下岡城(しもおかじょう)
下岡城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 京都府京丹後市網野町下岡松ヶ谷他
旧国名
- 丹後国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 一色氏
築城年
- 戦国時代
主な改修者
- -
主な城主
- 高屋氏(一色氏家臣)
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、堅堀、井戸
指定文化財
- 市史跡(下岡城趾)
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
五箇城(京都府京丹後市)[9.6km]
久美浜陣屋(京都府京丹後市)[13.5km]
弓木城(京都府与謝郡)[16.6km]
亀ヶ城(兵庫県豊岡市)[19.7km]
谷垣城(京都府与謝郡)[20.7km]
宮津城(京都府宮津市)[22.2km]
豊岡城(兵庫県豊岡市)[23.3km]
伊根城(京都府与謝郡)[24.5km]
山名氏城館(兵庫県豊岡市)[24.5km]
轟城(兵庫県豊岡市)[25.2km]
下岡城の口コミ情報
2024年04月29日 生駒讃岐守江現蔵✿
船山北城[下岡城 周辺城郭]
丹後船山城は京丹後市福田川の北側にそびえる標高140m程の船山に築かれています。山頂部の古い時代の北城と標高120mの南山腹の南城からなり、時代が違うのでこの口コミでは、北城を船山北城として紹介します。
先の口コミの船山城から縄張り図を見ながら北城に進むと、南城より古い時代の遺構が迎えてくれます。南城のように派手な遺構は無いものの土塁のある主郭部を中心に南北の尾根に曲輪があり、小さな段曲輪、堀切、主郭に虎口もあります。
讃岐のマイナー城のような遺構で安心感を得られました。1回の登城で、時代の違う南城と北城を合わせて堪能できる。1時間20分のお得な山歩きでした。
2024年04月29日 生駒讃岐守江現蔵✿
船山城[下岡城 周辺城郭]
丹後船山城は京都府京丹後市福田川の北側にそびえる標高140m程の船山に築かれています。山頂部の古い時代の北城と標高120mの南山腹の南城からなり、時代が違うのでこの口コミでは、南城を船山城として紹介します。
GW前半の中日の暑い日、いつもの直登クラブメンバーと近江の城友さんアテンドで、武蔵の城友さんとの2城目です。事前に船山城を検索すると長野県や岡山県の船山城がヒットし、全くマイナーで詳細不明の城です。
ここから登るのかな?と思われる山方面には行かず、まず川沿いに進み登城口がありました。城友さんは2度目なので案内はバッチリです。
比高90mを10分ほど進むと主郭と副郭を隔てる大きな空堀、郭の周りの横堀、北側の畝状竪堀など素晴らしい遺構の数々。残存度も抜群です。先ほどの伊賀谷城もやりすぎ感がありましたが、この船山城はさらに上を行くやりすぎ感です。
感動しつつ、このまま船山北城に進みます。
2024年03月26日 RED副将軍
下岡城
鋭い切岸に複雑に横堀と竪堀が交差する一色氏家臣の居城🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
築城年代は不詳。丹後国守護の一色氏の家臣である高屋氏の居城とされます。
1582年、織田信長の命により細川藤孝が丹後に侵攻。下岡城には城主である高屋良閑、高屋遠江守の父子の他にも木津城の赤尾但馬守、高橋城の今井能世次郎、公庄城の森忠左衛門らが籠城していましたが落城したとされます。
見所
高天山から東へ派生した標高約130mの低山に築かれています。
山頂に円形の主郭を置き、主郭は北東にスロープ状の登り土塁が虎口として機能し、主郭下は周囲を取り囲むように郭が配されています。
さらに北東の一段下に腰郭があり、その北下には大規模な井戸のある腰郭が配されています。
全体的に各郭は高く鋭い切岸で硬められ、西尾根は巨大な堀切で遮断され、そのまま北側へ長大な竪堀となり落ちています。また北側の中腹は横堀と竪堀が複雑に交差しており、西から北にかけての横堀・竪堀群が見所です。
