上常吉城[谷垣城  周辺城郭]



上常吉城は京丹後市大宮町上常吉の経典寺の標高138mの裏山に築かれています。築城年は不明ですが、主郭に進藤山城守の墓碑があるので、進藤氏の城だったようです。

GW前半の中日の暑い日、いつもの四国直登クラブメンバーと近江の城友さんアテンドで、武蔵の城友さんとの4城目です。上常吉城を検索してもあまりヒットせず、全くマイナーで詳細不明の城です。

近くの上常吉公民館に駐車し、経典寺の参道を通りほぼ比高無しで城域です。お昼の中華で満腹になっていたので、山門通ってすぐ迎えてくれた堀切は有り難い。大堀切と城友さん好みの鋭い切岸、主郭奥の竪堀と横堀の合わせ技は圧巻です。

ヤブ化してなく、遺構の残存度も抜群、百聞は一見にしかず、是非訪れていただきたいオススメの山城です。1時間10分の楽しい山歩きでした。

2023年10月10日 tracer_azu
下常吉城[谷垣城  周辺城郭]



手持ちの縄張り図掲載の本には上常吉城より尾根筋で行けるとありましたが、上常吉登城後一旦下山し、民家横から散策させていただきました。
こちらもすぐに城域に入りますが、圧巻の遺構が残ってました^ ^

2023年10月10日 tracer_azu
上常吉城[谷垣城  周辺城郭]



城域まですぐで、このクラスの遺構が見れたら文句なしではないでしょうか^ ^さすがの丹後クオリティというのか、とにかく圧巻の遺構でした!こちらへ行かれる際はお隣の下常吉も併せて行くことをおすすめします^_^

2023年04月24日 RED副将軍
下常吉城[谷垣城  周辺城郭]



竹ヤブの中にテクニカルな縄張りがそのまま残る超マイナー城🏯

オススメ度 ★★★★★

築城年代等の詳細不詳。一色氏の家臣である石子紀伊守の居城と伝わります。
1600年、関ヶ原の戦いに際して、石田三成に呼応して上常吉城の進藤山城守、下常吉城の石子紀伊守等の元一色氏家臣は、主君の仇を討つため細川氏の系譜である長岡興元の峰山城に攻め寄せます。夜襲で焼き討ちをして長岡氏を滅ぼしたとされます。しかし、上常吉城の進藤山城守はこの戦いで討死し、石子紀伊守も西軍が敗れたため失望し行方を晦ましたと云われます。

見所
足谷とつるの谷の間の丘陵上に築かれています。
竹ヤブに覆われており、特に東側は日当たりが良く密度は高めで移動に苦労を要します。
但しその分、人の出入りがないため遺構の残存度は良好です。
丘陵ピークに主郭を置き、北東に伸びる尾根筋に段郭が連なりますが、切岸の高さは平均5m以上ある上に垂直に近い鋭さです。
しかも圧巻なのは西側の主郭背後です。長大かつ鋭い堀切と食い違いの竪堀で遮断され、土橋状に竪土塁が貫いている複雑な地形です。

近隣の上常吉城といい、複雑な縄張りは手練れの山城マニアでも納得の遺構と思います。
ぜひ、2城併せての訪城をオススメします。

行き方は、府道76号線の民家脇から城域東側へ登城することができます。
周辺に駐車スペースは無いのでご注意下さい。
だいぶ離れますが下常吉公民館の駐車場をお借りしました。

2022年11月27日 RED副将軍
上常吉城[谷垣城  周辺城郭]



