飛山城(とびやまじょう)

飛山城の基本情報

通称・別名

所在地

栃木県宇都宮市竹下町380-1

旧国名

下野国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

芳賀高俊

築城年

永仁年間(1293〜1298)

主な改修者

主な城主

芳賀氏

廃城年

天正18年(1590)

遺構

曲輪、土塁、空堀

指定文化財

国史跡(飛山城跡)

再建造物

塀重門、竪穴建物、木橋、土橋、石碑、説明板

周辺の城

水沼城(栃木県芳賀郡)[5.9km]
岡本城(栃木県宇都宮市)[6.6km]
宇都宮城(栃木県宇都宮市)[7.2km]
刑部城(栃木県宇都宮市)[7.7km]
戸祭城(栃木県宇都宮市)[7.7km]

飛山城の解説文

飛山城(とびやまじょう)は、現在の栃木県宇都宮市竹下町にあった中世の城郭である。宇都宮氏の家臣・芳賀氏の居城であった。

歴史・沿革
飛山城は鎌倉時代後期にあたる永仁年間(1293年-1298年)頃、宇都宮景綱の家臣・芳賀高俊によって築かれたといわれている。芳賀氏は飛山城に居する間は清原氏を名乗ったと言われており、この清原姓が後の現宇都宮市東部の地名『清原』となったと考えられているが、不詳である。飛山城は芳賀氏(清原氏)の居城として宇都宮氏と命運を共にし、宇都宮氏の滅亡と共に廃城となった。なお、この間の飛山城の動静は歴史書に見えないため不詳となっている。

芳賀氏は上野国・越後国の守護代に任じられるなど隆盛したが、戦国時代になると芳賀氏や飛山城も関東平野の覇権争いに例外なく巻き込まれた。弘治3年(1557年)には宇都宮氏や芳賀氏を支援した常陸国の佐竹義昭による宇都宮城奪回作戦(その時期の宇都宮城壬生城主・壬生綱雄が占領していた)の最前線基地となっている。天正18年(1590年)、関東に台頭していた後北条氏を滅亡させた豊臣秀吉(関東は古代豊城入彦命により開かれた)は、下野国(旧下毛野国、国造は豊城入彦命を祖とする下毛野氏)宇都宮城に入城し関東の支配体制を決定する宇都宮仕置を行う。そこで秀吉は宇都宮氏18万5千石の所領安堵を裁決し、宇都宮城の支城であった飛山城も安堵された。しかし慶長2年(1597年)、宇都宮国綱が改易となったのにともない廃城となった。

現在の状況
飛山城跡は1977年に国の史跡に指定され、現在は史跡公園として整備されている。公園内には、土塁や堀、木橋、兵士の詰所と思われる掘立柱建物などが復元されている。また、公園に隣接して「とびやま歴史体験館」が開設され、城や城主芳賀氏に関する史料などが展示されている。

構造
飛山城は、鬼怒川の東岸を利用して造られた東西240m、南北420mの長方形の縄張りに築造された平山城である。現在残されている遺構は約14ヘクタールと広大な領域に広がり、北側と西側を鬼怒川およびその支流に沿った断崖(比高差25メートル)、東側と南側を二重の土塁と堀で囲う、堅固な造りとなっている。また内側空堀も幅15m、深さ4mもある大掛かりな遺構を保持している。

城は北西部に主郭があり空堀によって5つの曲輪に分けられている。その南側には1つの郭(曲輪)が設けられ、さらにこれらの曲輪の東側と南側を取り囲むように細長い曲輪が設けられ、その外堀沿いには5つの櫓台が置かれていた。各郭とも土塁と堀で囲まれており、最北の小さな郭に城主の居館があったと考えられる。発掘調査によって、城跡からは、兵士の詰め所と思われる竪穴住居や貯蔵庫と思われる半地下式の竪穴建物が確認され、また、常滑焼や瀬戸焼などの陶磁器類や小札や轡などの鉄製品が出土している。

なお、城跡からは「烽家」と記された墨書土器が出土しており、平安時代初め頃にはこの地が烽火台として利用された可能性の高いことが確認された。

飛山城の口コミ情報

土塁ルイ様[2017年05月06日]
堀や土塁の遺構もいいですが、時間があれば、北側の鬼怒川の河川敷に降りて遠望してみてください。
比高差25mの断崖にちょこっと感動すると思いますよ。

【リベンジ】陸前守智ぞう様[2017年02月04日]
城跡奥の6号堀に降りて堀を歩いて行くと入り口付近の大手門あたりまで行けます。

目の前の川を挟んだ山の風景がさくら市の勝山城の風景に酷似。

きっと川づたいにつながってて、連携とってたんだなあと思わせます

資料館の7分くらいのビデオシアター

飛山城物語、係員に言えば無料で見れます

飛山城の歴史をサクッと知るのには必見

しかし、城の見所を説明してるわけではないので

城見学後に見ても何ら問題ないです

【リベンジ】陸前守智ぞう様[2017年02月04日]
富士山見えた!はっきり!冬の間だけみれるそうです。

ちょい障子堀があったり

堀や土塁が素晴らしいです。横矢がかりや、櫓跡なども良いです。

資料館で栃木県に関する城の本が100円とかで買えます

俺、全部買いしちゃいました。

それでも900円。安い(笑)

【リベンジ】陸前守智ぞう様[2013年12月10日]
駐車場も広く城址公園内も

なかなか散歩するにも距離的にもちょうど良く

四季折々の風景や昔の復元した建物を見たり、中に入ったり出来るし

展望台からは宇都宮を見下ろす事が出来るし

運が良ければ富士山も眺める事が出来るらしいです

家族とかとお弁当をもってお出かけしても良いかと

公園内になる博物館は無料で入れて

地元の古墳や遺跡の資料を読む事が出来たり

地元の戦国時代の歴史などの展示物が見れたり

なにより、有料ですが

甲冑や着物を着て写真を撮ったりできます(300円との明記あり)

城攻めついでに思い出にいかがでしょうか?

傾奇揚げ仙兵衛様[2012年09月16日]
駐車場や遊歩道は奇麗に整備されています。
土塁や堀も近年人の手が加えられた感がハッキリ分かる。
重機で成形された土塁がパッチモンぽい

tomm加賀守様[2011年03月31日]
今回の震災で崖の一部が崩落したそうです。

半日皇帝下野守様[2010年06月08日]
デートにお勧めの場所
城内は芝生や歩道がキレイに整備されており、兵舎など建物も多数復元されてます。
西奥まで進むと、鬼怒川を目下に宇都宮の街が一望できます(o≧▽≦)o
また、無料の城内案内も時間で行われているので、参加してみるといい勉強になるかも(*´▽`*)
他には、有料で模擬の鎧を着せてくれたり、いろいろ楽しめます(o^o^o)

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