三雲城(みくもじょう)
三雲城の基本情報
通称・別名
- 吉永城
所在地
- 滋賀県湖南市吉永字城山
旧国名
- 近江国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 三雲典膳
築城年
- 室町時代後期
主な改修者
- -
主な城主
- 三雲氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石垣、土塁、堀切、井戸、枡形虎口
指定文化財
- -
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
水口城(滋賀県甲賀市)[6.7km]
多喜山城(滋賀県栗東市)[7.7km]
水口岡山城(滋賀県甲賀市)[8.1km]
望月城(滋賀県甲賀市)[8.6km]
甲賀郡中惣城館(滋賀県甲賀市)[9.5km]
小堤城山城(滋賀県野洲市)[9.9km]
青地城(滋賀県草津市)[10.8km]
桜生城(滋賀県野洲市)[11.1km]
星ヶ崎城(滋賀県蒲生郡)[11.4km]
大塚城(滋賀県東近江市)[12.1km]
三雲城の解説文
三雲城の口コミ情報
2023年04月28日 きむねこ
三雲城
大通りから城跡まで道幅が狭い住宅街を通るため、駐車場に着くまでより対向車に気をつけながら向かいました。着いてからは案内にあるように20分弱で到着。山城としては程よい感じで、ちょうどいい運動になりました。石垣もしっかり残っており、何より落ちそうで落ちない石には本当に自然の強さを感じると共に本当に感動しました。
2023年04月11日 焼肉左衛門佐とん
三雲城
登りやすくてよかったです。八丈岩も見どころです
2023年03月15日 OK☆山城守☆STYLE
三雲城
思ってた以上な良い城跡でした。八丈岩はもちろんのこと堀切や桝形虎口など見応えありです。
2022年11月23日 Onoh
岩根城[三雲城 周辺城郭]
岩根城の城主は甲賀五十三家のあの人、応仁の乱の子供を倒した人です。
2022年11月23日 #@@@
岩根城[三雲城 周辺城郭]
城跡正栄寺にあります。国宝善水寺に行く道があります。歩く方🚶♀️は善水寺登山道に沿って歩いてください。しばらくするとあります。
2022年07月20日 Idusha
岩根城[三雲城 周辺城郭]
岩根城🏯今、曲輪や堀や土塁のようなものや門跡のようなものが見られます。が見られます。お越しの際はマップで善水寺で検索してください。岩根城は国宝の善水寺内に含まれます。案内図などは善水寺しかありません。城主は、岩根氏です。
2022年06月20日 毘沙門天摂津守
三雲城
結構な山城です。規模的にも大きく、小谷城、観音寺城に次ぐ大きさです。
2022年03月21日 三上弾正大弼
三雲城
長谷商店から登城口まで徒歩で25分くらいかかります。登城口まで歩く途中に竈門炭治郎が切ったとされた岩があり、鬼滅の刃ファンにはちょっとした見所です。登城口から本丸跡まで時間は個人差がありますが、距離にすると450m程度らしいです。
2022年02月23日 別損山城守変櫓994重砲隊
長谷商店[三雲城 御城印]
旧東海道が走る隧道近くの旧東海道沿いにある駄菓子屋さんです。
三雲城愛にあふれた気さくな店主さんがおられます。
「三雲城」御城印とお口のお供、駄菓子を販売していますので、御城印と小腹が空いた方は此方へ
2021年05月01日 左近衛中将かめかめ
東丸岡城[三雲城 周辺城郭]
丸岡城の東に向かい合うように存在します。道路脇は深い堀のようになっていますので、車で訪れる際は運転に注意しましょう。
遺構は、西に虎口を配し、主郭は高い土塁をめぐらせています。主郭の東から南を経て西に至るまでは、幅広い横堀らしき遺構を確認でき、高低差を伴って非常に攻めづらい作りになってます。
【写真】
写真1:主郭南西の段差を伴った横堀
写真2:主郭南の横堀
写真3:主郭東の横堀
写真4:主郭の高い土塁
2021年05月01日 左近衛中将かめかめ
丸岡城[三雲城 周辺城郭]
墓地の駐車場に車を停めさせて頂きました。城跡は駐車場の西に位置し、東には東丸岡城があります。さて、城郭遺構は城攻め開始したらすぐに横堀、土橋、虎口が現れ、典型的な甲賀の城を堪能できます。
城郭西には北へ下りる急な階段があり、段郭の下段へ行くことが出来ます。更にヤブをかき分けて進むと当時からあるものかは分かりませんが、池がありました。どの方向からも防御の固い城のように感じました。
【写真】
写真1:主郭北の池(水の手?)