また主郭背後の南東尾根は土橋状に両サイドを竪堀を掘り込み防御線が張られ、その先に物見と見られる出郭があります。
行き方は、下岡公民館を目標に設定。ここに駐車をし西へ進むと十字路に案内板があり南へ左折。
案内板の通りに西へ右折すると登城口があります。比高は約80mで15分程度で辿り着きます。
2024年02月14日 tracer_azu
新庄E城[下岡城 周辺城郭]
新庄城塞群の一城で、霜降りの滝の駐車場を目指し、トイレのある駐車場に車は停められます。(道中はかなり細い道となっています。)
小さな沢が流れているので渡り、南東方向、標高246mの尾根を目指してます。
道はないので直登、ロスト防止のためGPSを携帯また付近看板にもありますが熊出没エリアなので熊鈴はつけた方が良いと思います。
お城としては堀切、ウネウネが見ることができます。
2023年02月05日 RED副将軍
船山北城[下岡城 周辺城郭]
船山城の北側山上の尾根に築かれた詰城的存在
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代等の城史は不明です。大規模かつ技巧的な縄張りの船山城と同様に丹後守護の一色氏の重臣の城跡ではないかと想像が膨らみます。
北側の詰城と考えられる船山北城と、その南東下の居館と考えられる船山城の二城で構成された一城別郭です。距離は近いですが造りは異なります。
見所
船山城と比べると風化が進み堀切、切岸は甘くなっています。またこちらの方が古く築かれた様な気もします。城域は南北に80mほどあり船山城と同じくらい規模は大きく南端、北端、主郭西側下の帯郭の3カ所は土橋付きの堀切で遮断されています。特に北端の土橋付き堀切は鋭さが残り見所です。
2023年02月03日 RED副将軍
船山城[下岡城 周辺城郭]
超マイナーですが名城揃いの丹後の中でも極上の横堀や畝状竪堀が素晴らしい名城🏯
オススメ度 ★★★★★
築城年代等の城史は不明です。大規模かつ技巧的な縄張りの山城であり、丹後守護の一色氏の重臣の城跡ではないかと想像が膨らみます。
北側の詰城と考えられる船山北城と、その南東下の居館と考えられる船山城の二城で構成された一城別郭です。距離は近いですが造りは異なります。
見所
東に主郭、西に副郭が並び動線ともなる空堀で隔てられています。圧巻なのは南から西に巡る長大で鋭い空堀と、北側背後の畝状竪堀群。主郭、副郭の鋭い切岸も相まって極上の空堀に仕上がっています。登城路が分からずに直登しましたがテンションぶち上がりました。
行き方は非常に分かりにくいです。県道20号の適当な路肩に駐車し、城域南側から福田川の橋を渡ります。そのまま直進しがちですが北側に川沿いを歩くと登城口があります。といっとも案内板があるわけでも道があるわけでもありません。
私は直進し登山道を探すも見当たず直登しましたが、滑りやすい土質にかなりの斜度なので全くオススメしません。登ってみて登山道(参道)が東側に付いてあったことを知った次第です。登山口はリア攻めマップに登録しておきました。
2021年02月18日 ko+
下岡城
先人様方の口コミがとても参考になりました。
ありがとうございます。
その後、さらに整備をして下さっているように感じましたので、少し補足をさせて頂きますm(._.)m
【アクセス】
車は下岡公会堂に停めさせて頂きました。(写真①②)
公共交通機関を利用の場合は、網野駅から登山口となる尾崎神社まで徒歩約1㎞です。
【登城方法】
下岡公会堂の西100mの公園に高天山、下岡城跡の案内板があります。
十字路を南へ100m進み、高天山登山口の案内に従い西進、突当たりを北へ(写真③)
分岐は案内板に従い西へ(写真④)
尾崎神社でお詣りをしていざ入山(写真⑤)
明確な道はありません。が、至る所にピンクリボンと「下岡城跡散策道」の案内板があり、枝を払って下さっているので安心して進めます。
神社の背後、谷或いは尾根から城跡へ行けると思われますが、空が暗かったため、今回は明るい尾根を進みました。
