三蔵城(みくらじょう)
三蔵城の基本情報
通称・別名
- 三蔵山城、佐曾利城
所在地
- 兵庫県宝塚市下佐曽利
旧国名
- 摂津国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 佐曾利筑前守
築城年
- 戦国時代
主な改修者
- -
主な城主
- 佐曾利氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
山下城(兵庫県川西市)[8.3km]
新田城(兵庫県川西市)[10.8km]
三田城(兵庫県三田市)[11.1km]
野間城(大阪府豊能郡)[11.5km]
丸山城(大阪府豊能郡)[12.2km]
地黄城(大阪府豊能郡)[12.5km]
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高山城(大阪府豊能郡)[14.8km]
三蔵城の口コミ情報
2024年01月28日 tracer_azu
三蔵城
香下城より転戦して攻城しましたが、ソロ攻めでは中々の直登行軍でした^ ^
いくつか攻城ルートがあるようですが、私はジゲ池の方面西側からGPS頼りにいきました。
のっけから中々の薮ですが、踏跡のあるあたりから入っていくとすぐに見通しが良くなります。
道中はGPSを確認しながら行軍した方が良いと思います。また下山時は中々の斜度となるので行かれる際にはお気をつけください。
三蔵城は明智光秀の娘の佐保姫が預けられていたという伝承があります。
麓の姫ヶ渕、(猪名川)で佐保姫が身投げをしたという伝承が伝えられています。
お時間のある方は姫ヶ渕へもぜひ行ってみてくださいね。
2024年01月08日 生駒讃岐守江現蔵✿
三蔵城
兵庫県宝塚市、411mの三蔵山山頂が城跡です。別名佐曽利(さそり)城で佐曽利氏の居城でしたが戦国期においては明智光秀の傘下となっていました。
本年の山城始めの連休中日、1城目はいつも誘ってくれる阿波と土佐の城友さんとのリアです。本年から直登クラブと命名しました。いつでも直登というわけではありませんが…
三蔵城は登山道は無く、まず薮を掻き分け、その後尾根を歩き、三蔵山を直登します。斜度は53度、岩場が多く滑りやすく、かなり危険です。
城域到達地点には巨石、主郭を取り囲む段になっている帯曲輪があり、写真映えする空堀もあります。主郭は木が多く、写真映えしません。
一回りして北側の薮を降り、物見岩に到達しました。物見岩と呼ばれる大きな巨石の上に立つと、マイナーな直登山城をリアした達成感が得られます。
帰りも城友さんに助けられながら何とか下山、いつものように何故か違う降り口から無事地上に到達。2時間半の楽しい山歩きでした。
2023年05月30日 生駒讃岐守江現蔵✿
上杉城[三蔵城 周辺城郭]
上杉城は摂津能勢町の上杉集落の北、標高290mの丘のような山の山頂に築かれています。築城年は不明で、城主は向式部丞、あるいは小塩氏と言われています。
5月の気温が上がってきたお昼前、阿波と土佐の城友さんと訪城。縄張り図を見ると正方形に近く、コンパクトです。縄張り図に比高40mとありましたが、登り始めて疲れる間もなく、すぐに城域に突入。
縄張り図にはない堀切が出迎えてくれて、虎口の下に腰曲輪、主郭の下には横堀もあり、この横堀の南端に堀切があり、土橋が架かっていました。
すぐに行けて見所満載です。
30分ぐらいで周れると思いますが、じっくり見て1時間の楽しい山歩きでした。
2023年05月30日 生駒讃岐守江現蔵✿
山田城[三蔵城 周辺城郭]
山田城は摂津国能勢町の西端近く、山田川に沿って東へ伸びた山塊の標高360m付近に築かれています。
築城年代は不明ですが、歴史は古く、1022年に多田出羽守満政の五男山田忠国とその兄忠重が山田御亀屋の城に住んだという記録が『多田社記』に残っています。1573年〜1592年の城主は山田清左衛門景明で、この頃に落城したと伝わります。
5月の曇り空、本日の1城目、いつも誘ってくれる阿波の城友師匠と土佐の城友さんと訪城。阿波の城友さんの用意してくれた縄張り図を見ながらルンルンで進みます。
縄張りは、堀切で区画された土塁囲みの北西の曲輪と南東の2つの曲輪で構成されています。どちらも主郭となりえるような構造です。虎口も向かい合う位置にあり、面白い縄張りです。
土塁、曲輪、大きな堀切、竪堀などコンパクトながら見所満載。山田城の後、谷を隔てて隣の単郭の垂水城に寄って下山しました。2時間の楽しい山歩きでした。
2023年02月13日 紅棗大蔵大輔
三蔵城
藪漕ぎ必須とのことだったので、この時期を待って登城。三蔵山北側に東西にさそり地区と楊津をつなぐ細い舗装道がありそこを西から入って池を越えた車一台がおける空き地のあるところから登城開始。用水路の切り返しと奥のドラム缶が目印か。
