谷戸城(やとじょう)

谷戸城の基本情報

通称・別名

城山、茶臼山、谷戸ノ城

所在地

山梨県北杜市大泉町谷戸

旧国名

甲斐国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

逸見清光

築城年

平安時代

主な改修者

後北条氏

主な城主

逸見氏、武田氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

国史跡(谷戸城跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

深草館(山梨県北杜市)[1.2km]
古宮城(山梨県北杜市)[5.3km]
笹尾砦(山梨県北杜市)[6.5km]
若神子城(山梨県北杜市)[7.5km]
獅子吼城(山梨県北杜市)[8.3km]

谷戸城の解説文

谷戸城(やとじょう)は、山梨県北杜市大泉町谷戸にあった日本の城(城郭)。形式は山城。国の史跡に指定されている。

立地
県北西部に位置。八ヶ岳の山体崩落で形成された尾根上に立地し、標高は850m付近。地形を利用して同心円上に土塁や空堀を配した輪状郭群。東西を東衣川、西衣川に画され、北側は尾根に通じ三方は急崖に囲まれている。

沿革
平安時代後期には、常陸国那珂郡武田郷から源義清・清光親子が甲斐国市河荘(現在の市川三郷町)へ流罪される。逸見清光(冠者)の子孫は逸見荘へ土着した後、甲斐国各地で勢力を拡大し、甲斐源氏の祖となった。

谷戸城は清光の居城と伝わり、江戸時代に成立した『甲斐国志』によれば、清光は正治元年(1199年)に当地において死去したという。平安時代後期には治承・寿永の乱において甲斐源氏の一族が活躍する。

『吾妻鏡』によれば、治承4年(1180年)月23日には石橋山の戦いにおいて伊豆国の源頼朝が敗北し、翌8月24日には北条時政・義時親子が甲斐国入国を試みたという。9月10日には甲斐源氏の武田信義らが信濃国へ出兵して平家方と戦い、9月15日には甲斐へ帰還し、武田信義・一条忠頼ら甲斐源氏一党は「逸見山」に集結した。甲斐源氏の一族は「逸見山」において頼朝の使者である北条時政を迎えたという。「逸見山」の比定地は北杜市域に複数候補地があり、当地もそのひとつとされる。

戦国時代には武田晴信 (信玄)期の信濃侵攻を開始する。『高白斎記』の天文17年9月6日(1548年10月7日)条に拠れば、晴信は信濃国佐久郡の前山城(長野県佐久市前山)攻略のため出陣し、「矢戸御陣所」において宿泊したことを記しているが、これが谷戸城を指しているかは不明。晴信は9月7日に海野口に、9月9日には宮之上に到着し、9月11日には前山城を攻略した。

また、『国志』によれば天正10年(1582年)3月の武田氏滅亡後、同年6月の本能寺の変により「天正壬午の乱」が発生する。天正壬午の乱において甲斐は三河国の徳川家康と相模国の北条氏直が争奪し、家康が新府城(韮崎市中田町中條)を本陣に七里岩台上の城砦に布陣したのに対し、後北条氏は若神子城(北杜市須玉町若神子)を本陣に、周辺の城砦に布陣した。この時、後北条氏は谷戸城へも布陣していたという。

江戸時代には、(文政8年1825年)の村方明細帳にも記録が残る。

遺跡の概要
江戸時代から城跡と認識されており、1976年(昭和51年)には山梨大学考古学研究会による測量調査が行われる。1982年(昭和57年)には一部の発掘調査が実施され、堀跡など一部の遺構が確認され、青磁片や内耳土器、洪武通宝などの遺物が出土している。
...

谷戸城の口コミ情報

越後屋の越後守黒うさ様[2018年02月25日]
駐車場は北杜市考古資料館(受付の方に確認)と資料館近くの公園(写真アップしました、下は舗装はされていません)、搦め手側にもあるみたいです♪

どの駐車場に停めても無料で、谷戸城までもすぐです(^-^)
考古資料館と公園側が大手になるみたいで石碑もありました(^^)

ゆっくり全部回っても1時間位あれば大丈夫だと思います(^-^)

みのみの大宰少弐@熱中症注意様[2016年07月23日]
谷戸城跡入り口に歴史資料館があり、無料で車を停めることが出来ます。館内にトイレはありますが、資料館利用者ではないと使用出来ないかと…資料館利用料は、大人¥200子供¥100です。

谷戸城跡のパンフレットもありますが1部¥100での販売になります。

城内は1の郭から6の郭まであり、帯郭・竪堀・空堀・土塁があり見応えがあります。…が、下草は刈られてから多少時間が経過しているためか20cm程伸び、場所に依っては70cm程伸びています。

三日陸奥守落人様[2013年02月25日]
ゆるやかな傾斜地に築かれた城跡で、綺麗に整備されているので気持ちよく散歩気分で歩きまわれます。
本曲輪を囲む土塁を上から見ると、若干ハート形に見えなくもないです
併設の史料館にはもあり、まず予習されてから巡られることをお勧めします。

北川幸人様[2012年09月16日]
多数ある郭や土塁に、それぞれ詳細な写真付きの解説板が設置されている。下草も適度に刈ってあり、歩き回りやすい。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・Androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore