新保山城(しんぽやまじょう)

新保山城の基本情報

通称・別名

霞美ヶ城

所在地

福井県小浜市新保

旧国名

若狭国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

不明

築城年

不明

主な改修者

武田信方

主な城主

武田氏

廃城年

天正13年(1585)頃

遺構

曲輪、横堀(空堀)、竪堀、帯曲輪、腰曲輪、土塁、櫓台

指定文化財

市史跡(新保山城跡)

再建造物

周辺の城

大倉見城(福井県三方上中郡)[6.2km]
小浜城(福井県小浜市)[7.4km]
後瀬山城(福井県小浜市)[8.3km]
熊川城(福井県三方上中郡)[9.6km]
谷小屋城(福井県小浜市)[12.8km]

新保山城の解説文

宮川地区のほぼ中央部にあたる新保の北側裏山、海抜293mを頂点とする山頂稜線上に蛇行して全長250m、最大幅17mの城郭が存在し、さらに西側尾根筋を大谷に向かって伸びる峰中段にも城台をつくり、東西200m、最大幅50mが計測される。 城は新保裏山と大谷裏山の2ブロックに造成されており、若狭国内では守護武田氏の本城、後瀬山城につぐ大規模なものである。便宜上新保側を上城、大谷側を下城として述べていきたい。

まず上城だが、山頂尾根を削平して造成されているため長大な割には幅は狭く、郭は18を数えるがさほど大きなものはない。

最南端の堀切よりゆるやかに下降する稜線上につづら折りの道が続いており、その左右には交互に平場をつくり、北側の谷間に面して帯状郭を三段に構えている。これらはおそらく城の虎口に相当するもので、重要な施設であるが、現段階の調査は十分ではなく再度調査して全容を明らかにした時書き加えたい。したがって本稿では主たるもののみにとどめる。

以上の遺構の終わりが前述の空堀となり、堀の北側谷間の斜面に延長して竪堀となる。

この堀から急激に数メートル上昇して新保側郭内に入るが、最先端郭にはかなり大きな長方形の掘りこみがあり、井戸跡の可能性も考えられるが、これより階段状にそれぞれ2m内外の高さに段切調整して6つの小郭があり、さらに3mほど上って287mの郭に到達する。

新保山城のうち、この郭が山頂稜線上に張り出した最南端にあたり、眺望の良い箇所である。ここからは宮川谷一円はもとより平野方面まで見通すことが出来、上城、下城あわせてもっとも重要な一角である。おそらく主郭の中心的役割を果たすものと推測されるが、郭の中段に一郭を配し、北側では半円形に調整された櫓台が設置されている。さらに西側面にも帯状郭を付属させている。

この郭から2m鋭角に下がった一角は4段の郭で構成されているが、各々郭の段切りは1m内外と低く、馬背状の尾根を削平して造成しているので、新保側城郭のうちもっとも幅は小さい。接点には溝状のくぼみがあり東側斜面に竪堀が認められる。このくぼみはかつて細い空堀であったことも推測されるが現状では判然としない。

次郭はそれより3m急上昇して所在するが、大谷側から登ってくる稜線との接点にあり、この城ではもっとも高所となる。この郭は上城の中では大きい部類に属し、全長50mを測るもので東側の一部に土塁を築き、中央よりやや北側に櫓台が設置されている。この郭は海抜287mの地点に所在する一郭と同じく主郭の北側を守る重要なポイントとなるもので、双方を連接する3つの郭が主郭となるのであろう。

情報提供:小浜市教育委員会文化課

新保山城の口コミ情報

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