井の内城(いのうちじょう)
井の内城の基本情報
通称・別名
- 井之内城、井内城、下山城、大仙山城、大山城
所在地
- 岡山県美作市下山
旧国名
- 美作国
分類・構造
- 連郭式山城
天守構造
- -
築城主
- 下山氏
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 下山氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、畝状竪堀群
指定文化財
- 市史跡(井の内城跡)
再建造物
- -
周辺の城
-
周匝茶臼山城(岡山県赤磐市)[4.9km]
三星城(岡山県美作市)[6.1km]
天神山城(岡山県和気郡)[12.3km]
福城(岡山県美作市)[13.3km]
津山城(岡山県津山市)[15.8km]
有元城(岡山県勝田郡)[16.2km]
上月城(兵庫県佐用郡)[18.4km]
神楽尾城(岡山県津山市)[18.8km]
医王山城(岡山県津山市)[19.5km]
院庄館(岡山県津山市)[20.0km]
井の内城の口コミ情報
2024年06月17日 ハマカズ
井の内城
お宮側から登りましたが、急で木々を持ちながら登らないと落ちるような道なき道を登り尾根伝いになると明瞭な山道で山頂まで歩けました。大仙山四等三角点でした。そこが本丸跡でリア攻めできました。テニスコートほどの広さですが、その周りは急坂でなかなか攻められそうではありません。
下山という場所を目指して下山しましたが美作ハイキングコースと指定されているのにもかかわらず、つづら折れをトラバースしながらお尻で滑り降りるようにして流れおりました。弁慶の泣きどころに折れ枝が刺さり、痛いっ!なんとか麓に辿り着けホッとしました。
難攻不落ではなかったようですが相当手強いです。
2023年04月19日 tracer_azu
井の内城
正規ルート(?)は背丈を超える藪で行くことが難しいとのことで、迂回して南東の鳥渕の集落の方からまずは神社の参道を使い登り、その裏を直登し後は尾根筋を登りました。若干時間はかかりますが、見事な遺構が遺っているので行く価値はあると思います。
横堀(塹壕かな)挟んで放射線状に落ちる畝状竪堀群そこからの大堀切の高低差どれも素晴らしかったです。
2019年10月17日 【しばぴー】iggy摂政
井の内城
《登城道など》
口下山地区のコミュニティセンターから南へ約10m地点、民家石垣の南詰から山へと向かう道があります。端には朽ちて久しい白無地の標柱が…あぁ寂
おッ、道続いてるやん!と思うのは束の間、道はお墓まで…
不安になり、近所のおばさまに相談すると「道はもうほとんどない。そこ(墓の右側)からひたすら尾根目指して登るんや!あそこの尾根や!」と気合いを入れられ、後に引けず渋々意を決して登城す。比高約155m、約30分であったものの、つづら折りの道などどこへやら、8割直登、なかなかハード…泣
《遺構》
毛利さんの匂いがプンプンしてる縄張りで、登城の疲れが吹き飛びます。
主郭~2郭南側は見所満載。
毛利さん系お得意の仕事と思われる横堀と畝状竪堀のセット、たまらん、いと素敵♪三日月堀と思えるほどの横堀にL字堀とか、これまたたまらん。これらは配置的に塹壕だと思います。やっとこさ竪堀登って、塹壕に潜んでる兵が急に出てきて石投げられるとか、攻めるの無理。
3郭(愛宕山)の西側にも塹壕ありました。
2郭西側の二重堀切は言わずもがな♪
この城は宇喜多さんに落とされたみたいですが、落とすのたいへんだったと思います。
《参考》
主郭のある山は大仙山といい別名「大仙山城」。本城からそう遠くない周匝茶臼山城の詰城も「大仙山城」っていうみたい、なんやのんややこしい…
下山は、来た道は危険と判断し、主郭南東曲輪群を尾根伝いにひたすらまっすぐ下山。登りもこの尾根コースがいいかもですね(裾は道が無いですが…)。
いやぁ、たいへん良かったです♪