嵐山城(あらしやまじょう)
嵐山城の基本情報
通称・別名
- 嵯峨城
所在地
- 京都府京都市西京区嵐山元録山町
旧国名
- 山城国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 香西元長
築城年
- 明応6年(1497)
主な改修者
- -
主な城主
- 香西氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、石積、土塁、堀切、竪堀
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
革嶋城(京都府京都市)[4.9km]
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嵐山城の解説文
嵐山城の口コミ情報
2024年10月05日 てっちゃん摂政@京都
嵐山城
京都一周トレイル26から登り33から分岐し向いました。城自体の案内は少なくかろうじて嵐山の山頂に到達しお茶を濁しました。
昼から攻略しに行ったので日没が早く何回も進路を間違え桂坂の北側に行ったり(降り口も無し)33の分岐から嵐山駅に向かうはずが苔寺ルートを下っており危うく遭難しかかりました。道も岩肌あり人0.5人幅箇所もあり万人向けではありません。朝から登るか単独ではなく複数人行くことを強くオススメします。方向感覚は人並み以上を自負していましたがスマホのあかりだけで苔寺ルートを下山できたのは本当に運が良かったです。
2022年05月27日 るん山城守⛄️
嵐山城
京都一周トレイルのコースを上がっていき、チェックポイント33から外れたとこにある、嵐山城跡。
主郭への道を見付けられなくて多少山の中を彷徨いましたが、野生の勘でここかもしれない!ってとこを登っていったら、主郭にたどり着きました!
手書きの小さい木の札で嵐山への分岐を示してくれている木を見付けられたら、そこが主郭への分岐点です。
遺構は、あまりよく分かりません。地形なのか、作られたものなのか判別が難しいような竪堀っぽいものや、自然のものなのか故意にあるのかわからないような岩盤もありました✨
この展望台からは渡月橋、桂川、嵐山駅前の観光地あたりから広沢池、もっともっと遠くまでよく見えます、絶景なので主郭までは行かなくてもリア攻めつけたいな…って人にもオススメできます。
ハイキングコースなので、道はとても整備されています。観光駐車場などもありますし、JR、阪急、嵐電の駅からも歩いて行くことできます。
達成感を味わった後は、是非、嵐山のメインストリートで美味しいおやつを食べて帰りましょう😄
2022年04月19日 博万之里武田武者兵部卿
嵐山城
自然溢れる良い場所です。気持ちを変えるには良い城でした。
2020年09月14日 中垣内征夷大将軍瑞賢
嵐山城
京都一周トレイルを使って城域に入れるし、登山路も整備されています。保津峡方向には抜けられないのでトレイルに引き返す事になります。
2020年07月04日 ソバッソ80.0
峰ケ堂城[嵐山城 周辺城郭]
東郭、北郭の情報
アクセスは先に挙げた口コミをご参照下さい。
主郭部付近の住宅街から東海自然歩道を進みます。竹やぶの中にキレイに舗装された道があるのでスグわかります。落ちた笹が滑るので、雨上がりなんかは特に気をつけて。
5分くらい歩けば、左手には主郭部と思しき高台が出てきまして、更に進めばⅧ郭らしき高台(平坦地は見えますが、滑るので登るのはキビシイ。僕は未踏)が出ます。
ソイツを横目に、右側にある2m程度の高さにある明瞭な平坦地がXI郭。奥に登るとXII郭です。東海自然歩道に対して土塁が備えられ、XII郭北端と東端は切岸で絶壁。なので主郭部から東海自然歩道を挟撃する出郭的な役割かと。
歩道は後世に作られたモンかと思っていましたが、城郭の位置関係とか見てると、往時も機能していたように思えて仕方ないです。京都大学桂キャンパスを建設時の調査報告書に「付近にも人為的と思われる平坦地が多数点在、ただ時期や用途は不明」と記載があったので、そちら方面に延びる古道などもあったのかも知れないなと思いながら、それ以上は知る由もないなとも思いながら。
そして東海自然歩道を奥に進むと壁にブチ当たります。上はIX、X郭です。切岸に対してロープがつけてあるので、クリフハンガーしろって事かと思い登りますが、このロープ途中までしかないので平坦地まで登れません。騙されないで下さい。
メグラーホイホイです。
素直に北西にある平坦地(多分、噂のお寺跡かな)からアクセスして下さい。容易にできます。そして噂の大土塁はココにあります。
ただ、、、なんやらログハウス?やら、畑?やら、どうも私有地のように思える環境で少々散策を躊躇します。そして大土塁はデカイが階段が掘ってあり、これまた萎えます。
ここは唐櫃越えに対する関所?
そこから法華山寺を経由して東海自然歩道に入り、城に左右から睨みを聞かされながら京へ入る道に出る。
のかな?