「◀︎秋葉神社 尾崎神社▶︎」の案内板のある分岐で南へ(写真⑥)そのまま進むと主郭部西の大堀切に(写真⑧)
【遺構】
平野に張り出した尾根頂部に主郭を置き、その周囲を郭が巡る。
東西南北に計5条の堀切、堀切と連携する竪堀により防御を固める。
先人様が投稿されている井戸には囲いがされていました。
「神石」とある巨石は平野部に面しているので、物見に使われていたのかもしれません(写真⑦)
比高約65m、近所の裏山といった感じの山にワクワクする遺構がいっぱい詰まっています。
地面が粘土質なので竪堀もかなりクッキリ。
ただし気を抜くと派手に滑ります。
比高の低い山城ですが、靴はしっかりしたものをおススメします。
2020年10月21日 ソバッソ80.0
新座嶋山城[下岡城 周辺城郭]
京丹後市立丹後小学校もしくは丹後公民館を目標に設定城跡付近は民宿ガレージなので路駐出来ません。
城島公園、三嶋神社として整備されています。ライトな服装でも散策可能です。周辺は釣り人で賑わっておりますので、変な目で見られますが気にせずいきましょう。
遺構としては切岸、土塁、虎口、石垣が小規模ながらも割と残っていて、期待せずに訪れたので、案外楽しめました。京都府中世城館跡調査報告書には、石垣表記がありましたので、恐らく当時のモノなのでしょう。
上記公民館から徒歩10分周辺は山陰ジオパークなので地形にも富んで景色には飽きません。また細川ガラシャさんが幽閉されていたガラシャの里も近く、クルマならついでに立ち寄れる距離感です。間人ガニも有名なエリアなので、海鮮や観光を楽しんだ後に、フラッと寄ってみてはいかがでしょう?
一色さんの勢力圏で、お家騒動や若狭武田氏、織田との抗争があった土地なので、硬い城跡が付近にはたっぷり残存しています。近々、丹後の城跡散策もしてきます。
2019年06月01日 式部卿八幡太郎
下岡城
ここから尾根を行く。最後に大堀切を降りて登る。15分程で本丸です。
2019年02月14日 征夷大将軍クララ姫
下岡城
【犬連れ宿泊情報】城下、{鳴き砂}で有名な琴引浜にある『砂の館』さん。温泉はヌルヌル美人の湯、年間を通して海鮮天国ですが夏場は海水浴、冬場はズワイガニのフルコース。犬連れで蟹が食べられるお宿は少なく我が家も毎冬お世話になっている旅館です。
2018年12月12日 カーネル
下岡城
北タンゴ鉄道 網野駅から
駅を背に北へ県道673号を進み、300mほどで左折する。道なりに700mほど進むと民家脇に「高天山登山口4km」の看板があるので左折して尾崎神社
右から尾根を登るが傾斜が緩く、薮もないので楽に登れます。土橋っぽいのも2つ超えた先に主郭西のピークに着
時間があるので、そのまま尾根を進み山頂の秋葉神社へ行くが、何もありませんでした
来た道を100mほど戻り、東の尾根を進む。主郭手前の大堀切が見事でした
ただ土が粘土質で、ツルツル滑ってしまい少し苦戦。頂上は藪でしたが、周囲を大き目の曲輪に囲われており、反時計回りに主郭廻りを歩くと竪堀がダイナミック
来た道を戻って尾崎神社に下り、駅までの行程で80分でした
2018年04月09日 【しばぴー】iggy摂政
下岡城
《登城道等》
明確な城道はありませんが、網野町下岡地区の尾崎神社裏をなだらかな谷筋に沿って登って行くと主郭西側の堀切に達します(約15分)。
過去の整備によるものかはわかりませんが、地質は柔らかいと思われるものの特段の藪化もなく比較的歩きやすい。
主郭へのアプローチは直登となるが比高10数m程度。
《遺構》
城域最高所のⅠ郭を取り囲むように郭をなし、ほぼ全方向的に防御設備を配す。
北側のなだらかな谷筋方向及び東側に竪堀を配し、南東尾根及び南西尾根を堀切で断ち侵入を阻んでいる。
切れる堀切、短いが土塁を伴う鋭い竪堀、堀切端から方向を変え落ちる竪堀など、その堅固な防御に目を奪われしばし動けなくなりました。
《参考》
一部、山道に伴う後世改変等が認められるとのことですが、残存遺構の造形美は美しいです。
下岡区公会堂に車を止めさせていただきました。