常盤城(ときわじょう)

常盤城の基本情報

通称・別名

常葉城、旭城

所在地

福島県田村市常葉町常葉字舘

旧国名

磐城国

分類・構造

山城

天守構造

独立式層塔型[2重2階/1968年築/RC造模擬]

築城主

熊谷直則

築城年

文永11年(1274)

主な改修者

主な城主

熊谷氏、常磐氏、石沢氏

廃城年

遺構

曲輪、堀切、切岸

指定文化財

市史跡(常盤城跡)

再建造物

模擬天守、石碑、説明板

周辺の城

三春城(福島県田村郡)[13.6km]
宮森城(福島県二本松市)[17.3km]
小野城(福島県田村郡)[17.4km]
小手森城(福島県二本松市)[17.6km]
小浜城(福島県二本松市)[18.2km]
宇津峰城(福島県須賀川市)[22.8km]
瀬戸川館(福島県本宮市)[23.2km]
河股城(福島県伊達郡)[24.1km]
守山城(福島県郡山市)[24.3km]
二本松城(福島県二本松市)[26.3km]

常盤城の解説文

常盤城(ときわじょう)は福島県田村市常葉町にあった城である。旭城ともいう。

遺構 

旧常葉町中心部の北西にそびえる、標高約536mの通称館山に位置する。

山頂の本丸を中心に、二の丸、三の丸、四の丸、東の出丸、北の丸の5つの主要な曲輪から構成される大規模な山城で、他に多くの堀切や切岸、小規模な曲輪群がみられる。

本丸は東西約50m、南北約40mの広さで、現在は模擬天守が建てられており、城跡は館山公園として整備されている。

歴史 

築城年は不明ながら、文永年間(1264~1275)に熊谷直則によって築かれたとされる。

その後、赤松則村(円心)の後裔とされる赤松顕則が常盤地方に入り、姓を常盤に改めて子孫が代々城主を務めた。

5代・貞久の時、田村清顕より常盤氏が逐われると、田村氏家臣の石沢修理亮が城代となったが、清顕没後の天正17年(1589)、常盤城は相馬・岩城連合軍に攻められて落城、修理亮は討死した。

交通 

・JR磐越東線磐城常葉駅から車で約15分

参考文献 

・『日本城郭大系 第3巻』新人物往来社、1981年。
・常盤城跡現地説明板。
・『週刊日本の城』デアゴスティーニ・ジャパン、2013年。

常盤城の口コミ情報

2024年08月21日 江川左兵衛督英龍
常盤城



ふらりと立ち寄りました。簡易な歩道が整備されており気軽に展望台まで登れました。

2023年08月21日 maki156
常盤城



訪問時は閉館しており残念だった。造りもガラス張りやシャッターなど残念が多い。野生のキツネと遭遇したのが唯一の思い出。

2022年12月04日 長けた 右兵衛督 進言
常盤城



詳しい説明は先人の方々が述べられておりますので簡潔に。妙な天守風展望台がありますがオマケ?のようなものです。綺麗に整備されており、山城のような歩きにくさはありません。本郭から下を見下ろすと曲輪跡がハッキリとわかります。写真にあるトイレは使用禁止の貼紙があり施錠されていて使えませんのでご注意を。

2019年04月06日 兵部卿藤重真
常盤城

怪しい?天守風展望台が話題になりがちですが、曲輪跡が良く残っていて、なかなか侮れません。

常盤城の周辺スポット情報

 空堀(遺構・復元物)

 虎口跡(遺構・復元物)

 切通 (北部)(遺構・復元物)

 切通 (南部)(遺構・復元物)

 平館(周辺城郭)

 船引城(周辺城郭)

 早稲川館(周辺城郭)

 門沢館(周辺城郭)

 公衆トイレ(トイレ)

 駐車場(駐車場)

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