尾根に沿って登ると右手にすみれ墓園のソーラーが見える。墓園からくれば電気柵を跨いでここからも入れる。この辺から先人の巻いたテープがたくさんあって迷いにくい。
そこから急激に険しくなるのでほぼ登山で西から両手両足で木にしがみつきつつ登ると大きな岩が幾つかあってそれを超えると、大石がゴロゴロして少し傾斜が緩くなる。そして大きく切れている堀切があり、それを超えるとすぐ帯曲輪。その上が頂上平坦な主郭部。主郭周りは自然の岩でできた石垣のようで、なるほどここに砦を築こうと思う気持ちがわかった。南東方向は数段の階段城の郭群が尾根に沿って並ぶ。西から登ったが、実は南から登るのが角度が優しいので元はこちらが登城ルートだったのではと思う。
南東に降りると一旦降って自然の空堀効果がある尾根の切れ目があり、また尾根づたいに少し登ると平坦な尾根あり。地形からここにも何かあったはずと考える。そこからそのまま南に右手に崩落した谷に沿って降りるとゴルフ場の電気柵に出るが、それに沿って西に降りれば、墓園の車道に出る。柵はあれど、この南から登るルートが1番安全だと思う。通常は北側の木津峠手前のしげ池からがテープのある今の崖登りルートだけど、降りるのが危険。
2022年04月25日 ゆらキング⭐️左衛門佐信繁
三蔵城
愛車のバイクで山道を、ゴルフ場を抜けて左手に宝塚すみれ墓苑、正面に太陽光発電所のアル、左カーブのところでスマホのナビが目的地を告げた。三蔵城のある小高い山へは動物避けの電気柵があってその手前までしか行けませんでした😭
2021年11月21日 宇治☆ 隼人正三朗
三蔵城
宝塚すみれ墓苑へ行く道から、城山が良く見えます。
2021年03月08日 紅棗大蔵大輔
三蔵城
城主の佐曽利氏は源氏祖廟多田院(現多田神社)の御家人の一人のようですね。
2017年12月16日 ぺんた
三蔵城
〈見所〉
頂上付近に広がる主郭は思っていたより広く、その周りを段々状に帯曲輪の様なものが広がってます。主郭の東西急斜面には来る時に体感した自然の岩が石垣のようになっており敵の侵入を阻んでいて天然の要塞と化してます。土塁は程よく残り、また堀切も一部に先の岩を使った特徴的なものがあり見所の一つです。主郭北側に通称天狗岩と言われる大岩があります。ただ、苦労して上っても主郭は藪に覆われていて頂上からの展望はなく疲れた体を景色が癒してくれることはありませんので あらかじめご了承くださいませ(笑)
〈最後に〉
登城されても降りるまでが山城巡りですので登りで体力使い果たされませんように!一歩間違えれば崖下へ転落するような場所がいくつもありました!山での事故は下山時に多く発生してます!下山時も十分に注意が必要です!急斜面注意です!
2017年12月16日 ぺんた
三蔵城
〈アクセス・ルート〉
登城口ですが先人のレポ等参考にしても確定情報は得られず、雑木薮はほとんど手付かずの為自力で登城ルートを探すしかありません。地図を見てると南側のゴルフ場の脇から登れそうかと思って行ってみましたが一番近づける場所はゴルフ場の先の墓苑の敷地であるのと低い獣避け柵が張り巡らされていたので断念しました。となるとあとは北側の林道(県道12号と319号を繋ぐ細い道。猪名川と宝塚の市境の木津峠付近の空いてる場所に駐車)です。結果ここから山頂まで最短距離の真北から南のルートを選びました(先人のレポでは大抵この短いけど険しいルートを選んでいたため同様に)が、登るにつれ自然と傾斜の緩い方へ進んで行き結果西側のやや緩やかな尾根伝いを登ることになったので最初から木津峠付近から市境に伸びる尾根を進み先の墓苑を眼下に進んでいくのが正解だったのかもしれません。(下調べは本当大事)登り進めていくと途中から赤や白や青のテープが巻かれている木が現れ出しますのでそれと山頂までの方角を目安にして登ってみて下さい。自然の岩がごろごろしてきたら山頂まであと一息です。山頂までは45分~60分程だと思います。
2017年12月15日 ぺんた
三蔵城
〈歴史背景〉
この城は信長時代、佐曽利筑前守によって築かれる。別称 三蔵山城、佐曽利城とも。佐曽利氏は当初信長に抵抗したものの家臣中川清秀に降伏して以降は長らく中川氏に仕え江戸期に豊後竹田に移封された。また、この城には光秀の娘・左保姫の悲しい伝説が残されています。
〈三蔵山の状況〉
ここは遺構が残されてるのに写真が投稿されてない事でわかる様に整備されておらず軽い気持ちで踏み入れるには危険な城跡です。いまだに難攻不落が続いているようです(笑) 標高411mそれ程高くないように思われるかもしれませんが頂にある城跡までかなり急峻な斜面が続きます。そして!この真冬でも終始薮こぎは必至です!ただでさえキツい斜面なのに落ち葉が多く足を滑らせる要因が重なりかなり危険で厄介。で、薮の棘がまた大変で”もし!”行かれる場合は厚手で丈夫な服装と手袋を着用してケガの無いようにして下さい。真冬でこの薮こぎですから決して夏期は登られないことをお薦めします。どうしてもと言われるお方は自己責任で。