伊祖城(いそじょう)

伊祖城の基本情報

通称・別名

伊祖グスク

所在地

沖縄県浦添市伊祖3-58

旧国名

琉球国

分類・構造

山城

天守構造

なし

築城主

伊祖按司

築城年

13世紀

主な改修者

主な城主

伊祖按司、恵祖、英祖王統

廃城年

遺構

曲輪、石垣

指定文化財

県史跡(伊祖城跡)

再建造物

周辺の城

浦添城(沖縄県浦添市)[1.6km]
幸地城(沖縄県中頭郡)[3.8km]
首里城(沖縄県那覇市)[4.6km]
天久城(沖縄県那覇市)[4.8km]
北谷城(沖縄県中頭郡)[7.1km]
三重城(沖縄県那覇市)[7.6km]
長嶺城(沖縄県豊見城市)[8.2km]
中城城(沖縄県中頭郡)[8.3km]
島添大里城(沖縄県南城市)[8.8km]
豊見城城(沖縄県豊見城市)[8.9km]

伊祖城の解説文

伊祖城跡は、伊祖部落の東北仲間から連なる琉球石灰岩の浦添丘陵の一段と高くなった標高50~70mに位置している。石灰岩の丘陵に丁度、船がのしかかっているような型をしている。

伊祖城は、天孫氏につながる英祖子、父祖代々の居城で英祖もここで生まれたと伝えられている。前面には貿易港牧港をひかえ、周辺に肥沃な耕地が拡がり、ケラマ諸島や残波岬を望む雄大な景観を呈し要害の地となっている。

本丸跡は昭和10年に建立した伊祖神社付近といわれ、本丸跡の北方、最も高い所に見張所があり、見張所は俗に「旗立て」と言われ、岩石に穴をあけ、旗竿が立てられていたという。

城跡は、東北の城門の下から本丸付近までは切石積みの石垣が築かれ、北の見張所とその外の石垣はすべて野づら積みとなっている。

伊祖城跡は、規模の小さい城ではあるが、城内からはグスク系の土器片や青磁片等が多数出土する。天孫子系の城として、又、城壁が二通りの積み方がなされているなど、当時の城壁構築の変遷を研究するのに貴重な城である。

情報提供:浦添市教育委員会文化部文化課


伊祖城の口コミ情報

2024年03月12日 RED副将軍
伊祖城



中山王である英祖王誕生の地とされるグスク🏯

オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎

築城年代等の詳細不明。
天孫氏の庶流であり伊祖按司の恵祖世主の居城とされます。
恵祖世主は英祖王の父であり、英祖は琉球で初めての王統を築き、五代に渡り90年間の王統の礎を築きました。後の三山時代の基礎となった王統でもあります。

見所
牧港から南へ500mの丘陵上に築かれており、伊祖公園北端の伊祖神社境内が主郭です。神社背後の最高所には琉球石灰岩の石塁や井戸跡が残っています。
神社参道の東側面にも城壁とされる石積みが続いており、場所により切石積みと野面積みの二種類の石積みを見ることができます。

現在は伊祖公園として整備されており駐車場もあります。

2021年04月02日 琉球守風のこうちゃん播守
伊祖城

車なら浦添城跡から近いです🤗伊祖公園を目指して行きましょう🤚
駐車場🅿有りトイレ🚻有り 自販機も有ります😁
城跡より地域の公園の色の方が強いかも🤔

伊祖城の周辺スポット情報

 旗立て(遺構・復元物)

 伊祖城跡案内板(碑・説明板)

 伊祖城跡石碑(碑・説明板)

 牧港テラブのガマ(寺社・史跡)

 シーサーヤー(寺社・史跡)

 トイレ(トイレ)

 伊祖公園駐車場(駐車場)

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