糸井陣屋(いといじんや)
糸井陣屋の基本情報
通称・別名
- 糸井京極陣屋
所在地
- 兵庫県朝来市和田山町寺内
旧国名
- 但馬国
分類・構造
- 陣屋
天守構造
- なし
築城主
- 京極高門
築城年
- 寛文8年(1668)
主な改修者
- -
主な城主
- 京極氏
廃城年
- -
遺構
- 石垣、門
指定文化財
- -
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
竹田城(兵庫県朝来市)[7.1km]
朝倉城(兵庫県養父市)[8.1km]
出石城(兵庫県豊岡市)[11.1km]
八木城(兵庫県養父市)[12.3km]
楽々前城(兵庫県豊岡市)[13.6km]
山名氏城館(兵庫県豊岡市)[14.1km]
鳴岩城(京都府福知山市)[14.1km]
白岩城(兵庫県養父市)[18.7km]
亀ヶ城(兵庫県豊岡市)[19.1km]
豊岡城(兵庫県豊岡市)[19.8km]
糸井陣屋の口コミ情報
2024年10月16日 織田上総介晃司
糸井陣屋
和田山郷土歴史館の駐車場に停車。駐車場付近に石垣。歴史館の前に門が残る。
2024年07月05日 RED副将軍
高生田城[糸井陣屋 周辺城郭]
高く鋭い切岸が見事な福富氏の居城🏯
オススメ度 ★★★★★
築城年代は不詳。福富氏により築かれたとされます。
福富氏は但馬国守護である山名氏の家臣とされ、南北朝時代の1378年にこの地に入部したとされます。
城主の名に福富六郎兵衛忠順、福富加賀守、福富左衛門次郎貞数、福富六郎兵衛貞恒の名が伝わり、1554年に福富七郎右衛門は、竹田城の太田垣土佐守と領地境界争いをしたと記録が残ります。
1577年の羽柴秀長による第一次但馬攻めで落城したと云われます。
見所
円山川支流である糸井川右岸の標高222mの山塊頂部に築かれています。
山頂に主郭を置き、主郭は北から東にかけて土塁が巡り、南東に虎口が開口。虎口は折れを伴うスロープ状の通路を経て南東下の腰郭に繋がりますがスロープの北側に大規模な竪堀を設けて側面への移動は制限されています。
南東下の腰郭から東へ伸びた尾根は堀切で遮断され、その先にも小郭群が続きます。
登城路である南西に伸びる尾根には三段の郭が連なり、ここも見事な切岸で固められています。
主郭の北側背後が最大の見所で大堀切で遮断。素晴らしい堀切ですが、主郭周辺の高く鋭い切岸が堀切を際立たせており、美しい切岸こそが高生田城の特徴です。
行き方は、糸井小学校を目標に設定。県道10号沿いに旧校舎に駐車させてもらいました。県道沿いに案内板が設置されており案内通りに進めば辿り着きます。比高は約130mです。
2024年05月04日 大隅守上
大江堀城[糸井陣屋 周辺城郭]
大江堀公民館に車を停めて春日神社を目指して歩きます春日神社の裏が城跡です小規模な城跡ですが畝堀、堀切等見易いです。
2024年05月04日 大隅守上
法道寺城[糸井陣屋 周辺城郭]
竹田城の近くの法道寺城跡
法道寺を目指して行くと途中に法道寺城の看板がありますしばらく行くと法道寺へ上がる道があるのでそこを曲がります。お寺の駐車場があるのでそこに停めます。遊歩道も整備されて遺構も見易いです。
2022年09月26日 tracer_azu
高生田城[糸井陣屋 周辺城郭]
標高222mの山頂に所在。山名氏の家臣の福富氏の居城であったとされています。築城は南北朝期とされ、羽柴秀長の第一次但馬攻めまで続きその際に落城されたとしています。
コンパクトでありながら遺構の土木量は圧倒的で特筆するべきは主郭背後東側の大堀切とその切岸の高低差は壮観です。
また主郭より東側の帯曲輪下には4条の竪堀うち2条は堀切からV字に落ちる竪堀となりそこに横矢がかかるように曲輪が設けられています。
またV字の竪堀を挟むように段曲輪が7段ありその段曲輪は南北朝期のものとされているようです。
2022年06月24日 かわっく右近衛少将
糸井陣屋
6月22日に訪問したのですが、資料館はお休みでした😭残念。移築門はじっくり拝見できました。
2022年04月30日 RED副将軍
糸井陣屋
陣屋表門と石垣が現存しています。
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
1668年に京極高盛が豊岡藩に転封。その後は丹後に分地されていた弟の京極高門の所領となり糸井に陣屋を築造しました。廃藩置県により廃止。その後は小学校敷地となりましたが廃校となり、現在は和田郷土歴史館となっています。
見所
案内板によると遺構は消失し、陣屋表門のみ現存とのこと。駐車場付近に石垣がよく残っています。
2022年01月06日 #91右近衛中将
糸井陣屋
冬だけ、攻略レベルが上がります。でも、楽しさも上がるから、お勧めです。
2012年10月21日 三河守コーキしゃん
糸井陣屋
専用駐車場有り。
国道9号線「宮田」の信号を曲がり県道10号線に入ります。
途中、600m程進むと右にカーブしますが、そのまま直進します。
更に800m程進むと、右手にグラウンド、左手に糸井陣屋があります。
石垣があり、表門が現存します。
糸井陣屋から南西2㎞の方向に(和田山町法道寺)法道寺城があります。
土塁や堀切が残り、かなり見応えがあります。