富山城(とみやまじょう)

富山城の基本情報

通称・別名

万成城、大安寺城、矢坂城

所在地

岡山県岡山市北区矢坂本町

旧国名

備前国

分類・構造

山城

天守構造

建造されず

築城主

富山重興

築城年

仁和年間(885〜889)

主な改修者

主な城主

松田氏、宇喜多氏、富山氏、小早川氏

廃城年

慶長6年(1601)?

遺構

土塁、石垣、堀切、曲輪

指定文化財

再建造物

周辺の城

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富山城の解説文

富山城(とみやまじょう)は、岡山県岡山市北区にある戦国時代、安土桃山時代の日本の城跡。

概要と沿革
岡山市街の北西に位置する標高131.3mの矢坂山上にある連郭式の中世山城である。

古代には吉備津彦命が山陽道に派遣された際に陣を構えた伝承が残る。

仁和元年(885年)に富山重興がここに築城したことに始まる。富山氏は今日の矢坂山の頂上部(小字)を富山と称しここに居住して富山姓を名乗ったことに始まると言われる。

応仁元年(1467年)富山長頼は松田元隆の攻城を受けて自害し富山氏は滅亡した。元隆はこの城を改修し居城した。文明15年(1483年)元隆の子・元成は居城を金川城に移し、元成の弟・親秀が城主となった。親秀の没後は松田氏の重臣・横井土佐守が居城した。

松田氏は当初、浦上氏との競り合いを続けていた。やがて浦上宗景の麾下であった宇喜多直家が台頭し、宇喜多氏とも争うようになった。永禄11年(1568年)金川城は直家により落城し金川城主の元賢は討ち取られた。本城の落城と同時に富山城も落城し、金川城に居て身動きが取れずに居たこの時の富山城主である松田元脩(元賢の弟)は金川城からの脱出に成功するものの既に自らの居城は直家の手に落ちており、止む無く備中へと逃げ延びる。

富山城には直家の弟・忠家が城主となり、西の丸・東出丸を築き城を拡張した。慶長4年(1599年)宇喜多家中で内紛が起こると、忠家の子で城主となっていた詮家(後の坂崎直盛)は城を捨て大坂に出奔した。関ヶ原の戦いで宇喜多氏は西軍主力として戦い敗れたため、備前国には小早川秀秋が入封した。入封翌年の慶長6年(1601年)頃、富山城は廃城となったものと思われる。なお、岡山城石山門(戦災で焼失)はこの城の大手門を移築したものであると伝えられている。

現在、城址には土塁、石塁、堀切、曲輪跡が確認できる。

アクセス
JR西日本 吉備線(桃太郎線)大安寺駅より約2キロメートル。

富山城の口コミ情報

石工集団穴太衆様[2017年02月12日]
富山城は大安寺駅の北方に聳える標高131.6mの矢坂山に築かれてます、本丸のある場所は最高所ではなく、ここから北へ少し降りた所に位置し、最高所は二の丸とされこの山は東側が万成石の採石場となっており、銀座和光の外壁材に使用され世界でここでしか採取出来ない石材です、本丸近くまで採石が進んでおり、東側は特に険しくなってます、本丸は北に石垣が露出し南にも所々石垣が残ってます二の丸から南へ降ると二重の堀切があり、その南側にも曲輪があり標柱が建ってます 今回登ったのは南東の法照寺の所からで、車両通行止めとなっている付近に車を駐め、そのまま舗装路を上って、すると立ち入り禁止のフェンスがありこれを入ってすぐ左へ登ると登山道がある富山城への道標もあります途中二股や三股になった道があり少し迷いました。

若狭守次郎吉様[2017年01月01日]
JR吉備線(桃太郎線)大安寺駅より徒歩で訪城しました。

大安寺駅下車後、まずは城跡の山「矢坂山」の麓の法照寺を目指します。法照寺は大安寺駅より徒歩13分程。そして、法照寺を通過して舗装道をずーっと登っていきます。法照寺から5分程で水道施設が見えてきます。水道施設のゲート手前で左手にある階段を登るとそこから登山道です。

登山道は比較的整備されていて登りやすかったです。

水道施設前から約20分程で城域に突入します。

南の丸→土橋(左右に堀切)→二の丸→土塁の上を歩く(土橋のように見えるが違う)→本丸

本丸までは南の丸から更に10分程です。

二の丸からの眺めは最高です!

本丸跡には碑があります。また、石垣もあります。そして、本丸跡の北側にある石垣が富山城一番の見どころはです。

大安寺駅を出発してから戻ってくるまでの所要時間は、見学時間も併せて1時間15分程でした。じっくり見たい方は1時間30分くらいでしょうか。

正和様[2010年07月18日]
城跡の山麓(東側)の矢坂東町に北向八幡宮があります。その神主さんは、富山氏です。

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