ハイレベルな丹後の中でも名城中の名城✨素晴らしい遺構の割にあまり知られていません💦

オススメ度 ★★★★★

築城年代等は不詳。進藤氏の居城。進藤山城守が城主であったと伝わり、主郭には墓碑があります。進藤氏は、松永久秀に与して織田信長と戦い敗れましたが、豊臣秀吉の推挙により僅かに所領を得て居城としました。1590年には、細川藤孝と戦うも敗れて一族残らず討死し滅亡したとも伝わります。
しかし、1600年の関ヶ原の戦いに際して、石田三成に呼応して上常吉城の進藤山城守、下常吉城の石子紀伊守等の元一色氏家臣は、主君の仇を討つため細川氏の系譜である長岡興元の峰山城に攻め寄せます。夜襲で焼き討ちをして長岡氏を滅ぼしたとされます。しかし、上常吉城の進藤山城守はこの戦いで討死し、石子紀伊守も西軍が敗れたため失望し行方を晦ましたとも云われます。

ここに限ったことでは無いですが、伝承に一貫性がなく曖昧な点が多いです。やはり敗者の歴史は残りにくいです。

進藤山城守と言えば、佐々木六角氏の重臣が思い浮かびます。関係あるのでしょうか。

見所
与謝郡加悦谷と中郡の郡境である平地峠に位置し交通の要衝であった網野街道を見下ろす高台に築かれています。経典寺の裏山にあります。山門からヤバい切り通し(堀切)が既に見えており、いきなり城域のお手軽物件です。最高所に主郭を置き、切岸の鋭さもかなりのもの。主郭西側の尾根筋も大堀切で遮断されています。圧巻なのは主郭北側で竪堀と横堀が入り込む複雑な仕掛けが為されています。主郭の南側に二郭、東側に三郭が尾根上に連なり、三郭から伸びる東と南の両尾根筋も大堀切で遮断されています。

ほとんど紹介されておらず予備知識なしに訪れましたが遺構の凄さに吃驚しました。丹後屈指の巨大な縄張りであり予定より大幅に長時間滞在。予定を変えてこの日のメインとなりました。まぁ一度訪城してみてください。

行き方は、経典寺を目標に設定。近くの上常吉公民館に駐車し歩きました。

写真
①②③城域最初の切り通し(堀切)。二郭から西へ伸びる尾根を分断。
④⑤⁡主郭北側は横堀と竪堀が複雑に入り組む
⑥主郭西側の大堀切
⑦三郭南側の大堀切
⑧三郭東側の大堀切

2020年06月16日 大隅守
伊久知城[谷垣城  周辺城郭]



天下の大泥棒石川五ェ門の生誕地とされる城跡

2020年04月26日 ソバッソ80.0
上常吉城[谷垣城  周辺城郭]



上常吉公民館の西側、経典寺を目標に設定。住職のご厚意で、同寺に停めさせていただきました。

同寺の裏山が城跡、登ればすぐにエグい切通と段郭が出てきます。ひたすら段郭を乗り越えて行って下さい。

遺構は、、、すべてがエグいです、スペクタクルです。とにかく現地で散策して欲しい。郭、切岸、堀切、竪堀、すべてが一級品ですねぇ

この地域、一色氏が丹後守護として君臨していたのですが、1500年前半にお家騒動があり、そのスキに国人衆が反乱しています。そしてややこしいことに、それを若狭守護の武田氏が横槍を入れたおかげで、さらに揉めてしまったんだそうな。

なのでかなりの混乱状態混戦状態。大乱闘スマッシュブラザーズ的な感じでしょうか。峰山陣屋から吉原城跡の口コミを挙げて下さっていましたが、こんなレベルの遺構だらけです。

コロナ終息の暁には丹後遠征を目論んでおります。サカナは美味いお城は硬いそらええとこです。以上でございます

2011年07月10日 まったり丹波守
谷垣城

常栖寺の西、電気柵から尾根に登ります。愛宕権現の社に温江城の表示が有りますが、更に尾根伝いに登ると山頂に谷垣城が有ります。
見所は堅掘&横矢の掛かる土橋です。
お寺の方のお話しでは熊が居るそうなので気をつけて下さい。
境内をうろついていた事も有るそうです。

谷垣城の周辺スポット情報

 城名碑(碑・説明板)

 上常吉城(周辺城郭)

 伊久知城(周辺城郭)

 鶴賀城(周辺城郭)

 下常吉城(周辺城郭)

 登城口(関連施設)

 登城口(その他)

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