後半は妄想です。
詳しく知りたいお方は調べて下さい。
要約すると
竹やぶはキレイ
大土塁はデカイが萎える
ロープは登るな
です。
2020年05月29日 ソバッソ80.0
峰ケ堂城[嵐山城 周辺城郭]
2020.5.28登城
京都大学桂キャンパスを目標に設定
付近に駐車場ありません
周囲は新興住宅地でおウチだらけです。路駐も憚られますので、京阪バスが近くに通っています、それをご利用されるといいかもです。
僕はクロスバイクで麓の国道9号から北へ20分、ひたすら登って吐きそうなりました。
チャリでヘロヘロなったんで、Ⅳ→Ⅲ→Ⅰ→Ⅱ(ヤブやったんで未踏)
のみ10分程散策して帰路につきました。
城域は広く、主郭部、北郭群、東北郭と東南郭に別れています。付近に東海自然歩道がありますので、全てそこからアプローチ出来ると思いますが、僕はそこからは行ってないです。別クチからアクセス。
秋か冬にその歩道から再訪します。
唐櫃越えという
苔寺から亀岡市馬堀に抜ける旧峠道に対峙する形で縄張りされ、特に唐櫃越えに近い北側には防御設備がビシッと備わっているような印象を受けます。
またこちらの城跡、昔の法華山寺というお寺さんの跡地らしく、各所に伽藍跡や石仏が点在しているそう。
城跡からは老坂峠が視認でき、西は亀山城(亀岡市)から丹波丹後方面へ、南は勝竜寺城(向日市)、さらに八幡市や大阪府方面へと延びる分岐点になるので、京都から明智さんの進軍したルートに繋がる重要拠点だったかも知れませんね。
ちなみに城跡主郭部南西側は、新興住宅地開発に伴い改変を受けていると思われます。
果たして山陰道に対してどの程度機能していたのか、現状からは読み取れませんでした。
また嵐山から松尾へと進み東側へ抜けると、千代原口という交差点があります。現代の交通要衝ですが、この一帯は低地になっており、昔は桂川が氾濫する事が多く被害を受けたようです。令和元年台風や数年前の台風でも、嵐山の渡月橋が被害を受けたり床上浸水が出ています。
当時も交通の要衝やったハズですが、天候により遮断された可能性を考えると、上記峠道は結構重要ルートやったんじゃないでしょうか。
あ、でも明智さん本隊は明智越ルート(水尾とかの神明峠やったと思う)なんで、別隊が通ったんか。。。
まぁ、重要ルートって事で。。。
2019年08月28日 ソバッソ80.0
嵐山城
登り口。渡月橋を渡ったら南下(モンキーパークと反対方向へ)して京都トレイルへ。京都観光に飽きたらどうぞ。
2017年05月08日 マッシュ淡路守飛鳥【桐】
嵐山城
正直、遺構は少し見つけにくいです。特に竪堀、堀切は情報がなければ見つけられません。
南曲輪からは京都が一望でき、とても気持ちいいです。
2017年03月04日 橘若狭守次郎吉
嵐山城
阪急電鉄「嵐山」駅より西に5分ほどのところに登山口があります。登山道は京都1周トレイルとなっている為、歩きやすいですが急勾配もあり、一部狭く崖スレスレの道もありますので、十分にお気をつけください。
登山口から30分ほどで城域に達します。「鳥獣保護区」と書かれた赤色の看板が目印です。先ずは大堀切があります。大堀切の堀切道を進むと、竪堀が4条ほど畝っています。
城跡へは先程の看板の処からハイキング道から斜め右にそれて斜面を登っていきます。まず最初に表れるのが南曲輪です。ここからは眺めが良くて、渡月橋や桂川を眺めることが出来ます。南曲輪の北側には土塁があります。土塁を越えるとすぐに堀切があります。藪が多くて分かりずらいです…。更に進むと約500年前の石積が表れます。嵐山城跡、一番の目玉です!そこからしばらく進むと主郭です。何も残っていません。登山口から主郭まで45分ほどかかりました。主郭から北に1段下には広い曲輪があります。ここから見る主郭の切岸はスゴいです!更に1段下がると小さな竪堀があります。
見学時間も含めて、登山口に戻ってくるまで2時間ほどかかりました。
歴史
明応6年(1497)に山城の守護代・香西元長が築いたとされ、「嵯峨城」として記録にその名が見られる。元長が年貢の取り立てに応じなかった村々を焼き払い上官の細川政元に咎められた際、逃げ込んだのが嵯峨城(嵐山城)であったと考えられている。永正4年(1507)に政元の後継をめぐり元長が敗死すると、嵐山城も廃城になったと考えられる。しかしその後、細川晴元が再び嵯峨に出陣しており、その際に使用されていた可能性がある。
遺構
京都有数の観光スポットになっている渡月橋の背後、天竜寺庭園の借景となっている嵐山山頂に位置する。丹波との国境に近い、京都盆地を見渡す標高382mの山だ。細尾根上の山頂に3つの曲輪を置く。北端の一番高いところに置かれた曲輪は、帯曲輪状に囲まれる。その南斜面に長辺100mほどの長細い曲輪が設けられ、南東側に堀切を隔ててもうひとつ曲輪を置く。ピークの北側にも、長さ50mを超える堀切が設けられている。
交通
・阪急電鉄嵐山線嵐山駅から徒歩約5分で登城口参考文献
・『図解 近畿の城Ⅲ』戎光祥出版、2016年。