写真2:主郭への虎口
写真3:主郭南の竹ヤブ。掘ってるようにも見える。
写真4:主郭南の横堀
写真5:横堀にかかる土橋
2020年10月20日 丹波守丹波の赤鬼
三雲城
近くの落ちそうで落ちない大岩「八丈岩」も必見
2019年04月25日 龍馬備中守【】
三雲城
二の丸・矢穴の空いた大石垣に大土塁☆巨大石垣に巨大な土で築かれた三雲城☆近江の戦国大名・六角氏の家臣、甲賀武士の三雲氏の居城☆巨大な石垣を持つ枡形虎口は必見☆八丈岩には六角氏の家紋(四つ目結)が刻まれる☆
【見所】
①二の丸の巨大な石垣を使った枡形虎口☆
②近江の石工集団穴太衆による矢穴の空いた巨大石☆
③二の丸の北側を守る大土塁☆
④北段郭群石垣跡☆
⑤落ちそうで落ちない八丈岩☆
2016年11月20日 木下近江守湖一郎
三雲城
アクセスは他の方の書いてある通りですが、今年の春に各遺構に標柱が建てられたそうです。非常に整備されており、見ごたえのある城跡です。
2016年01月24日 カーネル
三雲城
草津線三雲駅から草津線に沿って西へ
三雲城の北に位置する西往寺を目指すと、そこからは道標がいっぱいあるので、迷うことなく城域までたどり着けます
下草が刈られ、階段もキレイに整備されてて歩きやすいです。でも何故か井戸以外に遺構に関する標柱が少なく、南郭に着いた自信が持てずにかなり先まで歩いてしまいました。あとは主郭の北の竪堀が、藪で埋ってたのが無念
しかし、虎口の大岩の石積は圧巻です。本当に来てよかったです
見学時間を含めて三雲駅からの往復で2時間半でした
歩き計画されている方の時間目安になれば幸いです
2015年06月22日 近江守Silvine
三雲城
大きな石を使った石垣が特徴的で、八丈岩など自然の巨石も見応えがあります。八丈岩の裏手の岩には六角家の家紋も彫られています。なお、最初に見える小さな石垣は近年砂防工事のために作られたものだそうです。
2015年06月21日 源筑前守ポンコ2…
三雲城
青少年自然道場手前の道路際から、舗装された林道を歩くこと約20分で三雲城址の石碑が建つ登城道に。
山道は北尾根を登るようにつけられているが、この尾根の東斜面は傾斜が緩やかで、至るところに石垣や空堀,堀切などを見ることできます。
2010年10月18日 三河守コーキしゃん
三雲城
井戸跡や石垣の枡形虎口等が残って見応えがありました
三雲城の周辺スポット情報
六角氏家紋の刻印岩(遺構・復元物)
土塁(遺構・復元物)
城郭跡5(兵站地)(遺構・復元物)
主郭北・東辺の石垣(遺構・復元物)
枡形虎口(遺構・復元物)
井戸(遺構・復元物)
竪堀群(遺構・復元物)
城郭跡1(主郭)(遺構・復元物)
城郭跡2(山頂部)(遺構・復元物)
城郭跡3(見張り郭)(遺構・復元物)
堀切(遺構・復元物)
城郭跡4(見張り郭)(遺構・復元物)
説明板(碑・説明板)
三雲城説明板(碑・説明板)
三雲城想像図(碑・説明板)
丸岡城(周辺城郭)
東丸岡城(周辺城郭)
夏見城(周辺城郭)
針城(周辺城郭)
菩提寺城(周辺城郭)
石部城(周辺城郭)
平子城(周辺城郭)
源太屋敷城(周辺城郭)
西正福寺城(周辺城郭)
青木館(周辺城郭)
青木城(周辺城郭)
岩根城(周辺城郭)
三雲館(周辺城郭)
東正福寺城(周辺城郭)
飯道寺城(周辺城郭)
八丈岩(見張り台)(寺社・史跡)
長谷商店(御城印)
簡易トイレ(トイレ)
駐車場(駐車場)
三雲城址案内所(関連施設)
遺構
八丈岩と呼ばれる巨大な磐座のある、標高334mの山に築かれている。麓には三雲氏館もある。最大の特徴は、石垣が多用されていることだ。とくに主郭北側の曲輪の高さ3mの石垣で固められた虎口、その曲輪の西側の塁線を固める石垣は圧巻だ。
主郭と見られる山頂部からは眺望が効き、琵琶湖まで見える。櫓台のように機能していたのだろう。主郭西側は堀切を隔ててさらに曲輪が配されている。
歴史
長享元年(1587)に六角高頼の命により三雲典膳が築いたとされる。三雲氏は15世紀頃から勢力を拡大し、六角氏の領国支配に関わっていた。永禄11年(1568)に織田信長によって六角義賢・義治が観音寺城を追われ甲賀に退転してからも、三雲氏は六角氏を支援していた。六角氏は観音寺城から逃れるたび三雲城に入っていたようで、天文6年(1537)には六角承禎が逃れてきている。
六角氏の没落後は織田信雄・蒲生氏郷に仕えたことから、織豊期に石垣が導入された可能性も指摘されている。しかし小堤城山城などとの共通性などから、六角氏の意向もうかがえる。
交通
・草津線三雲駅から徒歩約30分。参考文献
・『図解 近畿の城郭Ⅰ』戎光祥出版、2014年・『近江の山城ベスト50を歩く』サンライズ出版、2006年